見出し画像

【奇声を上げる夫14】 彼から夫になった日

彼のご両親への面接、
お互いの両親の顔合わせを得て、
結婚式へコマを進めることになった。

彼も就職が決まり、
お互いの仕事の合間に、
結婚式の段取りを進めた。

結婚式の招待客リストを作成している時、
プチハプニングがあった。

彼のゲストが、親戚しかいないということだ。
要するに、友達が一人もいない。

私はあまり気にはならなかったけど、
義母は気になったらしい。

人と比べれば、キリはないけど、
まぁ、健康で結婚式を迎えられれば、
それに越した事はないじゃないか。

そんな些細な違いから、
彼側の家ではいろいろと問題があるようで、
義母からの電話がよくかかってきていた。

彼のゲストに面白い方がいた。
結婚式のマナーの本を見ると、
一般的にはお祝儀として、
一万円からが相場らしいが、
彼女はご出版された単行本(同じ本)2冊をお持ちになって、
参加いただいた方がいらっしゃった。

お祝い事なので、損得で話をするのは相応しくないが、
その方にはそれなりのお車代をお渡ししたので、
2時間でいい稼ぎになったと思う(笑)。

結婚式場の近くにお住まいのようだったので、
徒歩でも来れないことはないですが。

お互いの個性を通して、
全く違うタイプの人々と関わることができて、
それなりに、有意義な時間となった。

カオスな日も過ぎ去り、
とりあえず、当日を迎え式も無事終わった。

学生時代の友人や、職場の上司にもお祝いいただき、
いい経験をさせてもらった。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?