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いつかのための詩集

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どこかで酒と出会うための詩集。
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#言葉遊び

どうやったら詩を書いてコメントをもらえるか、アマチュア詩人が真剣に考えてやってみた記事。(前編)

どうやったら詩を書いてコメントをもらえるか、アマチュア詩人が真剣に考えてやってみた記事。(前編)

どうもこんばんは、りょーさけです。
最近ますます
 
 

妻子が恋しい男です…!
はよ4月になってくれ…。って感じです。そんなテンションで始めます。
 
 
 

嬉しいことに、最近noteがますます楽しくなってきました。twitterのTLにあがってくるnoteの方々(ぴぴぷるさん、そばさん、ぽこねんさんなどなど)が紹介してくれる記事がとても面白くてつい見てしまう。その周辺の人たちのノートなん

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傍観者のとき

傍観者のとき

通学路の広がりは

久しぶりの

通学路の広がりを

里帰りの

通学路の広がりが

子のいる君を思わせた
 
  

手が

足が

口が

痛い

(そんな病にかかるのだろか その子)
  
  

遅れてきてた

成長痛が

進めることなく

僕の四肢とか

いためていためて

酒飲ませてく

ぐぐっと ぐぐっと ぐ

(進まないんだ)

続けてくんだ

続けてくんだ

むかし得意だったけん

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外に出たくな 出さないで。

外に出たくな 出さないで。

音がなり まず何より音がなり

眼鏡のフレーム溶けてゆく 君の

ふくらはぎ裏に はりを感じて

なお一層高まって 声を枯らす

けやきの舞う道の上 二人で 気のせいか

渦が見える 見えてる 頬横

それを誰も見ていないことが 嘘つけ

歯がゆくもあり 掻きむしりたくて

手をあげる 手をあげる 足は整列

不思議と 冷静で 冷静で 冷静で

冷静で冷静で冷静で冷静で冷静で

右手でそいつのプラ

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妙なるおもかげ

妙なるおもかげ

(ぜひ声に出して読んでネ!)
――――――――――――――――――――――

ゆうゆう暮らしてた

キスのある3年だった

友人の友人だった

君の傷にしみるタッチが

揺さぶっていた揺さぶっていた

きりこみが入った僕を

結う首を締めることば

気づいては気づいては 

愉快に笑ってる

きっと きっ と上がる目に

誘惑されたんだ

季節外れにあたたかくって

愉快な今宵の月はオレンジ

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もっかいあじわうわわたし

もっかいあじわうわわたし

もっかいあじわうわわたし

もっかいあじわうわわたし

あのときのあれとあれもっかいあじわうわ

わたし

あじわうわわたしのなかで

記憶にあじはないわ

そんなことないわ

あれはおいしかったもの

おいしかったとも

あじはないわあじはないわ

でもあじわいたくなくはないわ

わたしあじわいたい

どうにかこうにかの試行錯誤が

また黄色と青を混ぜ緑をつくる

(もう実態があるかないかは関係

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夢見る子犬

夢見る子犬

起きたらミルクティーをくれ

セーヌ川対岸のあの店の シモーヌ

クロワッサンを焦がした店主の

あの笑い方の見事なことよ

夕暮れ

水面に捨てたミルクティー

浮かんでは来ずの ミルクティー

油絵を紡ぐはずだった君の

右手にかかった ミルクティー

一歩が遅かったんだ シモーヌ

あのとき僕に一握りの自棄が

はやってしまったんだ ごめんよ

西日が差し込むアトリエで

君は左手を動かし動

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ストップステップダンス

ストップステップダンス

猫を抱いて眠る

抱いて眠る

空手道場の底で

伸びた僕に触るヒゲ 優しい
 
 

象を抱いて眠る

抱いて眠る

河辺に宿る名も無き実

カリッと噛んで また朝に
 
 

兎を抱いて眠る

抱いて眠る

ジャングルジムと火星をつなぐ

君の母が生まれたところ
 
 

猿を抱いて眠る

抱いて眠る

甲板で淡々とワンパンを見舞う

星が綺麗だ お嬢さん
 
 

蛇を抱いて眠る

抱いて眠

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