サボテン

マンガ・小説・温泉・旅行・サウナ・その他面白いことが好きです。この『note』ではその…

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マンガ・小説・温泉・旅行・サウナ・その他面白いことが好きです。この『note』ではそのときどきで興味のある記事を書いていきます。コメント大歓迎なので、もしよかったら記事の感想教えてください。

記事一覧

ナミビアで踊る頃には日本人はみな眠る

『人生の悲劇は、人は変わらないということである』 ーアガサ・クリスティー 失踪者たち 警察庁が発表した『令和元年における行方不明者の状況』を見ると昨年の行方不明…

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3年前
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【オレが私になるまで】藤宮アキラの成長を見守りたい【TSF】

 「TSF」という言葉がある。これは「Trans  Sexual  Fiction」の略称で、異性への性転換を扱うフィクション作品を意味する言葉だ。  異性への性転…

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3年前
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森七菜ちゃんと神木くんが尊い…けれども友人知人に言いづらいのでnoteに書いてみる

 ということで、最近、筆者は森七菜にはまってます。人気上昇中の若手女優で、8月31日に発売されたファースト写真集は発売前に重版したという。筆者は8月ZIPの金曜…

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4年前
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大学時代について思うこと

 みんなは大学時代というと恋にバイトに充実した思い出を語るかもしれない。筆者もそうでありたいのだが、現実には、充実からほど遠い大学生活を送っていた。   大学2…

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4年前
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『3月のライオン』の桐山零を巡る幻の三角関係

 皆さんは羽海野チカ先生の『3月のライオン』を御存じだろうか。幼いころに居場所を失った将棋棋士「桐山零」の孤独と再生の物語である。筆者は、羽海野チカ先生の『ハチ…

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4年前
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『みゆき』と80年代の空気感

 この1つ前の記事であだち充先生の『みゆき』の感想を書いたので、同じく『note』で感想を書いてる人がいないか探してみた。すると『駿瀬天馬』さんというクリエイタ…

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4年前
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あだち充先生の『みゆき』は想い出の中で生きている

 新型コロナウイルスで自宅待機している学生さん達のためなのか、サンデーうぇぶりで『うえきの法則」』や『らんま2分の1』など一昔前の名作漫画が無料公開されていた。…

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4年前
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ナミビアで踊る頃には日本人はみな眠る

ナミビアで踊る頃には日本人はみな眠る

『人生の悲劇は、人は変わらないということである』
ーアガサ・クリスティー

失踪者たち 警察庁が発表した『令和元年における行方不明者の状況』を見ると昨年の行方不明者数は8万6933人だった。
 行方不明者総数というものは昭和31年から記録されており、近年では毎年8万人程度の行方不明者が発生している。一方、毎年8万人程度の所在確認等もされており、行方不明者の大部分は見つかっているようだ。

 行方不

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【オレが私になるまで】藤宮アキラの成長を見守りたい【TSF】

【オレが私になるまで】藤宮アキラの成長を見守りたい【TSF】

 「TSF」という言葉がある。これは「Trans  Sexual  Fiction」の略称で、異性への性転換を扱うフィクション作品を意味する言葉だ。

 異性への性転換作品…とだけ聞くと、ものすごくマイナーなジャンルに思う人がいるかもしれない。筆者も最初はそう思っていた。

 しかし、この「TSF」作品というのは意外に多く、Wikipediaでは性転換の原因に応じた作品の分類までされてるのだ。ニコ

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森七菜ちゃんと神木くんが尊い…けれども友人知人に言いづらいのでnoteに書いてみる

森七菜ちゃんと神木くんが尊い…けれども友人知人に言いづらいのでnoteに書いてみる

 ということで、最近、筆者は森七菜にはまってます。人気上昇中の若手女優で、8月31日に発売されたファースト写真集は発売前に重版したという。筆者は8月ZIPの金曜パーソナリティで出演したのを見てファンになったのだが、今では動画サイトでも森七菜関連動画を検索するほどで、客観的に振り返ると我ながら引いてしまうところである。

 Wikipediaに「オーディションにめっぽう強い」とあるように、森七菜はデ

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大学時代について思うこと

大学時代について思うこと

 みんなは大学時代というと恋にバイトに充実した思い出を語るかもしれない。筆者もそうでありたいのだが、現実には、充実からほど遠い大学生活を送っていた。 

 大学2回生のときである。筆者は、女子が多そうという理由だけで国際関係ゼミを採った。すると、案の定、女子が多い。国際関係に全く興味がなかったものの、女子の前で無様な姿は見せたくなく、ゼミの前日に一夜漬けで勉強しては、もっともらしく「アメリカが悪い

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『3月のライオン』の桐山零を巡る幻の三角関係

『3月のライオン』の桐山零を巡る幻の三角関係

 皆さんは羽海野チカ先生の『3月のライオン』を御存じだろうか。幼いころに居場所を失った将棋棋士「桐山零」の孤独と再生の物語である。筆者は、羽海野チカ先生の『ハチミツとクローバー』が好きであり、将棋自体も好きだ。だから羽海野チカ先生×将棋である『3月のライオン』は大好きということとなる。

 将棋マンガというのはなかなか敷居が高いジャンルである。基本的に将棋は正座して黙々と指すだけなので派手さがない

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『みゆき』と80年代の空気感

 この1つ前の記事であだち充先生の『みゆき』の感想を書いたので、同じく『note』で感想を書いてる人がいないか探してみた。すると『駿瀬天馬』さんというクリエイターの方が『「みゆき」が読めなくなってしまったこと 』(https://note.com/tem10temba/n/n593507c59dbe)というタイトルで書いているのが見つかり、その内容が自分にもすごく響いたので記事を投稿してみます。

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あだち充先生の『みゆき』は想い出の中で生きている

 新型コロナウイルスで自宅待機している学生さん達のためなのか、サンデーうぇぶりで『うえきの法則」』や『らんま2分の1』など一昔前の名作漫画が無料公開されていた。その無料公開中の作品の中にあだち充先生の『みゆき』も公開されていた。

 あだち充先生といえば『タッチ』『H2』『クロスゲーム』『MIX』などなど数多くのヒット作を生み出してきた。その中で『みゆき』は初期の部類に属しており、主人公「若松真人

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