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sai | アトリエ
2024年7月3日 18:59
真っ赤に、萌える君の寝顔すぴすぴと夢の中で遊んでお腹をふかふかさせながらいのちを紡いでいるいつだってその寝息は穏やかで寝ては食べ食べては遊びを繰り返すふにふにのピンクの肉球夏の暑さに溶けて落ちているもふもふな君わたしをアイスを狙ってきては気に食わないと嫌な顔してる愛しい怪獣
2024年5月19日 20:21
まんまるお月様夜空を見上げたらにっこり笑顔の口元に弾ける閃光金色の瞳いつまでも輝いてその深淵からどこまでも宇宙に続く完全な碧に貴方が魅せられるまで
2024年2月23日 16:53
ダージリンの紅茶を飲んだ時ふてぶてしい顔の猫を見た時誰かが私の噂をした時シャボン玉はそっと囁くいい色合いのお洋服はみんな売れてゆく残った誰かは陰でそっと泣いているいつだってあの子はしらけた顔で他の人は理不尽だと目を瞑る茶葉の香りどこからか聞こえる懐かしい歌木漏れ日は溶けないままで水色の夢の中に現れる私は今日も一言も発せぬまま終わりを迎えようとして
2024年1月23日 18:33
心置きなく寛いでくれて心置きなくここに居てくれてそれがとても愛おしくてありふれた我が家の日常生きてることを教えてくれるきみのゴロゴロ音今日もかわいいピンクのお鼻が少し湿ってることを確認してほっとするいつまでも元気でその時が来ても離れてしまってもずっとずっと大切なきみだから
2023年8月19日 14:07
何枚だって描くよ何枚だって描き直すよ何十回、何百回とキミが心から笑えるまでキャンバスを虹色にして全部混ざってグレーになってもさそれでもいっかって笑えるくらいには僕ら共に苦楽を乗り越えてきたからまたそこからだってむしろここからだよって思えるくらいにはお互いがお互いを大切に想ってきたから白黒はっきりしたなんとも生きづらいこの世界で何度でも
2023年7月28日 16:16
夏を駆け巡る夕方の四時半この時間ならもう涼しいでしょって笑いながら意気揚々と出かけた海散歩波打ち際をてくてく歩くにつれからだがどんどん火照っていくもうこれでもかというくらい水分を体の中にとりいれてなんとか回復 最後は笑わずに帰った夏を駆け巡る昼過ぎの一時半リビングの窓にふと目をやるとレースカーテンの隙間から緑色の木漏れ日今年もゴーヤのカーテンすてきに出来たんだ
2023年7月16日 15:22
沈んで沈んで深海まで。おっこれは見たこともない生物だと思ったが案外よく見たら自分と似ていた酸素ボンベは外さなくとももうあちこち潰れてしまって息はできていないここまで来たのだって意味はあるのかただ意識だけになった自分が面白くて….沈んで沈んであの日の誰かの記憶まで沈んで沈んで思い出したくもない過去を塗り替えようと思ったがやめたや