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私のタイプは?体質診断とウェルカムトリートメント#03

アーユルヴェーダセラピストが、1ヶ月かけてのインド〜スリランカ〜ネパールを巡るアーユルヴェーダ・ヨガ・瞑想の学び旅03♪

初!配車アプリPickMeで呼んだタクシーを使って移動→スリランカ空港を出発してから迷いながらも約2時間で「ヘリタンス・アーユルヴェーダマハラゲラホテル」に到着。

到着後は、チェックインを済ませたあとに軽めのウェルカムトリートメントを受けました。

楽しみにしていたアーユルヴェーダリトリートがスタートです!
ワクワクの初日のドクターカウンセリング(コンサルテーション)や到着初日の施設での体験をまとめました。


(アーユルヴェーダトリートメント専用棟の入り口↓)

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ホテルの敷地内には、宿泊棟とアーユルヴェーダの施術を受けるための「アーユルヴェーダ棟」があります。
アーユルヴェーダ棟は、宿泊棟から約2〜3分ほど歩いたところです。


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履物をぬいで、中で名前を呼ばれるまで待機です。ワクワク。

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スケジュールを確認してみると、初回はコンサルテーションの時間が長めにとられていました。(約30分ほどでしょうか)

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ドクターに名前を呼ばれて、コンサルテーションルームへ

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ここで、ドクターの問診、脈診などを経て体質診断によって今後のトリートメントプログラムの内容を決めていきます。

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問診後、「あなたのタイプは、ヴァータ・ピッタね」とドクターに言われました!

わたしはこれまで、南インドのクリニックやスリランカの別の施設、SPAなど...いくつものアーユルヴェーダ施設でドクターから体質診断をしていただく機会がありました。

そのたびに、告げられるタイプ(アーユルヴェーダでは「ドーシャ」といいます)が違います。

今回の体質診断では、「ヴァータ・ピッタかな。」と診断されたのですが、
ドクターによって「カパ!カパが強いねー」と言われたり、
ピッタ、カパね!」と言われたり..
その時々によって伝えられるタイプが変わったりします。


■アーユルヴェーダの診断で毎回タイプが違うのはなぜなのか?

わたしがセラピストとしてサロンで接客していた時にも、お客様からこんな質問を受けることがありました。

「海外でアーユルヴェーダを受けたときに、アーユルヴェーダドクターに診断されたタイプは、いつも言われていたタイプとは違うタイプを言われたんですが、なんでですかね?どっちが合ってるんでしょうか?」


アーユルヴェーダで言う「体質」について、お客様にも説明することを、ここでもまとめます★

なぜ、言われるタイプが違うのか?

それは、生まれながらの「本来の体質(ドーシャの比率)」を診断しているのではなく、バランスを崩した状態を診た「現状の体質(ドーシャの比率)」を伝えられていることが多いからだと思います。

アーユルヴェーダでは、治療やトリートメントする際には、本来の体質だけでなく、現状のアンバランスの状態(ヴィクリティといいます)を診断します。

生まれながらの本来の体質は、アーユルヴェーダでは生涯変わらないと言われています。
本来の体質の判断は、(特に限られた時間内で情報が少ない状態では)明確な診断はむずかしいです。

それに対して、アンバランスの状態(ヴィクリティ)は、問診や脈診を通して現状の不調の症状や病状を知ることで、どのドーシャがバランスを崩しているのかが分かります。

つまり・・・

その時々の体質診断の結果が変わるのは、伝えられた体質は、おそらく
“じぶんが現状でアンバランスになっているドーシャ”を伝えられているから、だと思います。

ドクターは、その情報をもとに個々の心と身体の状態は、ベストバランスに整えるための治療やトリートメントプログラムを組んでいきます。

■アーユルヴェーダのデトックス方は、その時に伝えられた(診断された)ドーシャタイプに合わせて、食事やトリートメントを組んでいく

アーユルヴェーダのデトックス法を行うときは、アンバランスな状態からベストなバランスに整えるための食事やトリートメントを行います。

今回の施設では、初回のコンサルテーションで、滞在中の今後の食事のとり方や、毎日飲むハーブ薬についての説明がありました。


「薬は毎日、朝と晩に飲むハーブが違います。朝と晩の食事の前、食事後、そして寝る前はこのハーブを飲んでくださいね〜」

と、朝晩に分けて飲むハーブのおくすり一覧表が渡されました。↓

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ハーブは、お一人ずつ、個別に用意されています。↓

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棚の中の、自分の名前が書かれた札があるところから受け取ります。↓

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そして食事は、ビュッフェ形式に並ぶメニューそれぞれに、「ヴァータ、ピッタ、カパ」それぞれに合う食材が★の数で表されていました。

食事をとる時は、メニュー説明にある星マーク★を気をつけて確認してくださいね。」とドクターから説明がありました。

わたしの場合は、「メニューの表示に星が3つ★★★あるものがオススメの食事」なのだそうです。

食事は、星マーク★★★をみて自分に合う食事を選ぶ。↓

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一通りホテルの説明を受けたあと、到着日に初日から受けることができるウェルカムトリートメントとして、軽めのプログラムがスタートしました。

1日目:脚と背中のアビヤンガとハーバルバス。

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短時間のウェルカムトリートメントでしたが、長時間の移動の疲れがスッキリ取れて初日から癒やされました!


次回は2日目以降の本格アーユルヴェーダトリートメントプログラムと食事について、そして、セラピストによっても技術レベルや接客も大きく違うのを感じたので...
その点も含めて次回以降の記事にまとめていきます♪


続く・・・


【旅note、つづき記事】

Vol.1:アーユルヴェーダセラピストの学び旅スタート★
Vol.2:バワ建築のホテルに魅せられて写真を撮る手が止まらない
Vol.4:アーユルヴェーダ施設に滞在中の食事はどうなってる?


記事を最後までお読みいただきありがとうございました。 (*˘︶˘*).。.:*♡