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「座りっぱなしの人」が知らないとヤバい「運動しても避けられないリスク」とは?

高齢者は一日中座って過ごす人が多いのは簡単に想像できます。しかし働き盛りの人はどうでしょう? デスクワークが多い時代ですから、仕事中は座りっぱなしという人が多いはずです。

途中でトイレに行く。昼食を食べに外へ出る。せいぜいこのくらいのことでしょう。あとは、社内を移動するくらいでしょうか。これでもし通勤が、車だったとしたら、あなたは思っているほど歩いていないことになります。

都会で仕事をする人ならば、家からバス停や駅まで歩いたり、駅での乗り換えに歩くことがたくさんあるでしょう。そんな時、できるだけ階段を使うことをお勧めします。今は良くても、年取れば取るほどしんどくなります。その時を想定して、今いっぱい歩いて、筋肉を使っておくことが大事です。

座りっぱなしの生活が続くと、様々な病気のリスクが高まることはよく知られています。さらにその上を行く記事がありましたので紹介します。

「座りっぱなし」でジム通いも無駄になる?

ジムに行くことはとても重要だが、それによって一日中画面の前に座って過ごすことに伴うリスクは軽減されないのだ。

これ、とても興味深いです。

座りっぱなしが多いから、仕事帰りにジムへ行って体動かして汗かいて、筋肉使って「よし!」って感じの人、多いはずです。それなのに、座りっぱなしになった体を、ジムで動かしたからといって取り戻すことができないと書いてあります。これは衝撃です。

座りっぱなしのライフスタイルは細胞内のミトコンドリア密度を低下させる。つまり、エネルギー産生が減少し、消耗が早まる。 運動によってミトコンドリアの働きを強化する信号が送られることを思い出してほしい。

座りっぱなしの生活はその真逆だ。あなたのミトコンドリアは、エネルギーがさほど必要ないと思えばエネルギーを産生しなくなる。 ジムでの激しいトレーニングも、その後一日中座り続ければ、実質的に帳消しになる!

この話を鵜呑みにして、「じゃあ、ジム行っても意味ないやん!」と思わないでくださいね。意味ありますから。と、私が言うと、この記事と真逆の話になってしまいます。私は帳消しになるなんてことないと思いますよ。実際にそうやって生活している人、多いですからね。

「有名な大学の教授が書いたから」「最先端だから」「科学による新発見」などと、最近はよく目にします。それだけ、最新情報が出てくるようになっているし、いろんな説が現れている証でしょう。これらを鵜呑みにしていると、真逆の説をどう捉えて良いのか分からなくなってきます。

結局のところ、正解はないという話です。今回はミトコンドリアとは何かを省略しましたけど、興味のある人はお調べください。

自分の判断で、良い悪い、取り入れるかどうかを見分ける力を備えるよう知識を付けることが大事だと私は考えます。

脳と身体を最適化せよ! 「明晰な頭脳」「疲れない肉体」「不老長寿」を実現する科学的健康法/モリー・マルーフ (著), 矢島 麻里子 (翻訳)

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