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茶室建築 Tea-Room
2020年2月23日 12:50
「大徳寺孤篷庵 忘筌(ぼうせん)」桃山時代から江戸前期の茶人・小堀遠州のつくった茶室。戦国時代以降、ようやく安定してきた武家社会において作事奉行・茶匠として活躍し、利休の死後に武家の茶風を確立した古田織部(へうげもの)の一番弟子でもあります。遠州は武家茶をさらに推し進め、書院に中柱と点前座を付ける手法で、書院の茶室を完成させました。この忘筅は晩年の作。全体十二畳に一間床。点前座