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仕事のこと

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2021年7月の記事一覧

新しい仕事/切手の仕分け

よこはま障害者共同受注総合センターから新しい仕事をいただきました。

よこはま障害者共同受注総合センターは、私たち障害福祉サービスを提供する事業所と企業等の仲介をして仕事を紹介してくれます。今回いただいた仕事は、切手の仕分けです。注意してみると、すべて未使用の懐かしい切手ばかりです。私は、作業をしている輪に首を突っ込んでしまいました。

私は、小学生のころ切手収集が趣味でした。地元の公民館で開催さ
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地域をデジタルとアナログでつなぐ

地域をデジタルとアナログでつなぐ

noteに私が活動する地域のページを作りました。地域の人たちに有益な情報を発信していきます。しかし、地域にお住まいの方々は年配者も多くインターネット等の操作が苦手なので人がいます。そこで幅広い層に情報が行き渡るように、オンラインと従来のアナログをつなぐ活動もしています。

私は障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。社会福祉法人には地域福祉の推進、地域への貢献的な取組みが義務づけられ

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一緒に暮らす人を選ぶ

一緒に暮らす人を選ぶ

困っています。障がいのある人たちが共同生活をする場所としてグループホームというのがあります。私が、区内のグループホームの連絡会会長を務めていることから、入居希望者の選定の場に呼ばれることがあります。そこでは、ご本人の事情、ご家庭の事情、グループホームの事情、事情が三乗になってややこしくなります。さらに今の社会情勢では、安易に体験宿泊ができず、頭を悩ませています。

探している人と募集している所グル

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私の人生を変えた人

私の人生を変えた人

毎年7月26日は同じことを書いています。私を育ててくれた人のことです。私は、その人に会わなければ違った道に行っていたかもしれません。ということは、今の社会福祉法人もありません。今日は、私の人生を変えた人のことを書きます。

私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。最近は、事務仕事がほとんどです。それでも、毎日、利用者の皆さんに声をかけていただき、充実した生活を送っています。

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一緒に生きる

一緒に生きる

「覚悟を決める」、私にもそんなできごとがあります。ある一人の利用者を、私が経営する社会福祉法人のグループホームの入居を決めたときです。彼と最後まで付き合う、私に最後まで付き合ってくれ、そう思うときがありました。

私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。理事長になって15年が過ぎました。理事長になる前は現場の支援者でした。私は、今の事業所が社会福祉法人になる前の無認可時代に入職

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幸せな仕事/障がい福祉サービス事業

幸せな仕事/障がい福祉サービス事業

私は、アイドルではありません。しかし、まるでアイドルに出会ったときのようなもてなしをされることがあります。そんなことがあるたび、この仕事を続けてきて良かったと思います。

私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。理事長です。私が所属する社会福祉法人は、小さな事業所が一つの地域に点在しています。そのため、定期的に事業を巡回します。

ボクってアイドルかなぁ…私が、事業所を訪問する

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いろいろな役割で構成されています

いろいろな役割で構成されています

7月になるとある事件を思い出します。5年前に相模原で起きた事件です。その事件の犯人は、障がいのある人は非生産的である、という表現を使いました。それは絶対に間違いです。直接、何かを生み出すことがなくてもいろいろなものと結びつき、大きな成果を生み出しています。

人生の課題/タスク
私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。昨日のnoteでは、人それぞれに人生の課題/タスクがあり、私

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人生のタスクについて考える

人生のタスクについて考える

7月の後半になると思い出す悲しいできごとがあります。まもなくあの事件から5年です。その事件は、障害福祉サービスにたずさわる者たちがあらためて自分たちの仕事の意義について考えて襟を正さなければいけない事件でした。

事件の傷跡相模原の事件から5年が経ちます。あの日の私は、子どもの学校行事があり、子どもを学校まで送って行く約束をしていました。そのためいつもより早くに起きてテレビをつけました。そのあとの

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他人に厳しく自分にあまい

他人に厳しく自分にあまい

私の仕事のパートナーがよく言う言葉です。「福祉人って、他人に厳しく、自分にあまいんだよね」。その人は、20年近く私を支えてくれています。それだけに、その人が言う言葉は、私の心に強く響きます。

私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。今の私は、理事次長業務が中心です。しかし、以前は現場の支援者でした。また、そのころの私は、他人に厳しく自分にあまい、その典型でした。

タテの関係

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ワンストップとワンウエイ

ワンストップとワンウエイ

社会福祉法人を経営をしています。法人の事業に相談支援があります。また、相談支援事業にかかわらず社会福祉法人には、地域福祉の窓口という使命があります。地域福祉の窓口では、地域住民からさまざまな相談があります。そのときに意識しなければいけないことは「ワンストップ」です。しかし、オンライン化が進むと、「ワンストップ」が「ワンウエイ」になることがあります。

兼務の嵐今日は、ひさしぶりに怒りました。私は、

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飲み物の温度は、ほどほどに(福祉業界のあるある②)

飲み物の温度は、ほどほどに(福祉業界のあるある②)

私のお袋は特別養護老人ホームで生活をしています。生活を始めて3年が経過しました。ホームの支援員の皆さんはお袋の希望を聞き取り、細かな対応をしてくれています。ただし、どうしても実現できない要望もあります。お袋は「熱いお茶が飲みたい」と言っています。しかし、ホームで出されるお茶は、ぬるめの常温に近いお茶になります。この「ぬるめの飲み物」というのも「福祉業界のあるある」の一つです。

私は、障がいのある

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トイレは申告制(福祉業界のあるある)

トイレは申告制(福祉業界のあるある)

以前、他業種から転職をしてきた女性がつぶやいた言葉です。「ここって、トイレに行くときに申告するんですか?」
noteのお題に「業界あるある」というのがあります。今日は、私が所属する「福祉業界のあるある」です。

この道一筋35年!私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。今は、理事長です。しかし、出発は現場の支援者です。私は、専門学校を卒業して以来、35年間、障害福祉サービスで働

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一回目の施設内接種を実施しました

一回目の施設内接種を実施しました

昨日(07月16日)は、ワクチンの施設内接種の1回目を実施しました。障がいのある利用者の皆さんと法人の職員、合わせて66人がワクチンを接種することができました。今日の私は、会場の運営の疲れと長時間の立ち仕事でぐったり、ひさしぶりに何もできない一日をすごしています。今日のnoteは、一般の接種会場とはちょっと違った施設内接種のレポートです。

お医者さん探し私は障がいのある人が利用する社会福祉法人を

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キンプリから共同体感覚の育成を始める

キンプリから共同体感覚の育成を始める

相談担当の支援者が、あわてて帰って行きました。「帰って、音楽番組を見なくちゃ」と言っていました。ただし、だれかお気に入りのアーティストが出演するわけではありません。しかし、その支援者にはだいじな目的がありました。

相談事業は信頼関係から始まる私は障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。法人の事業の一つに相談支援事業があります。そこでは、福祉サービスを利用する人たちの希望を聴き取り、

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