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【奇声を上げる夫16】 驚愕の一言に凍りつく反応。赤ちゃんは、赤ちゃんポストへ...

無事に結婚式が終わり、一息ついた頃。
出会いをくれた、治療院の先生に挨拶に行った。
もちろん、結婚式にも参加してくださった。

結婚してからは、
主人と二人で治療院に行くことも増え
これが、結婚するということなんだな〜と
じんわりと感じていた。

治療院では、結婚式の話でもりあがり、
その後、将来の夢や、子どもの話をした。

自分の感情を出さない主人だけど、
子どもの話になったら、
どんな反応をするんだろう?
興味をもっていた。

すると、主人の口から驚きの一言が!

「赤ちゃんができたら、
赤ちゃんポストにいれればいいよね」

おいおい。

一瞬でその場面の空気が変わってしまった。
治療院の受付の方は怒りに震え、
泣き始めてしまった。

結婚する前に、知っていたら…

そんな気持ちも出てきたけど、
今更考えても仕方なく。

本人に改善してもらえれば、
どうにかやっていけるだろう。

周りの人が泣いても
表情は変えない主人だったけど、
きっと自分の発言は理解しているはずだと
主人を信じるしかないと思った。

何より、小学生でも
口に出してはいけないということを
いい大人が公衆の面前で、
発言してしまうのだろう。

なぜ、そういうことを
考えてしまうのだろう。

その心理を理解したい、
そう思った。

私はこれといって、他人に誇れる事や
得意なことはないけれど、
人の気持ちを察するのが比較的得意だと思っていた。

学生のころから、クラスの優等生や、
ヤンキーグループとも満遍なくつきあい、
いろんな人の相談を引き受けることが多く
どんな人ともうまくやっていく
自信がありました。

今、あまり深く考えたくないけど、
これは、大きな課題を引き受けてしまった。

そのショックが大きすぎて、
泣いてしまった方にかける言葉も、
主人に対して諭す言葉も
見つけることができませんでした。

あのとき、どんな対応が適切だったか。
17年たった今でも、
答えはでていないのです。





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