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「野菜中心生活」はむしろ寿命を縮めることになる

昨日紹介しました記事の続きのような内容です。

長生きするにはどうすればいいか。医師の和田秀樹さんは「もっと肉を食べることだ。コレステロールを気にして控える人がいるが、かえって寿命を縮めている可能性がある」という――。

「コレステロールが気になる」「血圧が気になる」「メタボが気になる」こんな人、とても多いです。しかし、医師の和田秀樹先生はあまり気にせず、高齢者こそお肉をいっぱい食べて良いと言われます。


欧米人と日本人は体が違う


欧米人の健康法と日本人とは違うというのが根本にあるようです。確かにその他にもいろんなこと言われますが、「日本人だから良いこと、悪いこと」という人種的な体質があって当たり前です。

これまでもいろんなデータを元にご紹介してきましたが、「それって日本人のデータじゃないでしょ?」というのがとても多いです。同じ人間だから、何もかも同じだということはあり得ません。同じ日本人だって、全然違います。

肉類をたくさん食べて肥満の多い欧米の死因1位は「心疾患」です。ですから心疾患で亡くなる国の健康法としては、「肉を控えましょう」となります。一方、日本人の死因1位は、「がん」です。心疾患で亡くなる人は、がんで亡くなる人の約6割だそうです。

それなのに、肉を食べすぎるのは体に悪いから減らそうとか、太りすぎはよくないからやせようという欧米型の健康法が、そのまま移入されているわけです。

コレステロール値が低い人ほど寿命が短いというデータもあります。むしろコレステロール値は少し高めの方が長生きするという調査結果もあります。

健康診断において様々な数値を測りますが、その基準値って、どうやって出しているかご存知でしょうか?

基準値とは・・・
健診や人間ドックで用いられる基準値とは、健康な人々の検査データを統計学的に算出した数値のことです。このデータは、20〜60歳くらいまでの健康な人の検査成績をもとに、上限と下限の2.5%ずつを除外したもので、残りの95%の人の数値が基準範囲とされています。

全国健康保険協会/基準値とは

もし基準値より高くても低くても、それは上下2.5%の人だということに過ぎません。また、「健康な人の検査結果をもとに」とあるように、計測した全員ではないということで、どの人が検査から除外されているのかも分かりません。


どれだけ楽しい時間を過ごすことができたか


とにかく細かい数値を気にするより、まず運動して、おいしく食事することです。何年生きたのかは、結果論でいいんじゃないでしょうか。ただ長生きしたって、しょうがないです。「どれだけ楽しい時間を過ごすことができたか」その方が大事ではないでしょうか?


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