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娘ちゃんはフライパンに貯められた汚いお湯では手を洗わない

娘ちゃんが食事を終え、食器をキッチンシンクに置き、そのままキッチンの蛇口で手を洗った時のこと。

(以下の会話は全て英語で行われたのですが、適当に日本語に訳しております。)


娘ちゃん「熱いっ!! 熱いお湯を使ったのは誰っ!?」👹

わたし「ダディだね」

旦那「なんでフライパンの中の汚いお湯で手を洗うの〜

旦那のその発言で、娘ちゃんは思考停止。

わたしは、なぜ旦那がそのような考え&発言をしたのか理解に苦しみ、1、2秒考えました。

フライパンとキッチンシンク
写真はイメージです

旦那は、目玉焼きを焼いた後、フライパンについた焦げをふやかすために、フライパンに熱いお湯を注いでキッチンシンクにしばらく放置していたのでした。

そして、熱いお湯を出した蛇口の方向をそのままにしていたのです。

*我が家の蛇口は、右方向に倒すと冷水、左方向に倒すと熱いお湯が出ます。たまにエヴリシング・ベーグルが出てきます▼


◇◆◇◆◇◆◇

わたし「フライパンの中の見るからに汚いお湯で手を洗うわけないじゃん。あんたが蛇口を元に戻してなかったから、娘ちゃんが手を洗ったら熱湯が出たんだよ」

旦那「・・ああ!ごめん!」

娘ちゃんは、わたしが旦那に言ったことで状況がようやく飲み込めたらしく、意外にも、爆笑しながら、ダディに反論し始めました。

娘ちゃん「Why would I…..why would I have washed my hands in the dirty water!?」(汚い水で手洗いするわけないでしょ!)

「Why Would I〜?」だと、現在、未来の意味合いが強く、わたし達の会話には仮定法過去の方がピッタリだと思ったんでしょうか。「have」を入れて言い直してました。笑

その後はこう続けた娘ちゃん「私がなぜ汚い水で手洗いするなんて思うのよ!3つの理由を挙げよ!」

娘ちゃんは現在NY市立の小学校3年生。
学校でちょうど文法や論文の書き方の基礎を習っています。

先述の「Why would I〜? / Why would I have〜?」の文法を直したこともそうですが、

学校で習っている「論文/エッセイの書き方」をそのまま復習してる。
うちの娘ちゃん、えらい!

ちなみに、娘ちゃんが習っているショートエッセイの超基本の構成はこちら。

1. 序章(Thesis Statement含む)
2. Thesis Statementをサポートする理由1
3. Thesis Statementをサポートする理由2
4. Thesis Statementをサポートする理由3
5. まとめ(Thesis Statement含む)

(Thesis Statementの日本語がうまく訳せませんでした)


NYCでは、大学1年の授業を開始する時点で、少なくともこの構成でショートエッセイを書けるようになっていないと、単位の取れない英語の補習クラスを取らされます。

他の国はわかりませんが、NYまたはアメリカ留学を考えている方々は、早いうちから、英語でショートエッセイを書いて書いて書きまくって、構成やエッセイ定番単語に慣れておくこともお勧めします。


◇◆◇◆◇◆◇

旦那に挙げさせた「娘ちゃんが蛇口をひねってではなく、フライパンにつけてある汚れたお湯で手を洗う(かもしれない)理由」の3つは、ここで取り上げる必要もないほどのくだらない理由でしたが、

To sum up, 「我が家の娘ちゃんはそうではない(旦那が挙げた3つのくだらない理由)賢い子供なので、フライパンに貯められた汚れたお湯では手を洗わない」とまとめてやったら、娘ちゃんは自身の正義が守られたことに納得してお友達とFacetimeをしに席を外しました。


◇◆◇◆◇◆◇

残ったわたしたち。

旦那「子供の時、母親が『このバケツの中に入ってるのは熱湯だから絶対手をつけるな』と俺に言って、そのバケツを置いていったことがあったんだよ。子供だった俺がどうしたと思う?」

わたし「熱湯だし『手をつけるな』って言われたんだから普通は何もしないよね? 火傷するじゃん」

旦那「それがさ、足突っ込んだんだよ」

頻繁に揚げ足をとる旦那の性格は子供の時からだったらしい。

旦那「ERに連れてかれて大変だったんだよ」

旦那「そんなことがあったから、娘ちゃんが熱湯の入ったフライパンに手を突っ込んでも不思議じゃないっていうか〜」

わたしには全く理解のできない思考回路を披露されました。

旦那はお義母様のことを厳しかった、と言ってますが、
旦那の子供時代の話をいくつか聞き、
実際にお義母様の思いやりのある行動を目にした後は、

うちの旦那だから「厳しい」、叱られることが多かったんじゃないのかな〜、な〜んてこそっと思ってます。

わたしはお義母様のように優しくないので、
娘ちゃんが、
旦那の幼少時代のように熱湯に足を突っ込んでいくような性格ではないことに安心した週末の朝の出来事でした。

▼ お義母様と一緒に行ったLEGO LAND NEW YORKです


▼ 子育て関連のらいさわブログ記事の一部です



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