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不完全で走り出すシステム。

■銀行アプリ顔認証の一部が静止画像で認証突破。
・最近のニュース、「オンライン送金時、銀行アプリ顔認証の一部が静止画像で認証突破」しユーザーに不安広がる。
・先日私のnote『粘り粘って意図を伝える』でも書き留めたが、「ベトナムでは7月1日から、オンラインで1000万ドン(約6万1500円)以上、または1日に2000万ドン(約12万3000円)を超える送金には顔認証等の生体認証が必要」とされている。
・「一部の銀行アプリでは生体認証システムがユーザーの実際の顔ではなく、静止画像によって簡単に騙される」事が報道された。

■実際の顔認証は数回試行する必要があった。
・あるユーザーは「顔認証の際に実際の顔を撮影するのではなく、写真を使用した。結果、3つの銀行アプリのうち、2つは写真による偽装を見破れず、正常に送金が行われた」と述べる。
・技術者曰く「写真を使用した認証は非常に迅速に行われたが、実際の顔での認証には3〜4回試行する必要があった」という。
・生体認証ソリューションを提供する企業関係者によると「初期段階では大量のアクセスによって画像データベースが過負荷になり、不具合や画像による不正認証が見逃される事態が発生した」と話す。

■お金が無駄に失われぬ事を願う。
・余談、銀行や関係者はシステムエラーや不具合の対応に終日走り回っている事と察しているが、人々の大切なお金なので一日も早い復旧を願う。
・私も一ヶ月後には大きな支払いを控えており、その時初めて顔認証からのオンライン送金を実施する予定だ。
・その時までには走り出したシステムが正常に稼働するのか、そう簡単に事は進まず恐らくまた銀行へ出向き問題解決を図る可能性もあるだろう。

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