幸せな季節。
◾️クリスマスの季節。
・2023年12月10日現在、ベトナムでは先月からオフィスビル、商業施設、飲食店等はクリスマスの飾り付けやオブジェ等で彩られる。
・そしてクリスマスソングはそこかしこで流れ、オブジェの前で嬉しそうに記念撮影するベトナム人を多く見かけ、この季節は街中を歩くだけでも幸せな気持ちになれる。
◾️愛と優しさが散りばめられる。
・私は小さい頃からクリスマスソングがとても好きで、一年中聴いている。好きな曲、温かい歌詞、素敵なメロディだから一年中聴きたくなるのだ。
・でも季節外れだと、「この人大丈夫か」なんて心配されるのも本意じゃないので、独りの時の密かな楽しみのひとつがクリスマスソングを聴く事なのだ。
・幼少の頃から私は何をするにも何時も兄貴の背中を追いかけ、少年時代から洋楽を聴き始めたのも彼の影響が大きい。その頃から聴き続けるクリスマスソング、この季節だからこそいくつか書き留めてみる。
◾️最初は、曲名『This Christmas This Year』、グループ名『THE JETS』。
・当時、英語が分からなくても懸命に聴き取り辞書で英語の意味を調べた。ボーカル/エリザベスの優しさ溢れる柔らかい歌声に惹かれた、また以下の歌詞は涙が溢れそうなほど心がこもり、今でも私の中の名曲だ。
・”Windows fill with little smiles, memory is longer than a mile, and when I’m with you this Christmas Eve, skip the packages, you are all I need, this Christmas this year”.
・”skip the packages, you are all I need,”このフレーズとエリザベスの優しい歌声がこの曲の真骨頂。以下は私の和訳となるが、上手い日本語が中々見つからずもどかしい。
”窓には子どもたちの笑顔が溢れ、想いでは1マイルよりも遥かに長い。イブにあなたと一緒なら、クリスマスプレゼントなんてどうでも良いの、私はこのクリスマス、この年、あなたさえいてくれたらそれ以外何もいらないわ”。
・ちなみに、『You Got It All』も彼らの代表作であり私が愛する曲のひとつだ。
◾️次は、曲名『Driving Home For Christmas』、歌手名『Chris Rea』。
・クリスマスの季節、兄貴の青春時代に彼の部屋からよく流れていた曲だ。
・この曲を通して私は『Chris Rea』を知った。自然体で歌う彼の特徴あるハスキーな歌声とクリスマスなのに賑やかすぎないメロディに当時私は少年だったがこの曲に大人の魅力を感じたものだ。
◾️最後は、曲名『Give Love On Christmas Day』、グループ名『Jackson 5』。
・やはりこの曲も兄貴を通してめぐり会えた名曲だ。透きとおる歌声にマイケルジャクソンの優しさを感じ、声量に魂が揺さぶられ、”No greater gift is there than love”/”愛を超えたプレゼントなんて何処にもない”、この歌詞に少年ながらも私はカラダが温かくなる事を感じた。
・また、同時に「『愛あるプレゼント』って一体どういうものなのだろうか」、と必死になり答えを見出そうとしていた。
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