6-6.果てなき領土拡張
1803年にルイジアナを購入し、領土を大きく拡げたジェファーソン大統領は、「わが連邦は巣のようなもの、つまりそこから南北両アメリカに植民していく巣のようなものとみなされなければならない」と述べていました(出所:「アメリカ史(上)/紀平英作」P167)。1840年代になると、まさにこのとおりにアメリカは太平洋岸にまで領土を拡大することになります。1844年は大統領選の年でしたが、領土の拡大を選挙スローガンにしたジェームズ・ノック・ポーク大統領が第11代大統領として就任するのです