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感受性・好奇心がなぜ失われるのか?⑥

「HONDA」創業者の本田宗一郎さんの名言をご紹介しましょう。

失敗することを恐れるより、何もしないことを恐れろ

私はこの言葉を知らない頃からずっと実践していました。1980年、電電公社に入社し、先輩を反面教師として学んだことが、私の成長を促しました。

「俺も若い時はそんなことやりたかったんだよな〜」と、飲んだ席で先輩がよく愚痴をこぼしていました。それも一人二人ではなかったんです。

「今からでもやればいいのにー」と私が言うと、30歳独身の先輩が「今さらできないよ」と返事が返ってきます。これが反面教師となり、「こんな生き方をしたくない」と心に刻んだのです。今から思い返せば、ありがたいきっかけをいただいたと感謝しております。

失敗から学ぶことはとても多い


やりたいと思ったこと全部をやってきたわけではありませんが、かなり無謀なこともやってきました。一度失敗しても諦めず、何度も挑戦したこともあります。

おそらく誰にでも多かれ少なかれ、何かあることでしょう。もし何もないと思われましたら、今からでも遅くありません。ぜひ、やるべきです。やってみると失敗することもあるでしょう。いいじゃないですか! 失敗から学ぶことは意義あることですよ。

やらずに後悔するより、やって後悔する方が何倍も人生楽しい!


私はいろんなことを始めては失敗するを繰り返してきました。しかし、人生を振り返って、後悔したことは一度もありません。ただ、あ〜しておけば良かった、こ〜しておけば良かったと考えることはあります。それは後悔ではありません。違う展開があっただろうと考えますが、考えたところがどうしようもないことです。そんな想像は無駄な時間なので、思い出に浸るくらいにしておきます。

やりたいことがあるなら、やってみることです


年取ってから新しいことを始めることは難しいと言われます。本当にそうでしょうか? 一般論や世間の声なんて関係ないと私は思います。やりたいことがあるなら、やってみることです。できないと決めつけていたり、世間体を気にしてブレーキが掛かっているだけだとしたら、それが後悔になってしまう前に、やるべきです。

そもそも「やりたいことがない」という気持ちに、もしなっているとしたら、それこそが危険です。生きる目的はなくても、生きる価値を今一度ご自身で考えてみてはいかがでしょう?

自ら計画を立てて積極的に行動する人は、いわゆる「ポジティブな人」と呼ばれます。しかし多くの人は、受け身で生きています。受け身の人は、ポジティブな人にくっ付いて行ってみましょう! たったそれだけで、何か始めることは可能です。きっとあなたの知らない新しい世界を見せてくれるはずです。

カッコ悪く、失敗して、投げ出してもOK!


人生に成功も失敗もありません。あるのは、何をやったか、それだけです。必ずしも成し遂げる必要がありません。途中で投げ出すなと子供の頃から教わってきました。それは子供の話です。大人は、特に中高年者は投げ出して良いんです。最後までできなくったって、全然大丈夫なんですよ。カッコ悪くって良いんです。

好奇心は年と共に薄れるようです。だから少しでも抗って生きていきたいと私は考えています。

あなたも一緒にいかがですか?
まだまだ知らない新しい世界を見に行きましょう!


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