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ヨガと瞑想プログラムに参加して気づいたこと#07

アーユルヴェーダセラピストが、1ヶ月かけてインド〜スリランカ〜ネパールを巡るアーユルヴェーダ・ヨガ・瞑想の学ぶ旅07♪

スリランカのホテル(ヘリタンスホテル)滞在中は、
毎朝、「チュンチュン...」と鳥がさえずる声が響く海の見えるプールサイドにヨガマットをセットし、朝のやわらかな日差しを感じながら、ヨガのプログラムを受けていました。


朝のすこし肌寒い澄んだ空気と、ヨガマットに寝転ぶと空が見える開放的な雰囲気に癒やされながらのヨガ。
おかげで、凝り固まっていたカラダやココロが、日に日に解けていきました。

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わたしのカラダはとてもやっかいで、腰や肩が硬くなってくるとすぐに痛みや不調がでてきます。
そのため、毎日ストレッチがかかせません。

ストレッチは慣れていますが、「ヨガ」は超初心者です。
本や動画で観たポーズを独自の方法でやってみたり、数年前に通っていたジムのスタジオで何度か体験したことがある程度のド素人。

わたしのようなヨガの超初心者でも、不安なく参加できるやさしい内容に組まれてあるヨガのプログラムなのですが・・・

参加初日、筋肉が固まっているわたしのカラダには、ほとんどのポーズが苦しいものでした。
痛くて途中でポーズをやめてしまったり、休憩しながらの挑戦。


ですが、そんなわたしも、3日目...4日目...とつづけてヨガに参加していると、ヨガのポーズがすこしずつ心地よくなっていくのを感じてきました。

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(この2週間後、インド入りしてヨガの聖地リシュケシュにも滞在することになるのですが、そこでカラダが動けたのも、ここのでの体験があったおかげだと強く感じています。※インド旅の記録ものちのちまとめていきます!)


■自分の内面と向き合うメディテーション(瞑想)プログラムも参加しました!

夕方にはメディテーション(瞑想)のプログラムもあります。

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瞑想の時間は、僧侶が「人生」について大切な考え方を説いてくれて、そのために必要な自分と向き合う時間(メディテーション)を色々な形で行う方法を伝えてくれました。

例えば、歩く瞑想。

裸足になって、目をつぶって歩く。

普段は無意識にやっている行動ですが、歩く動作の一つ一つの動きに意識を向けてみるのは初めてでした。

右足のかかとを地面につけて、指先までゆっくり地面を感じながら歩く。
重心が右足にのっているのを感じながら、左足のかかとから指先にかけて
ゆっくりと地面から離れていく...
そのままゆっくりと左足のかかとを地面につけて....

目をつぶって、心を「いま」に向けて、何も思考せず、何も考えずに、ただただ「歩く」ということに意識を集中させます。

初めての感覚でした。

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この瞑想プログラムで、僧侶が伝えてくれた言葉があります。

「Happiness is HERE!」
 (ハピネス イズ ヒア)」


このアーユルヴェーダ施設に滞在されている方は、
ヨーロッパから来られている方が約7割ほど、日本人約2割、欧米からの方が約1割ほど。(※わたしが感じたおおよその割合です。滞在時期によって違うかもしれません)

つまり、ここに滞在している人たちは、
現地の人たちに比べると経済大国といわれる比較的裕福な場所に生まれ育っている人たちです。

僧侶はこう説きました。

「あなたたちは、何でも揃っています。
 食べ物も自由に好きなものが買え、欲しいものも手に入り、
 綺麗で贅沢なくらしができ、仕事だって手に入る。

 なのに・・・

 何にそんなに『恐れ』や『不安』や『不満』を感じているのですか?


『未来』に対して、起こってもいないことで
 必要以上に不安になり、恐れ、悩んでいる。

 そして

 過ぎてしまった『過去』に対して悔やんで後悔し、変えられないことで
  いつまでも悩んでいる。

  そうやって、常に自分に対して過度にストレスをかけて
  自分の大切な精神とカラダを壊していく。


 『未来』や『過去』のことばかりを考えて
  『今』を生きることなく、『今、目の前の幸せ』をみることなく

 いつもなにかに不足を感じて、足りないものに不満を感じ、
 新たなものを探し求めている。

 きっとどこかにあるはずだと願って、『幸せ』を常に探し続けている。

 まるで自分にとっての『幸せ』が、今この場所から
 遠く離れた場所にあるかのように・・・


 『わたしはどうしたら幸せになるの?』と探し続けている。

 あなたたちは、何をそんなに欲しがって、
 なにを恐れて悩んで不安になっているのですか?

 『幸せ』をいつまで探し続けているのですか?


『Happiness is HERE! 』
 (ハピネス イズ ヒア) 」


僧侶は、ずっとこの言葉を繰り返し伝えていました。


「幸せは、今、ここにある。」

とか

「今ある全てがハピネスなんだよ。」


そういわれても、あまりピンと来なかったり、
ありきたりな言葉だなーと感じたり

「わかってるよ。分かっているけど... でも、そんな風にはなかなか思えない」

と思ったりする人も少なくないのかもしれません。

でも、すべての真理はそこなんだろうな...と、わたしは感じました。


この滞在中で、もっとも強くこころを動かされた時間にもなりました。

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ヨガやメディテーション(瞑想)プログラムなどのすべてのプログラムは、ホテルの滞在中は無料で受けることができるので、カラダだけではなく
心身の浄化(デトックス)を目的としてもアーユルヴェーダプログラムはやっぱりオススメです!



滞在中に、ホテルの外に出て街まで来たのでそのことについても次回まとめたいと思います。


続く・・・


【旅note、つづきの記事】

Vol.1:アーユルヴェーダセラピストの学び旅スタート
Vol.2:バワ建築のホテルに魅せられて写真を撮る手が止まらない!
Vol.3:私のタイプは?体質診断とウェルカムトリートメント
Vol.4:アーユルヴェーダ施設に滞在中の食事はどうなってる?
Vol.5:脳のマッサージ・究極の癒し、額にオイル・シロダーラ
Vol.6:スリランカとインドのアーユルヴェーダの違い?!
Vol.8:スリランカ・ベルワラの小さな街に出て買い物へ!

記事を最後までお読みいただきありがとうございました。 (*˘︶˘*).。.:*♡