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2児と納豆コミュニケーション - 納豆を起点にした自立と達成感

朝の2児との食事はまさに格闘💨

そんな我が家に奇跡の朝食メニューが現れました。

5歳児のボスと1歳児の姫が100%の確率で椅子に座って、集中して食べるのです。

その朝食とは。。

納豆ご飯

大好きなのです。

「なっとう」という音が魔法の言葉のように

ボスはレゴを触っている手を止め、笑顔でこちらを見ます。

最近単語を話し始めた一歳児の姫も、納豆は理解しているようで

「な、な」と言いながら満面の笑みで冷蔵庫に走っていきます。

今日は我が家の納豆コミュニケーションの実践のご紹介です。

✅ 1. 納豆を通した自立

納豆作成に必要な数々の手順。

机も服もネバネバになるのも覚悟に、
モンテッソーリで習った「自立、自立」と心に唱えます。

ウエットティッシュを片手に応援します。

納豆作成手順(必死に見守る私の心の声)
・納豆の蓋を開ける 
 (よしよし)
・納豆の上に乗ったフィルムを剥がす
 (ベタベタにしないでくれ。。)
・納豆のタレを開けて納豆に入れる
 (これは難しいか。。)
・箸を使ってかき混ぜる
 (ゆっくりにしてくれ。)
・ご飯を入れる
 (これはいける!)
・スプーンですくって口の中へ
 (いけー!)

ボスのこだわりは納豆の上にご飯を被せて、納豆が見えなくするスタイル。

かき混ぜた納豆の上にしっかりご飯が乗りました。

スプーンですくった納豆がビローンとボスの口に吸い込まれていきます。

姫はソワソワして兄のところに寄っていきます。

スプーンで食べる兄を見て、妹も「自分でやりたい」と猛アピール。

恐る恐るスプーンで納豆を渡すと、意外とちゃんと口の中に入っていきます。

こうやって子ども同士で学んでいくんだと感じた瞬間でした。

これこそがニ児がいるからこそ可能なことだと改めて痛感します。

*姫の笑った息から納豆の香りがしてきても、可愛く思えてしまうのは親バカですね。笑

✅ 2. 納豆×足し算

誰よりも負けず嫌いのボス。

納豆をいっぱい食べられると主張してきます。

昨日は150粒食べたから、今日はもっと行けると自分で目標設定。

スプーンですくった納豆の数を聞いてみます。

私:「15くらい入ってるかな。ウォー!いった!」
  「次はいくついける?これ20ぐらいあるんじゃない?」
  「さっき15だったから合計でいくつになった?」
ボス:"15 plus 20 equals 35!"
私:"That's right. How many beans can you go next?"
ボス:"35 plus 20 equals 55."

ボス: "95 plus 25 equals ..."
私:"Ok, let's do it. 5 plus 5 equals"  
ボス:"10"
私:"90 plus 20 equals …"
ボス:"110"
私:"Great! So…"
ボス:"120!!"
私:"Well done!!"

95+25の計算は、十の位と一の位で繰り上がりが二つあるので難しかったようです。

少し実験しようと思って「これ25ぐらい入ってるんじゃない?」と実は仕掛けてました。笑

背景情報
1. ボスは5歳になったばかりですが、Numberblocksという動画が大好きでいつも見ています。

Netflixを見たいというときも、これなら見て良いよと言っている背景もあります。数字は好きな方です。

2. モンテッソーリの幼稚園に通っているので1000の位の数の導入まで終えている状態です。

✅ 最後に - 納豆で体験する達成感

ボスが納豆を180粒食べ終える頃には、完全な達成感を感じています。

食べ切ったという達成感
足し算をやり切った達成感

たかが納豆、されど納豆。

「自分でできた」という感覚を感じる機会をなんとか作ろうと試みているところです。

自己肯定感の基本にあるのは「自分でできる」という感覚。

自信を育むためにも小さな成功、小さな達成感を感じる機会を少しずつ作って応援し続けたいものです。

✅ おまけ

少しだけ後日談を。

幼稚園でボスはミスターCNNと呼ばれています。
(出来事をなんでも報告するため。)

納豆について幼稚園で説明したいとのことで、英語で納豆はなんと言うか聞いてきました。

"Fermented beans"

少し難しかったようで紙に書いて欲しいと言います。

幼稚園に到着すると同時に

"I ate natto! It is fermented beans. "
(納豆食べたよ。発酵した豆だよ)

異文化生徒に納豆を一生懸命になって英語で説明する姿も、何か微笑ましくなりました。

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