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初のネパールでアーユルヴェーダを受けてみた#16

アーユルヴェーダセラピストが、1ヶ月かけてインド〜スリランカ〜ネパールを巡るアーユルヴェーダ・ヨガ・瞑想の学ぶ旅016♪

スリランカに10日程滞在後、インドに入りしたあと→ネパール入り。

インド・デリーから、ヨガの聖地と言われるリシュケシュへ向かう前に、お隣の国ネパールへ行ってきました。

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(↑今回宿泊したカトマンドゥのホテル近くの路地)

ネパールといえば、ヒマラヤの国。
ヒマラヤの日の出を見てみたいなーという願いの他に、この旅の一番の目的は・・・やっぱり「アーユルヴェーダ」!

以前ネパールに住んでいて日本に帰国した知人から、
「ネパールでもアーユルヴェーダクリニックがあるし、アーユルヴェーダは古くから地元の人たちの健康維持のケアや病気・不調へのケアとして取り入れられているよ」ということを聞いてから、いつかは現地に行ってアーユルヴェーダを受けてみたいと思っていたのです!

寒い時期にオイルで身体を温めるケアや、妊娠中のケアとして、そして産後のケアや赤ちゃんへのケアなど、生活の中にアーユルヴェーダが取り入れられているのだとか。

■独自で発展してきたネパールのアーユルヴェーダ

ネパールでは保健省の下にアーユルヴェーダ局が設けられているそうです。
チベット医学として古来の伝統も取り入れつつ、仏教の哲学を基本にインドからのアーユルヴェーダも取り入れながら、独自の医学として発展させた歴史があるようです。

スリランカのアーユルヴェーダがインドで発祥した伝統的な内容とは少し違ったように、お隣の国インドからネパールに伝わったアーユルヴェーダは、現地でどのような活かし方をしているのか...興味津々です。


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今回のネパールへの交通手段は、陸路ではなく飛行機で。デリーから出ているネパール航空の直行便の飛行機を使いました。

約2時間程で到着です。

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(↑トリビヴァン国際空港の到着ロビー入り口)



ネパール人は仕事がマイペースなようで、入国審査待ちで長蛇の列ができていても、審査官は同僚と談笑しながらゆったり対応をしていて前になかなか進みません。笑
到着後、入国審査だけで2時間かかりました。。。

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入国審査を終え、やっと空港の外へ。

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ピックアップのために出口で待ってくれているホテルのスタッフさんと合流。

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約30分ほどでカトマンドゥの市内に到着です。

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楽しみにしていたアーユルヴェーダ施設へは
ネパール入りしてから2日後に予約して向かいました。

■初めてネパールで受けたアーユルヴェーダは設備がすごかった?!

今回行ったアーユルヴェーダ施設は「アーユルヴェーダ・ヘルスホーム」というところです。
本格的なアーユルヴェーダが受けられるとして地球の歩き方にも載っています。

本格的な治療プログラム(パンチャカルマ)も行っている施設で、海外からの滞在者も多いようです。

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場所は、今回滞在していたカトマンドゥ市内のタメル地区から約4キロほど離れたところにあります。

わかりにくい場所にあるので、交通手段はタクシーが便利です。

特にタメル地区など観光客の多い場所だと客待ちしているタクシーも多いですし、流しのタクシーを捕まえることもできます。

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ガイドブックなどにはネパールでのタクシー料金は基本的にメーター制と情報がありますが、実際はメータを使って乗せてくれるタクシーはほとんどいません。

地元の方にタクシー料金について話を聞くと、
国からはメーター制にして料金を取るように最近決まりが出来たそうですが、メーターに沿った料金ではとてもじゃないけど食べていけないのだと。

なので、ほとんどの場合は、距離によって大体の値段をタクシー運転手が決めています。
タクシー運転手によって値段はまちまち。
(交渉次第!)

今回は交渉したら300Rs(約270円)で行ってくれました。


外国人・観光客には乗車料金を大幅にふっかけてくることも多いので、現地の相場を掴んだら、しっかり交渉が大事だなと今回も学びました*

言い値の半額になることも結構あります。
交渉しながら現地の方とコミュニケーション取るのも一つの楽しみです。^^


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タクシーで15分くらいで付く距離ですが、
結構へんぴな場所で・・・これは迷う!!

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迷いながら20分ほどで到着。

地図上では、ここで間違えなさそうですが・・・
門が閉まっているし、
どうやって中に入っていいのか分からず。

入り口を探して10分ほどウロウロ迷いました。

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事前に、電話でトリートメント予約をしておいたので、
受付で予約の名前を伝えて待機。

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いよいよ施術のためにお部屋へ!


「では、服をすべて脱いでください。
脱いだ服はこの椅子の上に置いておいてくださいね。」

と言われましたが・・・
日本でオイルトリートメントの施術をする前に履くような
紙ショーツらしきものも何も渡されていません。

ん?紙ショーツなど覆うものは一切ないの・・・?
と不安になり念のために確認。

「あのー、
 ショーツも全部脱ぐんですよね」

「はい、脱いで椅子の上に服と一緒においてください。」

こちらの施設では
素っ裸でのトリートメントが当たり前のようでした。

あー紙ショーツを持参するんだったなー。。。と心の中で叫びつつ
恥ずかしい気持ちを抑えて
モジモジしながら服を脱ぎました・・・(笑)

素っ裸の状態で誘導されるままベッドに横へ。


そこでまず驚いたのが、木製ベッドの上に敷かれているマットです。
失礼ながら設備にはあまり期待していなかったのですが、マット全体が温かくなるような仕様になっていました。
オイルトリートメント用の防水の厚めのマットに電気ヒーターが内蔵されている特注のものなのでしょうか?!

スリランカでもインドでも、木製ベッドの上のマットに横のなったときは
ヒヤっとすることが多かったので、海外で受けるアーユルヴェーダで温かなマットは初めての経験でした。


寒いネパールならではの工夫がされています。
ぽかぽかなマットの上で、温かなハーブオイルが垂らされる感覚。身体を温めながらの施術はすごく心地よかったです。
(日本で使っている発汗用ヒートマットとは少し違う感じでした)


横になってからは、ただただセラピストさんに身体を委ねて、
贅沢な癒やしの時間を過ごすことができました。


こちらのアーユルヴェーダ施設は、ネパールにおけるアーユルヴェーダの第一人者 Dr.コイララとドイツ人の女性が共同経営するサロンとのことで、セラピストさんの話によると、ヨーロッパから来られる方が多いそうです。

以前いった南インドのアーユルヴェーダ施設でもそして今回のスリランカでもそうでしたが、欧米・ヨーロッパ(特にドイツから)プログラムを受けに来られる方が多い印象です。


ヨーロッパや欧米の方のように、ゆとりのある休みをとって、自分のこころと身体に向き合う時間や集中してケアする期間をつくることも大事ですね。

次回はぜひ、ネパールの滞在期間を増やしてこちらの施設でアーユルヴェーダのプログラムを受けてみたいなと思いました。

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施術をしてくれた、セラピストのtaraさん。(↑右下の右)
勤続20年以上でベテランセラピストさんで、この施設がオープンした時から働いているそうです。

海外からもネパールのこの施設に毎年リピートされる方や、何年か後に戻って来てくれるお客さんも多いそうで、長く務めていると人との出会いと再開が嬉しくて、仕事が楽しいと話してくれました。


手技は、圧がしっかりとしたスパトリートメントに近いスリランカよりも、滑らかで柔らかい南インドの伝統的な施術に近いように感じます。

施術はドクターから直に教わったそうで、インドから伝わったものをベースにネパールで発展してきた独自のアーユルヴェーダ・オイル療法の手法なのだと教えてくれました。


柔らかいタッチの程よい圧で、トロンと微睡むようなゆったりとしたリズムがわたし好みでした。

ネパールでのアーユルヴェーダ初体験★大満足です。

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次は市内で見つけた美味しいネパール料理についてや、地元ネパール人に教わったネパール料理体験のことなどをまとめます♪

つづく・・・

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【旅記事その他、つづきの記事】
Vol.1:アーユルヴェーダセラピストの学び旅スタート
Vol.2:バワ建築のホテルに魅せられて写真を撮る手が止まらない!
Vol.3:私のタイプは?体質診断とウェルカムトリートメント
Vol.4:アーユルヴェーダ施設に滞在中の食事はどうなってる?
Vol.5:脳のマッサージ・究極の癒し、額にオイル・シロダーラ
Vol.6:スリランカとインドのアーユルヴェーダの違い?!
Vol.7:ヨガと瞑想プログラムに参加して気づいたこと
Vol.8:スリランカ・ベルワラの小さな街に出て買い物へ!
Vol.9:願いがガツンとかなった7日間の滞在!ある1日の流れ
Vol.10:アーユルヴェーダ滞在まとめ★良かった点と悪かった点
Vol.117日間集中デトックスで変化はあったのか?
Vol.12トラブル勃発!アプリタクシーvs地元タクシー
Vol.13スリランカ2箇所目の滞在先で
Vol.14スリランカ料理クッキング体験*簡単レシピ
Vol.15:
初の北インド!憧れのタージマハルでさっそく騙される

記事を最後までお読みいただきありがとうございました。 (*˘︶˘*).。.:*♡