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【奇声をあげる夫】 空き瓶の蓋から、夫婦がめずらしく融合した事例

人間、ゴミの捨て方にも個性が反映されます。

共同生活は、考えさせられることが
たくさんありますね。

私が大雑把なだけかもしれないですが、
主人との意見の違いは空き瓶のフタをどうするか?
というところでした。

厄介だったのが、プラスチック製品の便の蓋。
蓋が無くならないように、便の首に大元がついているのがありますよね。
また、ペットボトル状のものにも、注ぎ口のところに、
プラスチックの受の部分がガッツリついて蓋が締められるようになっているタイプもあります。

主人は、ゴミ捨てをするときにこれを取らなければならないという。
私は、ビンはともかく、ペットボトルのそれは同じプラスチックだからいいと思うのですが、やっぱり分別すべきだというのです。

確かに、そうした方がいいのかもしれないけど、
結構頑丈なつくりになっていて、
外すのにはかなり時間がかかるのです。

だんだん、瓶・缶を捨てるのが億劫になってきて、
その手のゴミが増えていきました。

私は、スッキリしないのが、ストレスになってきて
週末に、蓋と製品を取るのですが、
根気が続かない。

しまいに、主人も嫌がり始めていたので、
隙をみて、そのまま捨ててしまうようになるのですが、
そのことを知ると機嫌が悪くなるという時がありました。

ゴミの分別は、できるだけ行政のルールに従って
出したほうが良いと思いますが、
こちらが苦労して分別していても、
リサイクルとして機能していないこともあります。

一気に100%問題解決することもないので、
それはそれで、行政は市民と一緒に
整備していけばいいものだと思っています。

その後、主人もその大変さに屈してくれたのか、
自然とうるさく言わないようになりましたが、
世の中白黒つけられないものもあります。

とりあえずは、なるべく分別が面倒な商品は買わない。
仕方がないときは目を瞑る。

空き瓶の蓋から、一組の夫婦がなんとなく
お互いの考えを融合した事例の一つとなった。


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