ジョークスター夫人

恋愛依存の私が自殺未遂&うつ病の人と結婚。3人の子供に恵まれるも、別居と離婚騒…

ジョークスター夫人

恋愛依存の私が自殺未遂&うつ病の人と結婚。3人の子供に恵まれるも、別居と離婚騒動を繰り返す。規格外の結婚生活から見出した、真のパートナーシップとは? 実話エッセイとともに、15年超の結婚生活を振り返る。 #パートナーシップ #うつ病 #アスペルガー夫 #カサンドラ症候群

最近の記事

【奇声をあげる夫】 空き瓶の蓋から、夫婦がめずらしく融合した事例

人間、ゴミの捨て方にも個性が反映されます。 共同生活は、考えさせられることが たくさんありますね。 私が大雑把なだけかもしれないですが、 主人との意見の違いは空き瓶のフタをどうするか? というところでした。 厄介だったのが、プラスチック製品の便の蓋。 蓋が無くならないように、便の首に大元がついているのがありますよね。 また、ペットボトル状のものにも、注ぎ口のところに、 プラスチックの受の部分がガッツリついて蓋が締められるようになっているタイプもあります。 主人は、ゴミ

    • 【奇声をあげる夫】 領収書に占拠される新居

      全ての領収書は5年間保管すべきである。 というのが、主人の考えらしい。 これまで、領収書は役目が終わったら 捨てていた私にとっては目から鱗の発想だった。 領収書は、役目どころかもらった瞬間に 捨てていたような気がする。 だから、私がこれまでのように領収書を捨てていると、 主人の機嫌が悪くなっているのである。 とはいえ、捨てないと片付かない。 保管場所を作らないと、 いつしか、部屋の中の至る所が 領収書だらけになっていくのは、 片付け魔の私にとってはストレスでしかない

      • 【奇声をあげる夫】〜共通の趣味がほしい パート4〜 懲りずに中国語にトライした結果...

        主人は第2外国語として中国語を勉強していた。 英語すら、まともに習得できていない私は、 第2外国語という発想すらなかった。 それもまた、自分にとっては新鮮だった。 ちなみに、第3外国語はヘブライ語だそうです。 私の感覚では、言語の習得やスキル維持に とても時間がかかるのに、 第3外国語を勉強する理由が理解できないのです。 しかもヘブライ語というのは、 仕事で使うことすらないじゃないですか。 覚えても使わないと忘れるのが常なのに、 英語、中国語以上に、接することすらな

        • 【奇声をあげる夫】〜共通の趣味がほしい パート3〜 英語で頼ってみた

          マラソン仲間が外資系の会社で働いていたこともきっかけに、 私も何年振りかに英語をはじめてみようかと思った。 英語は、こんな安易な気持ちで始めても、 継続が難しいと、今となって思い知らされていますが。 それでも、受験英語を制覇したパートナーが側にいる環境だから、 せっかくなら頼った方がいい。 英語の実力をキープし続ける秘策がわかるかもしれない! そう思い、英語の勉強を始めた。 主人にも相談すると、 どんな教材がいいか下調べをしてくれたり、 一緒に本屋に行って選んでくれた

        【奇声をあげる夫】 空き瓶の蓋から、夫婦がめずらしく融合した事例

          【奇声を上げる夫】 〜共通の趣味がほしい パート2〜 夫婦でマラソンを始める

          主人と共通の趣味がほしくて、 テニススクールに通うも1年足らずで挫折。 ほとぼりが覚めた頃、 私はマラソンにチャレンジしていた。 相手に左右されずに、 一人でも続けられるものじゃないと、 継続しないということを学んだつもりだった。 私は、市や東京都が行うマラソン大会などに申し込み、 週末はその練習時間に費やしていた。 また、マラソンを通じて仲間ができてきて、 とても有意義な時間を過ごしていた。 マラソン大会にも、仲間とエントリーし、 完走した後で、仲間と一緒にビール

          【奇声を上げる夫】 〜共通の趣味がほしい パート2〜 夫婦でマラソンを始める

          【奇声を上げる夫】 〜共通の趣味がほしい パート1〜 夫婦でテニスを始める

          もともと、私から話しかけない限り、 用がい限り、自分から人に話しかけることがない主人。 下手に饒舌な男性よりは 信頼できるかなと思っていた。 とはいえ、やっぱり話はしたいもの。 女性は共感を求めて生きている。 共通の話題を作るにはどうするか。 結婚したとはいえ、 会社の帰る時間も違ければ、 同業者でもないので、話すこともない。 私が先に仕事から帰っていれば 何かしら話しかけるんだけど。 帰宅の早い主人は、 私が帰宅する頃には、夢の中… もともとインドア派の主人な

          【奇声を上げる夫】 〜共通の趣味がほしい パート1〜 夫婦でテニスを始める

          【奇声を上げる夫20】 買い物がこわい

          私は長時間買い物に出かけることはないけれど、 女性の性か、買い物が嫌いではない。 現実的に難しいけど、 いつか男性とお互いの洋服を買いに行きたいと 淡い夢を描いている… 洋服じゃなくてもいいけど、 「こんな雑貨があったよ〜」 「どこの部屋におこうか〜?」 「いや、これはダサいから、僕はこっちがいい」 と報告しながら買い物したい。 夢と妄想は自由でしょ。 現実… ある日、私が家事をしていると、 ずっとスマホをしていたので 1時間、2時間、3時間…. イライラが募り買

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          【奇声を上げる夫19】 家事分担のスイッチ

          これまで読んできた漫画やメディアだと 「甘ーい同棲&新婚生活」のイメージだった。 主人の性質からあまり期待はしていなかったけど、 なんだか、日に日にしんどくなってくるのはなぜなのか。 どうやら、私が一人で家事をやっていたんですね。 私の帰りが遅い時、たまーにご飯を作ってくれて、 とても感動した記憶があるけれど、 どうやら家の掃除、洗濯物全般、皿洗い…は 全て私の仕事となっていました。 さすがに、しんどくなって、 主人にも助けを求めるんだけど、 その時はしぶしぶやってく

          【奇声を上げる夫19】 家事分担のスイッチ

          【奇声を上げる夫17】 新居のトイレに出現したのは...

          人間、屋根を同じにしてはじめて知ることもある。 お付き合いしている期間は、 相手のことをわかったつもりでいても、 いざ一緒に住むと、 衝撃的な現実を受け入れなければいけない日は 続いていくものである。 ある日、私は夜遅くに仕事から帰ってきた。 玄関を開けると、家の中は真っ暗だった。 比較的ホワイトな会社に勤めている主人は 私より帰宅がうんと早い。 私は、終電になることもしばしば。 結婚前は、夜遅くに帰宅することに 罪悪感があったので、 そんな気持ちにならなくなったのも

          【奇声を上げる夫17】 新居のトイレに出現したのは...

          【奇声を上げる夫15】 過去を封印

          平日の仕事の合間に、 いそいそと結婚式準備を進めていた。 結婚式の招待予定の方々とも連絡をとり、 みなさんだいたいOKの返事を下さっていた。 結婚式場の予約した会場から、 私側のゲストから、あと2名招待できる 状態になっていた。 どうしようか。 もう、最後に会ってから3年以上も経つし… 家庭教師の彼とは連絡はとっていなかったが、 その友人とは時折連絡をもらっていた。 彼らを招待するのが良いのか…? もう、これだけ時間が経っていれば、 お互い特別な感情はないはず。

          【奇声を上げる夫15】 過去を封印

          【奇声を上げる夫13】 結婚式準備

          部屋も片付き、平常運転が始まった。 同棲生活をしながら、会社に通う。 人生でこんな日がくるとは思わなかった。 いつもの満員電車も、少し違った景色に見える。 これまでは一人でいたときの世界しか見えていなかったけど、 この満員電車に一緒に乗っているサラリーマンたちも 家の家族のために、満員電車に乗りながら、 頑張って働いているんだなと思うと、 世の中の人たちがみんなすごい人に見えてくる。 一人だと仕事を決めるのも、 転職するのも、自分のため。 自分で考え、自分で思うように進め

          【奇声を上げる夫13】 結婚式準備

          【奇声を上げる夫12】 新居への引越し

          お互いの両親にも挨拶も終え、 東京都住宅公団の入居手続きを終え、 いよいよ、入居予定日が近づいてきました。 私は、仕事の合間に引越しの準備をはじめていました。 私は、両親が転勤族だったため、 幼少の頃から引越しが多く、 当時の時点でも14回ほど経験していたので、 引越し準備の手際の良さ、段取りは それなりに自信をもっていました。 しかし、主人に常識を覆されました。 段ボールは10個程度。 これまでの生活で、段ボールが家具だったので、 床に散らばっているものを詰めればそれ

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          【奇声を上げる夫18】 新婚旅行で別人になる夫

          気持ち新たに。 結婚式が終わり、お決まりの新婚旅行へ。 こういう時にしか、バケーションで 会社や仕事を堂々と休むことはできない。 たぶん、一生に一度のチャンス。 だからこそ、行ったほうがいいのだ。 前々から予定していたスペインに行くことになった。 気づけば、私が全部夫の荷物まで準備していたが、 大義名分をたてて必要なものを買ったり 選んだりするのは楽しい時間だった。 どんな旅行バックがいいか、 どんな服を着て行こうか。 どんな旅行ポーチがいいか。 全部自分の権限で

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          【奇声を上げる夫16】 驚愕の一言に凍りつく反応。赤ちゃんは、赤ちゃんポストへ...

          無事に結婚式が終わり、一息ついた頃。 出会いをくれた、治療院の先生に挨拶に行った。 もちろん、結婚式にも参加してくださった。 結婚してからは、 主人と二人で治療院に行くことも増え これが、結婚するということなんだな〜と じんわりと感じていた。 治療院では、結婚式の話でもりあがり、 その後、将来の夢や、子どもの話をした。 自分の感情を出さない主人だけど、 子どもの話になったら、 どんな反応をするんだろう? 興味をもっていた。 すると、主人の口から驚きの一言が! 「赤ち

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          【奇声を上げる夫14】 彼から夫になった日

          彼のご両親への面接、 お互いの両親の顔合わせを得て、 結婚式へコマを進めることになった。 彼も就職が決まり、 お互いの仕事の合間に、 結婚式の段取りを進めた。 結婚式の招待客リストを作成している時、 プチハプニングがあった。 彼のゲストが、親戚しかいないということだ。 要するに、友達が一人もいない。 私はあまり気にはならなかったけど、 義母は気になったらしい。 人と比べれば、キリはないけど、 まぁ、健康で結婚式を迎えられれば、 それに越した事はないじゃないか。 そ

          【奇声を上げる夫14】 彼から夫になった日

          【奇声を上げる夫11】 義母の洗礼

          たぶん、彼は私の提案を受け入れるだろう。 覚悟は必要。 彼のメンタルにどこまで自分が耐えられるか。 大きな代償がある。 治療院の先生が頼れるうちはいいけれど、 いずれは自分でかんがえていかなければならない。 そこから先が見えない。 でも、彼と一緒に変わることができれば、 先は見えてくるだろう。 そして、これまでの決意を彼に伝えた。 「住宅公団が当たったんだけど、 婚姻関係にないと入れないそうだ。 たとえば、ダブルの収入で家賃を払い続ければ、 今の家賃の3分の2で

          【奇声を上げる夫11】 義母の洗礼