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1. 「運がいい」と思う人と、「運が悪い」と思う人がいるだけ


2. 「できること」より、「楽しめること」が増えた方がいい


3. すぐに手に入るものに、人は価値を感じない


4. 今の時間を大事にできない人は、未来の時間も大事にできない


5. 明日死ぬかもしれないと思うと、今に感謝できる



最近になって私はようやく気付いたことがあります。

何ごともマイナスからスタートした方が、プラスを見つける楽しさが多いことです。


例えば、何も不自由ない生活をしているとしましょう。身の回りには最新のデジタル機器に囲まれ、手を伸ばせば何でも手に入る生活をしていれば、「あって当たり前」です。一つでも失えば悲しくなるでしょう。

逆に貧乏な生活をしているとしましょう。どんなに望んでも手に入らないものばかりが世の中に氾濫しています。そんな中で、ひとつ手に入れることができれば、ものすごく愛おしく感じるはずです。

厚生労働省の調査によると、我が国の障がい者は約1160万人。内訳は、身体障害者(身体障害児を含む。) 436 万人、知的障害者(知的障害児を含む。) 109 万4千人、精神障害者614 万8千人となっている。

内閣府発表/障碍者の状況

2023年の日本の人口は、約1億2330万人です。障がい者が、約1160万人ですから、全人口の約10%です。ご存知でしたか?

障がいのある人は、健常者に比べて何かが違うだけです。それは劣っているのではありません。個性です。パラリンピックを見れば、頷けますよね。

子供が何か学ぶたびに成長するのは、できたことの喜びがあるからです。障がい者も同じだと思います。できることを一つ見つける度に、楽しくなっていくはずです。プラスを見つける楽しみです。

一方、年が行くとできなくなっていくことが増えていきます。できていたことができなくなっていくわけです。マイナスが増える、いわゆる老化です。

これらを考えると、とても感慨深いです。

できなくなったことを悔やむのではなく、できることに目を向けて楽しみながら生きていく。


私は現在62歳です。これから先、今までできていたことができなくなると、おそらくストレスを感じると思います。悲観的にもなるでしょう。でも、他にできることは、まだまだたくさんあるはずです。できなくなったことを悔やむのではなく、できることを楽しみながら老いていきたいと考えます。

若い時は他人と比較して僻むことが多いです。年を取れば、若い時の自分と比較して悔やむことでしょう。その考えは間違っています。できることに感謝しながら、晩年を楽しめるよう頭を切り替えていきたいと思います。いま存在しているだけで、すでに幸せですから。


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