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幸せのカタチ。

■来年9月は4連休となるか。
・最近のベトナムNEWS(2023年12月4日付)、「ベトナム労働総連盟は、子どもを持つ労働者の希望を反映、建国記念日(2024年9月2日)に伴う連休延長を提案」。
・「子どもを持つ労働者の希望を反映」、「周辺国より休日数少ない」等の理由から、ベトナム労働総連盟ヒエウ副会長は『第13回ベトナム労働組合会議』で「建国記念日に伴う連休延長」を提案した。

■子どもを思い涙ながら訴える。
・来年9月2日(月)の建国記念日は、休暇を2日間延長し9月2日(月)~5日(木)/4連休を提案。
・労働者は、「新学期始業日に子供を学校に送る機会を得ることができる」という。
・副会長は労働者への意見聴取の中で、「多くの女性労働者たちから、始業日に子供を学校まで送ってあげたい」と涙ながらに訴えられたと話した。

■「人生はバランスが大切なんだよ」。
・本報道から私は、「家族との時間や想い出をとても大切にする文化や風習がベトナムにはまだまだ根付いている」事を改めて気付かされる。
・余談、私は長年ベトナム人と共に働いてきたが、会社によって異なるも凡そ朝8時から9時の間に始業するが、早めに来るベトナム人は少数で、大多数はギリギリもしくはギリアウトの時間帯に出勤し、焦っているのかと思いきやデスクで優雅にソイやバインミーをボロボロと欠片を床にこぼしながら朝食を取っている。
・そして、終業時間は夕方5時~6時となるが、ピッタリかもしくは終業1分過ぎにはバイクヘルメットを頭にかぶり「また明日ね」と笑顔で走り去る。
・遅くまで仕事をしているのは日本人と一握りのベトナム人だけとなり、そこにいたベトナム人はある時私にこう言った、「なんで毎日遅くまで仕事するんだ?それで人生楽しいのか?家族の時間、自分の時間を大切にしなきゃ、人生はバランスが大切なんだよ」と私より歳が離れた二、三十代の若者に人生を指南頂く事も多々あった。
・私は日本で「学校や仕事や生活はこうあるべきだ」と刷り込まれながら大人になったが、ベトナム人の彼らを見ているると定時に帰宅し、また始業式に学校まで子どもを送りたいと涙ながらに訴える女性たち、家族を大切にするベトナム人から私は自らの生き方、人生の迎え方、日々の捉え方、幸せのカタチ等について一旦立ち止まって考える機会を得られた事を大変に感謝している。

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