【商品開発裏話】可愛いパッケージができました♡
今日はついに、パッケージとイラストを紹介します！
私のなかなか言語化しづらいこだわりもあってデザイナーの新井さんも大変だったと思うのですが、おかげさまで長い時間をかけて出来上がりました（涙）
デザインはもちろん、パッケージの形状、サイズ、材質、シールの紙質、印刷方法…ひとつひとつに悩みながら進み、シンプルながらなかなかここまでたどり着くのが大変でした。
でも、色々検討した結果辿り着いたデザインなので、とても愛着があり気に入っています！
撮影の小道具としても入れているように「鏡」がアートディレクションのモチーフになっていて、イラストを囲う銀の円も「鏡」を表しています。
薬膳茶はセルフケアの道具だけど、もっと大事なことはセルフラブ。自分の体と心を大切にするために、まずは自分と向き合ってほしいから。
薬膳の古臭いイメージを払拭して、よくあるオーガニックティーのナチュラル感とも差別化した、洗練された新しいポジションに。
けれどサプリのように無機質にはせず、自然の温かみや理念を感じられるように。
そんな難しいディレクションのもと完成しました。笑
そして、パッケージの主役はイラスト。商品は全部で26種類もあるので、26個ものイラストを描きおろしています。どんなタッチがいいかを相談して、クリエイティブに合うイラストレーターさんを探して、西村昌実さんというとても緻密で温かみのある絵を描かれる方にご依頼させていただきました。
モチーフや参考を送ってひとつずつ丁寧に描き上げていただいたのですが、もう本当にクオリティが高い…！
やりとりも温かく、修正も優しく細かく対応していただき、西村さんにお願いして本当によかったなと思っています🌼
特別に許可をいただいたので、ラフから着彩までのリアルな制作過程をチラ見せします！
これを手書きで描いているなんて！と驚きますよね。
この緻密で素敵なイラストを引き立てるために、印刷する紙は上質なヴァンヌーボを採用しています。インクが載るとキラキラしているように見えてとても綺麗なので、ぜひお手元に届けたいし実物見てもらいたい…！笑
銀円部分は、最初は型を作って銀箔を押す想定で進めていたけど、いろいろ検討した結果、高精細に再現できる銀インクを採用しました。
初稿が出揃ってくるのがすごく楽しかった…！
「パッケージにお客さんの名入れをしたい」
これは私が譲れなかったこだわりで、右下に名前を入れるスペースを作ってもらいました。ここも課題が多くて、手書きにしたら字が毎回バラつく、そもそもオペレーション的に可能なのか、ミスした分の廃棄はどうするかとか、たくさん検討しました。結果、新しくPCとソフトを導入して専用ハンディプリンターでひとつずつ印刷することになりました。
完全無料オプションなので、ご自分用にも贈り物用にも、大切な人の名前をいれて愛してあげてください。
さて、最終入稿を終えて、今まさに全種類印刷中です！
パッケージの印刷だけでなんと2ヶ月くらいかかるんです。種類が多いのもあるけど、よくあるラベルシール素材じゃなくてヴァンヌーボという厚紙を貼るから、糊付け作業も時間がかかって大変みたい。その間にお茶を工場で製造中です◎
原料の販売元、輸入代行会社、資材の販売元、印刷会社、デザインと印刷を取りまとめてくれる方々、お茶を詰める会社、名入れをする会社、全部違う会社さん。本当にいろいろな方の力を借りてひとつの商品が出来上がっています。感謝の限りです。
ということでいよいよ大詰め、来年2月には発売開始できそうかなという感じです☺️
まだまだやることは多いですが、私も待ちきれません！
ぜひぜひ楽しみに待っててくださいね〜〜〜！
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