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コロナ前~今日のベトナム。

■3月PMIは49.9。
・最近のニュース(2024年4月2日付)、「ベトナム2024年3月PMI(Purchasing Manager's Index/製造業購買担当者指数)は49.9(前月50.4)、「新規受注と海外受注数」、「原料在庫と完成品在庫」いずれも減少」。
・PMIは製造業やサービス業の購買担当者へのアンケート調査で、「新規受注や生産高、受注残、価格、雇用、購買数量等の指数に一定のウエイトを掛けて算出する指数となる。
・PMIは「景気実態を正確に映し出しやすいのが特徴、通常、景況感の改善と悪化の分岐点となるのが『50』と言われる」。『50』を上回ると「景気上向き」、下回ると「景気下向き」の指標となる。

■米国のS&Pグローバル社の発表。
・本報道にあるデータは『米国のS&Pグローバル社(S&P Global)』の『2024年3月のベトナム・PMI』で発表された。
・ベトナムのPMIは「2023年3月に50を割り、以降5か月連続で50を下回った。8月に50を回復したが9月には再び50を割り、以降4か月連続で50を下回った。2024年1月以降は再び50以上を回復」。

■2025年は経済回復の年。
・3月は顧客の需要が弱まり、生産コストが増加、販売価格引下げする状況が続く一方で雇用は2ヶ月連続で増加しており、メーカー各社は「今後12か月以内には生産量が増加する」と見込む。
・余談、私の『note』様々な投稿でも書き留めているが、ベトナムはまだコロナや世界情勢の影響を受けてコロナ禍前の経済状況にまで回復していない。2023年は回復の兆しを見せ始め、2024年は飛躍的な経済回復には至らないが昨年よりは良くなり、大方の予測として2025年は経済回復の年と言われる。
・そういう意味ではまだまだ我慢の時期が続くのだが、コロナ禍前、コロナ禍、その後のベトナムの状況、経済成長等を肌身で感じられる事は大変貴重な経験と捉えている。

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