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【初期】コンビミ肉まん(架空コンビニ) / 『くつしたおるよ。』 黎明編-002


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


また買いに行こ。

 
 


 

 


  +  +  +


 
何にでも モチ入ってるの好きなのだ。


 
ちなみに、時間かかりすぎてレジ前に列ができる場面は
これに応用された。

 

  +  +  +


  

この数年で、コンビニの店員さんも
外国人らしき人が増えたりして
昔とは少し様相が変わってきたけど、

これを描いた十数年前は、まだ
コンビニもファーストフードも
”やる気なさげなバイトがマニュアル通りに声を発する”
みたいな感じが横行していて
(私の目も心も曇っていたので余計にそう見えた可能性)

「あたためますかー」
「お箸いりますかー」
などの言葉を呪文のようにただ唱えている風な
心のこもらなさを感じつつ接客を受けていた。

「あたためますか」と口だけが動くけれど
「はい」と返答されることを
まあまあ想定しているだろう、
「いいえ」と断られたら
一瞬、「ん?」と考えなければ
脳みそ休止モードだったわ、「で、なんて?」
みたいなことにならんだろうか。
などと勝手に想像したりしていた。

ので、
「あたためますか」
「いえ、結構です」
でも「チーーン」
というやり取りが描きたかった。


あと、コンビニの電子レンジが強力で
短時間でもホッカホカになる。
弁当なんかはシールに目安時間が書かれているけど
それが不明なものをチンするとなったら
「ご家庭のレンジ」の感覚で加熱時間を設定したら
どえらい熱い、ちんちこちんになってまうのではないかと。
(エセ名古屋民がネイティブぶってみる)


そして、私は
コンビニで買う「からあげ棒」が好きだった。

「鶏の唐揚げ」なんて
家庭か中華料理屋か、あるいはファミレスか
とにかく「料理」として皿に盛られるもの
だったはずが、
串に刺さっているとかー。

スナック感覚に手でつまむタイプも従来からあったけれど、
外でそんなものを食べて
ぬるぬるになった指はどうするの、舐めるの?
その舐めた指で吊り革とか持つの?
と思っていた私は、あまり買わなかった。

でも、串に刺さってるなんて、魅惑。

でもまあ、過剰に人目を気にする私は
「からあげ棒」を食べ歩くようなことは
ほとんどしたことがなく、
自宅へ持ち帰って、皿に乗せて
箸でほぐしながら食べるのが常だったのだけども。


あっ、からあげじゃないね、
肉まんの話をするべきだったね。

肉まんは、買ってすぐ食べないと
冷めたらおいしくないので
外で食べることが多かった。

ん?人目?そうやね。
肉まんを買うときは、たいてい誰かと一緒なので、
一人じゃなければ、外でものを食べても
あまり人目が気にならないからいいのだ。


でも、肉まんの皮とかパンって
直接、指で触ると
手がパンくさくなるからイヤなのだ。
紙とかビニールで包まれてるといいけど。

だからこれも、
「お箸いりますか」みたいに
「串いりますか?」っていう選択肢が
あればいいのに、という私の願望です。


串に刺すのは、これに応用されました。


  +  +  +


雑な線画なので、
スマホなどでは見にくいかもしれませんが
すみませぬ。


また次回も おたのしみに。
 
 
 

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