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成果が先?関係性が先?〜オオカミに学ぶ【強いチーム】ができるまでのプロセス〜



こんにちは!

さーちゃんです(*^^*)


「命の熾火を守りともに育てるFirekeeper」として、

セクシュアルマイノリティの子どもたちとその保護者の居場所作りや啓発活動を行ったり(ここいろhiroshima)、神石高原町豊松地区の子育て支援コーディネーターをしてます。

現在、【火】を通して自分自身見つめるファイヤーリトリートというもののプログラム化も行っています(*^_^*) 


詳しいプロフィールはこちら


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あなたは【強いチーム】と聞いてどんなチームを思い浮かべますか?


記憶に新しいオリンピックの選手たちのような

スポーツのチームを思い浮かべる人もいるでしょうし、


私はハロプロが大好き💓(笑)なんで、

アイドルのグループを思い浮かべます。


私の思う強いアイドルグループは、

歌もダンスもみんな上手でパフォーマンスのレベルが高く

なおかつそれぞれの個性キャラが存分に発揮されてたり、グループ内のメンバー同士が仲よくて雰囲気のいいグループは、

強えええ!!最高!!

と思ってます(笑)

(ハロプロはそんなチームばっかりで、私はもうメロメロです(*゚∀゚*)(笑))



あなたの所属してるチームはどうでしょうか?

職場や家庭など

誰かと一緒に活動する場=チーム

でのチームワークはいい感じですか??



もしかすると、

みんなやることはやってんだけど

なんかギクシャクしてるんだよなあとか

逆に、

仲は良いんだけど結果に結びつかないんだよねえとか

そういう悩みがある方もいるかもしれませんね。


今日は、【強いチーム】ができるまでのプロセスと成果と関係性の話について、私が体験したことをお話ししていこうと思います^_^



その私の体験というのが、

画像1

オオカミになる

という体験なんです。

(すごいパワーワードですね、これ(笑))


自分の魂の道を歩みたいあなたへ~私が私になる旅の物語~

↑この記事で少し書いたのですが、私はこの4月に「Be wolfキャンプ」に参加しました。


このキャンプでは、

私たち人間はオオカミになって、

群(パック)の仲間たちと協力しながら

森の中を駆け回って敵にタックルをしかけたり、

暗闇の中を静かに忍び寄って獲物を捕まえたり、

パワフルで巨大な鹿(役の人)を捕まえたり、

とにかく野性味あふれた活動をたくさんします。


このキャンプのおかげで、

私はオオカミのもつ野生のパワフルさを体感できて、普段揺さぶられないような自分の深い部分が揺さぶられ、自分のコアが呼び覚まされていくきっかけになりました。


また8月に入ってから、「リトルウルフキャンプ」という、子どもたち向けのプログラムにスタッフとして関わることがありました。

これも大人版と同じように、

子どもたちがオオカミになって

パックの仲間とともに

野山を駆け回り、冒険していくキャンプです。

(プログラムのワイルドさは同じです(笑)子どもでも容赦ありません。)


これらのウルフキャンプで大切にされているのが、

パック(チーム)の仲間と共に

課題を解決していく

ということです。


オオカミは私たち人間と同じように群の中で生きる動物で、

群の仲間と狩りや子育てをしていくために

チームワークコミュニケーションを発達させていきました。


そのオオカミたちの姿は、私たち人間のお手本になるほどで、オオカミは濃厚に仲間と関わり合って強いパック(群・チーム)を作っていきます。


実は、私この2つのウルフキャンプに参加する中で、チームワークを考える際にすごく大切になる概念/言葉に出会って。


それが

・Task Function(タスク・ファンクション)

・Maintenance Function(メンテナンス・ファンクション)

という2つの言葉です。


タスク・ファンクションというのは、

成果を出すために具体的にどうするか」という

いわゆる手順方法について

話し合いながら決めていくことです。


仕事場や家庭など、誰かと何か一緒に物事を進めるときは、

・いつまでに成果を出す必要があるのか?(期限)
・どのような方法で目標を達成していくのか?(方法論)
・誰がその役割をするか?(役割分担)

など、こういうタスク・ファンクション/成果を出すための機能が必ず出てきますよね。


一方、メンテナンスファンクションというのは、

一人一人が安心してこの場にいられるか

誰かが困っていたり助けが必要な時にその声を聞けるか(困ってる本人が声を出せるか)」

自分の想いや願い、葛藤について率直に語り合えるか」

というような、いわゆる心理的なケアその場にいる人たちの関係性のケアのことを指します。



タスク・ファンクションが成果という目に見える結果を取り扱うのに比べて、

メンテナンス・ファンクションは、一人一人の内面の充実や成長お互いの関係性というような抽象的で目に見えづらい部分を扱います。



一昔前の高度経済成長期の日本では、

とにかく行動して結果を出すこと

できることが多く効率よく動ける人=優秀な人材

というようなタスク・ファンクションばりばりな構図があったように思いますが、


最近では

関係性の質の向上が結果の質の向上につながる

という成功循環モデル(ダニエルキム)

も注目され始めて、メンテナンス・ファンクションに関する本もたくさん出てきています。



私はウルフキャンプの中で

このタスク・ファンクションメンテナンス・ファンクションという2軸が、

どういう風に絡み合ってチームが強くなっていくのかというプロセスを体験することができました。



ではでは、

そのプロセスを語る前に、

「強いチーム」って

一体どんなチームなのかを

まずは明確にしていきます。



【強いチーム】について語る上で

すぐに思いつくのは、

できることがたくさんあったり、できることの質が高いということ。


スポーツチームであれば、

各々のスキルはもちろん

チームとして試合に勝つための

戦術や連携プレーなどが

多彩だったり巧みだったり。


アイドルグループであれば、

各々の歌、ダンス、演劇やバラエティなどのスキルが高くて

メンバー全員でパフォーマンスしたときの

一体感や綺麗さなど。


一般の仕事に置き換えても、

各々のスキル・能力の高さや

チームとしてできることの幅広さ、スピード感、質の高さなどは、

あればあるだけ成果をあげられることにつながり、【強いチーム】であると言えそうですよね。


一方、強さというのは

メンタル・心の部分にもあらわれます。


よりよいプレー、パフォーマンス、仕事をしようと日々向上しようとしたり、

自分の弱さや至らなさを素直に認めて、仲間に助けを求められたり、克服しようと努力したり、

自分自身と向き合いながら、自分やチームのために常に最善を尽くそうとしたり。

これらの姿勢や心構えは心の強さがないとできないことですし、

この心の強さがあるから、

達成するまで諦めずにやり切れたり

自分やチームの独自性や成長を促して

より魅力的なチームへと変化していけます。


こういう真摯さや向上心、貢献などのマインドが備わってるチームも【強いチーム】と言えそうですよね。



これらを踏まえて

リトルウルフキャンプで

私のパックにいたある中学生が放った言葉が【強いチーム】の要素の的を得ていたので紹介します。


それが、


自分の願いも、チーム1人1人の願いもどちらも大切にして、みんなで叶えていけるチームになりたい


みんなで協力してタスクも達成したいし、チームとして一体感をもって、仲間の感覚・つながりも感じたい」


という言葉です。

(こんなことを言える中学生ってマジですごくないですか!?)


この子の言葉には、

自分仲間をどちらも大事にする

タスクメンテナンスどちらも両立する。

という、とても重要なことが入ってます。


まずは、自分自身を大事に扱う

そして、自分につながる仲間たちも同じように大事に扱う。

その上で、成果と関係性をどちらも充実させていけるチームというのが、

強いチームなんじゃないかと思います。


強いって言葉だけ聞くと、

成果をバリバリだせる

即行動、即結果

みたいなイメージがありますが、


自分のもつ弱さ痛みをさらけだせたり、

困った時に助けてって言えたり、

どういう自分でありたくて、今どんな風に葛藤したり、向き合っているのか、

そんな自分の真実を語れること強さの一つです。


自分の語った真実をありのままに受け止めて、聞いてくれる仲間がいたら、

それだけでめちゃくちゃ心強いし

安心感やつながりを感じられますよね^_^



そういう意味でも、チームが強くなるためには、

メンテナンス・ファンクション(関係性づくり)

は欠かせません。



実は、リトルウルフキャンプで

自分のパックの子の中に、

メンテナンス・ファンクションの達人

のような子がいました^_^


その子は、全体の場で説明している人の発言をよく聞いて、

なるほどねえ!」って反応したり、

俺はね、こう思う!」とかって自分の想いや体験を話し始めたり、

それどういう意味なん?」と聞いたり、

絶妙な間で面白いフレーズを言ったり、

とにかくよく反応してよく喋るんです(笑)



この子が率先して反応したり、

素直に言葉を出すから、


周りの子たちも

そんな風に反応していいんだ

素直に聞いていいんだ

ここは自分の想いを出してもいい場なんだ


って自然に思えますし、

その子の発言のおかげで

場が和んだり、大切な内容を深めたりすることにつながっていきました。



でも、こういう子って普段の学校では

問題児扱いされることが多い。


話を最後まで静かに聞けない

とか

おしゃべりで授業を止める

とかって思われてしまいがちなんですが、

(教員してる時に私もそう思ってしまってました)


それは先生が、

正しい授業の進め方受け方像(だまって話を聞いて、必要な時だけ話すなど)

子どものあるべき姿などの

自分の枠でしか子どもを見れていないから。


一見授業に関係ない発言のように思えても、

その一言でクラスの雰囲気がよくなったり、授業が活発に進むようになったりすることはよくあります。



リトルウルフキャンプでは

このメンテナンス・ファンクションの達人の発言を

うまく拾い上げてみんなに返したり、

笑いにつなげたり、場を深めたりする

大人たちがたくさんいました。


その子の発言をどういう風に捉えてるか(意味のない必要ない発言or大切な発言)

大人の見方や扱い方が違うだけで

こんなにも場が和らぐんだと感じました。

(教員時代の自分にそんな力量があったらなあと、しみじみ思いました。)


これは、大人のメンテナンス・ファンクションでも同じことで、

仕事や活動の成果に直接的につながらない

世間話やお互いの近況などを

仕事に関係ないから、ということだけで

切り捨ててしまうと

どんどん職場の雰囲気はぎくしゃくして、

率直に語り合うことができなくなります。



率直に自分の意見や想いが言えない環境では、

私たちは自分のことを大切に扱ってもらっているとは感じられず

周りから自分がどう見られてるのか不安になったり、

やりがいを感じられずおざなりに仕事をしてしまったり、

そんな心理的な負担やストレスから仕事上のミスが生まれたりします。


たとえ、望むような成果出せたとしても、

この仲間と一緒にもっと頑張りたい

このチームに貢献したい

というようなモチベーションは生まれず、

成果を出すことだけが目的になって

徒労感消耗感を感じてしまいます。

(教員をしてる時の私は、まさにこんな感じでした)



じゃあ、メンテナンス・ファンクションさえやっておけばいいのかというと、

お互いの気持ちを十分知り合えて、応援し合える関係性ができても

具体的に動かない(成果を出そうとしない)

のであれば、現状は何も変わりません。



いわゆる女子会は、

まさにメンテナンス・ファンクションの極みです(笑)


誰かの話や発言に対して

分かる〜!!私もさあ〜

と共感&便乗したり(笑)


脈絡もなくいろんな話題が話されていって

最終的に、

やっぱりこのメンツ最高〜!

めちゃくちゃスッキリしたわ〜!

ありがとねえ〜また集まろうね〜!

って感じで、みんな満足して帰ります(笑)


この女子会は、

自分の気持ちを出して聞いてもらうこと自体が目的で、

誰も具体的に解決しようとか、何かを達成しようとは思ってません。

(ここに、タスク・ファンクションばりばりの解決思考の男性が入ると一気に場がしらけるのは、そのせいです(笑))


それにこの会が終わった後に、

実際に何か行動を起こして変わる人はほとんどいません。

次の日も次の週も、下手したら次の年も、

同じように過ごし、女子会でスッキリすることを繰り返すでしょう。



仕事や家庭であれば、

どれだけ関係性が深まって

なんでも伝え合えるようになっても

やるべきタスクをしなければ

得たい成果は手に入らないし

望むような方向性には進みません。



このタスク・ファンクションメンテナンス・ファンクションは言うなれば自転車の両輪であり、

どちらもバランスよく必要で大切。


自分らしく生きるための【目標】の使い方


↑この記事でも書いたのですが、

自分らしく生きていくためには、

・抽象的な側面(自分のあり方・ビジョン・指針などのbeing)

・具体的な側面(具体的な行動や方法論、やるべきタスクなどのdoing)

このどちらもが必須です。


これをタスク・ファンクションとメンテナンス・ファンクションに当てはまると、


タスク・ファンクションは、具体を扱うdoing

メンテナンスファンクションは、抽象や存在そのものを扱うbeing

と言い換えることができます。



そのどちらも大事なのですが、

強いチーム】を作る上で

より優先的に大事にすべきなのは

メンテナンス・ファンクションの方。


なぜなら、

メンテナンス・ファンクションは、

自分の存在そのもの(being)

に関わるものだから、

その場にいる安心感仲間への信頼感を育んでいくことにダイレクトに影響を与えます。


木でたとえると、

being根っこ幹。

その木がしっかりその場に立っていられるかどうかは、根っこや幹がしっかりしているかどうかにかかってます。


逆にdoing側幹枝葉

幹の外側が硬く立派に育っていたり、枝葉がたくさんあることで、より栄養をたくさん吸収できたり、果実(成果)を得られたりします。


木の成長になぞらえると、

チームも根っこの部分がしっかり育つことで

側幹や枝葉ものびのびと成長していくことが

想像つくと思います。



自分が参加者としてオオカミになったBe wolfキャンプで感じたのは、


パックの仲間たちが、

さーちゃんはどう思うの?

さーちゃんはどうしたいの?

と事あるごとに聞いてくれて、


パックの仲間たちは自分のことを

ちゃんと気にかけてくれている。


仲間としてカウントしてくれてる。


この仲間たちは自分を大事にしてくれる、話に耳を傾けてくれる。


と思えて、安心できました。


勇気を出して自分のやりたいことやリクエストを口にすると、

よし、それやってみよう

と、リクエストにも全力で応えてくれました。

(その時の私のリクエストは、自分の中で怖くて出せなかった力強いエネルギーを思いっきり出すために、背中にみんなの手を置いてもらって「桜ーーー!!!」と叫んでもらうことでした。)


そういうことを経ていく中で、

このパックの仲間たちは、自分のリクエストに応えて叶えてくれる。

自分もみんなの力になりたい。

みんなのリクエストを叶えたい。

このパックのみんなとなら、きっと大丈夫だ。

と自然と思えるようになって

パックのつながりを強く感じられるようになりました。



リトルウルフキャンプでも、

中学生たちが下の子たちに

いま何か困ってない?

◯◯ちゃんはどう思うの?

言いたくなったらいつでも言ってね

という何気ない一言をこまめに伝えていて。


その場では聞かれても何も言わない子も

自分のことを気にかけてくれている

という感覚はしっかりと芽生えていて、

パックがどんどん安心できる場になっていきました。


これは、まさにチームに根っこがおりている感覚幹を大事にしてもらってる感覚です。



こんな風に、メンテナンス・ファンクションは

ちゃんと気にかけてるよ

そばにいるよ

見守っているよ

味方だよ

応援してるよ

大事に思ってるよ

と言葉でも態度でも伝え合うことで、

少しずつ機能していきます。

(伝え方はケースバイケース。そよ風のようにさりげないことが大切な時もあれば、時には激しくぶつかり合うことで機能することもあります。)



お互いの存在(being)を

ありのままに受け止め合える

ことができるようになったチームは

お互いの真実(想いや葛藤、願いなど)を扱い合えるようになり、

自分や相手のことがよく見えてきて、

自分とチームみんなが同じように大事になります。

そういう感覚になったとき、

私たち人間は自分1人の時よりも自分のもてる力を発揮しようというモチベーションが高まっていきます。



ここまでモチベーションが上がっている状態を作ることで、はじめてタスク・ファンクションは機能します。


強いチームになるためには、

みんなのbeingが整っている・揃っている状態で、

どうやって課題を解決するか

どうすればみんなの力が出し切れるか

ということを決めていくことが、すごく大切。



タスク・ファンクションで具体的なdoingを決める時は、

達成したい・上手くいってほしい

という思いから、

かなり細かくやり方や役割について

話し合ったりすると思うのですが、


最後の最後は、

もう、このやり方でいこうよ!

やってみようよ!

と誰かが声を上げて決めることが必要です。


いくらうまくいく方法を考えて話し合っても

やってみないことには分からないし、

あーだこーだと話し合っているあいだに、大事なタイミングを逃してしまうことも多々あります。



達成するための手順や方法を誰かが声をあげて決めて、みんなで合意がとれたときに、

これでいこう!

きっといける!

という雰囲気にチーム全体がなっていたら最高。


その方法でうまくいくかどうかは

誰にも分からないはずなんですが、


このチームのみんなとならいける

なぜだか分からないけどできる気がする

という、ある種の信頼感がその場に生まれていると、不思議とみんなで話し合った方法や役割通りじゃないのにも関わらず、うまくいきます。


決めたやり方通りにやるからうまくいくんじゃなくて、

みんなで達成したい

やり遂げたい

叶えたい

という一人一人の強い想いが、

臨機応変にその場に合わせて実行できる力

最後までやり切る力

を高めて、達成まで導いてくれるのだと思います。



私がウルフキャンプで痛感したのは、


メンテナンス(being)のどこかが滞ると、

チームとしてタスク(doing)は達成できない。


ということです。


自分が参加者としてオオカミになった時は、

パックの仲間とかなりハードな試練

(目隠しの状態で全力で走って、制限時間内に、声も出さずに、指定された順番に真っ直ぐ並ぶ)

に立ち向かったのですが、


その試練までにパックの中で、かなり丁寧にメンテナンスをやってきたにも関わらず、

制限時間内にどうやって全員指定された場所に行くか。

目隠し+話せない状態でどうなって順番に並ぶのか

全員が順番に真っ直ぐ並んだことをどうなって確認するか。

などなど、確認すべきタスクの多さに翻弄されてしまいました。


タスクをどうするかばかりに気を取られて、

みんなの不安感や想いをメンテナンスすることが不十分で、

挙げ句の果てに、私はズルをしてしまいました。

(走ってる時に、ちらっと目隠しの下から地面が見えて、そのまま少し見えてる状態で走り続けてしまったんです…)


私の中には、

目隠しして走るの怖いなあ

でも、全力で走って一番に指定された場所につきたいなあ

という、相反する気持ちがあって、

その結果、少し見えた状態で走ってしまうというズルをしてしまいました。

(こんなズルい自分がいることを知れたのも、大きな収穫でした!)


こういう自分の相反する気持ちや

ズルをしてしまった自分がいることも

パックのみんなに率直に語りたかったのですが、

タスクに飲み込まれてしまってる空気では

なかなか言い出せなくて。


結局、この試練は達成できないまま終わり、

後の振り返りの時間で、

率直に各々の気持ちを語り合う中で

実は、こういう不安感があった

実は、本当はこうしてみたかった

というみんなの本音が出てきました。

(私も自分の気持ちやズルを伝えました。)


このときに、あるパックの仲間が

みんなの不安感がなくなって、これでいける!ってところまでもっていかないと、【何か】が作用して達成にはこぎつけないんだね

と言っていたのが、すごく印象的でした。


逆に、リトルウルフキャンプのときは、

このメンテナンス・ファンクション

じわじわと効いて、

最後の一番ハードな試練も

子どもたちだけで

乗り越えて、達成できたんです。


この差は、

言葉にするのが難しい

感覚的な、もっというと

目に見えないレベル【何か】

その場に宿って、作用しているんだと思います。


今の私なりのその差を生むものを

言葉であえて言うのであれば、

自分・仲間・その場への【信頼感】の差

だったり

真実が語られて全てが調和している【ムード】の差

だったり

そういうものなんじゃないかなあと思います。




成果を出すために、直接的に成果が上がるスキルや行動を磨くことももちろん大切ですが、


それ以上に、

メンテナンス(being)→タスク(doing)

の順にチームを作りをしていくことで、

自ずと【強いチーム】になっていくはず。



チーム内で何気ない会話を増やしたり、

実はさあ〜」っていう自己開示を行ったりすることで、チームのメンテナンスは確実に効いてきます^_^


そういうメンテナンス・ファンクションを高めようと思ったら、

まずは自分で自分自身のことを知ってあげたり、本音を取り扱ってあげたり、対話してあげることが大切。


自分の興味関心を知ってそれに沿って行動してあげれば、自然と人に話したい話題は増えますし、

あなたがあなた自身のメンテナンスを誰よりも丁寧に大事にしてあげることで、仲間に対してもそういう風に接してあげることができるようになります。


そして、もう一つ大事なのは、

メンテナンスの上手な人お手本になる人を見つけて、真似すること。


メンテナンスはとても感覚的なものだから、

この人の関わり方素敵だなあ

自分もこんな風になりたいなあ

っていうモデルをたくさん見つけて、

たくさんメンテナンスしてもらって、

体感して学ぶっていうのが一番早いです^_^


ぜひあなたの理想的なメンテナンスを行う師匠を見つけて、理想的なチームを作ってくださいね^_^



あなたの思う【強いチーム】ってどんなチームですか?
あなたの望むチームを作るために、あなたはまず何から始めますか?


現在、【火】を通して自分自身見つめるファイヤーリトリートというものをプログラム化するためにモニターになってくださる方を募集しています(*^_^*)

ファイヤーリトリートを通じて、あなたをよりあなたらしくする目標が見えてくるるかも★

【募集定員】5名限定→満員御礼!!本当ありがとうございます!!

ただいまプログラム化に向けて準備中です!今しばらくお待ちください★



最後まで読んでくださりありがとうございます!

今日も応援しています!

ホーミタクエオヤシン。

2021.8.25 高畑桜


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