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6.太平洋を隔てた隣人

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1853年7月と翌年2月に2回に渡り日本にやってきたアメリカ艦隊。そのミッションは、日本を「開国」させることでした。当時のアメリカは一体どんな国だったのでしょうか。それをみていき… もっと読む
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記事一覧

6-7.明白なる運命

それが運命 この領土拡張時期のアメリカの人びとを捉えて離さなかったのが、「明白なる運命=…

Ryo
1か月前

6-6.果てなき領土拡張

1803年にルイジアナを購入し、領土を大きく拡げたジェファーソン大統領は、「わが連邦は巣のよ…

Ryo
1か月前
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6-5.ナショナリズムの高まり

モンロー主義 イギリスとの2回目の戦争はアメリカ国内においてナショナリズムの高まりを促進…

Ryo
1か月前
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6-4.ルイジアナ購入と内部対立の芽

ルイジアナの購入 アメリカ合衆国史上最大の領土拡大となったルイジアナの購入は、第3代大統…

Ryo
1か月前

6-3.独立戦争

有益なる怠慢 イギリスのアメリカ植民地統治は、植民地側からは「有益なる怠慢」と称され、基…

Ryo
1か月前
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6-2.13の植民地と黒人奴隷

13の植民地の特徴 アメリカの植民地は、それぞれ統治の主体が異なっていた13の地域から構成さ…

Ryo
1か月前
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6-1.アメリカの成り立ち

独立記念日 7月4日はアメリカ合衆国の独立記念日と知っている人は多いと思います。1776年のことです。この日前後1週間は、アメリカ国内においてはクリスマスや感謝祭に匹敵するほどお祭りモードとなるらしいです。アメリカ国内では、「アメリカ革命」「アメリカ独立革命」、もしくは「革命戦争」と呼ばれ、イギリスでは「アメリカ独立戦争」と呼ばれています(日本もイギリスと同じ)。アメリカ大西洋岸の13のイギリスの植民地が本国からの独立をかけた戦争です。戦争は1775年からはじまり、1783