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健康とは何かを考えた時、「財産」ではないかと私は思います。蓄えておくべきものであって、育てるものでもあります。

年と共に体の衰えはどうしても否めません。しかし諦めてはどんどん下るばかりで、ブレーキを掛けない限り、転げ落ちていきます。

先日お会いした70代の女性が言われていた言葉が印象的です。

「坐骨神経痛がひどくて、滑り症と狭窄症があるんです。手術を勧められているけど怖いし、もうしょうがないな〜と思ってます。このまま行けるとこまで行くしかないわよね。」
「諦めたら終わりですよ。抵抗しないんですか?」
「だって、どうしようもないでしょ?」
「いろんな方法がありますよ。雑誌やテレビでも健康情報でやっているじゃないですか。」
「そんなの見てもできないから。とりあえず、今は血圧を抑える薬と、サラサラにする薬のお陰でなんとか歩けてます。」
「それ以上、痺れがひどくなったらどうしますか?」
「そんなの考えたくないわ。」
「でも放っておいたらひどくなるかもしれませんよね?」
「だから定期的に整形外科へ行って診察してもらっているのよ。」

本当はどうすれば良くなるか教えてあげたかったけど、無駄だと感じましたので何も言いませんでした。こんな考え方の人がとても多いと思います。

自分の体なのに人任せという感じがします。


定期的に病院へ行っていれば安心する人、多いですよね。数字を見て薬もらって(本当は買うんだけど)、入院と言われなければ、ひと安心する人。

自分の体ですから、もっと興味を持っていただきたいと常々思っています。整形外科では、なぜしびれるのか? 坐骨神経痛とは何か? なぜそんな事が起こるのか? 何も説明してくれません。

説明してくれないからそれ以上知ろうともせず、そのまま放置しています。自分の体なのに人任せという感じがします。入院と言われなかったら、まだ大丈夫と思っているわけです。

定期的に検査していることを病気予防だと勘違いしている人、とても多いです。検査はあくまでも確認しただけです。身体の状態を数字に置き換えたに過ぎません。それなのに、安心している人、とても多いです。

諦めたら終わりです。


「どうしようもない」と諦める人も多いです。諦めたらどんどん下ります。少しでも抵抗しなければ、老化を防ぐことはできません。

「坐骨神経痛は手術しなくても治りますよ」と言ってあげましたが、まったく反応がありませんでした。変な宗教に誘われると思われたのかもしれませんけど(笑)

坐骨神経痛は自らの意思で治すことは可能です。そのために必要なのは、本気で治したいという気持ちです。

サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。