姑と初対面をした
結婚して10年弱になりますが、今年（2022年）の夏休みに旦那の母、私にとっては義理の母、いわゆる姑と初対面をしました。
なぜなら、わたし（日本出身）と旦那（元社会主義国ヨーロッパ某国出身）ともに単身でアメリカに来て、ちょっとした事情があり、こちらから旦那の出身国を訪問する機会がなかったのと、旦那のご両親も今までアメリカに来たことがなかったからです。
現在は無宗教の旦那ですが、毎週日曜日の朝は必ず教会に行く、という敬虔なカトリック教徒のお義母さまの下で育ちました。
義母は元教師であり、とても厳しかったと聞いていました。
義理母との関係がうまくいかずに離婚危機にあった友人もいますし、
コアラさんの嫁姑関係noteも読んでいたので ▼
初対面でしかも２週間も一緒に密着して過ごすとなると、
ストレスが溜まって爆発したらどうしよう、と緊張していました。
しかし、義母がすごく気を遣ってくれていたので、結果的には「予想以上に気持ちよく過ごせた家族時間」になりました。
そのような、初めての義母との対面を終わらせ、
日本出身の自分自身や、同じ70代でもわたしの母とは違うな、自分は国際結婚したんだなと実感した義母の行動を少し紹介します。
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箸とフォークを渡しても箸に触ろうともしなかった
家で食事をした時には、箸とフォークを並べて出していたんですが、結局義母は一度も箸を使うことはありませんでした。
なんでも試してみたいタイプのわたしだったら「出された」＝「使えってことかな？ 使ってみたい！ 使い方教えて！！」って反応をすると思うんですけど、お義母さま、箸に目もくれず！ 一切興味なし！ 日本人、日本食、日本文化に興味なし！
箸というものの存在に気づいてなかった可能性もありますね。なんだこの色付き枝、って思ってた？ 笑
レストランで一度寿司を食べましたが、その時も巻物や握り寿司にフォークをブスッと刺して食べておりました。
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旅行から帰ってきて一番に納豆をかきこんだ私への反応
義母が来て居る間、NY近郊に旅行に出ました。旅行中の外食、アメリカンな朝食などにうんざりしていて、帰宅した途端、わたしは夕食に納豆とご飯をかきこんだんですよ。
そんなわたしを見ていた義母に「いる？」ってジェスチャーして聞いたら、
「 EEEEEEEEwwwww」と口パクしたくなるような100％拒否の表情が返ってきました。
NYに到着したばかりの食卓に納豆を出したら、義母は残さず食べたんですが、やっぱり嫌いだったんだね、と思いました。笑
あの時残さず食べた義母は思いやりのある人だなと思いました。
違う日にフォンデュを出したら、美味しい、と言ってパクパク食べてました。
そうだよね、ヨーロッパの人は、納豆＆ご飯より、チーズ＆パンだよね。
▼我が家はわたしだけでなく旦那も娘ちゃんも納豆が大好きです
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黙って聖書を置いて行った
旦那は子供時代の反動でいまは無宗教なんですけど、義母はずっとクリスチャン。大袈裟かもしれませんが、彼女の生活は宗教を中心に動いています。
そんな義理の母なのに、どうやら無宗教である旦那とわたしにとても気を遣ってくれていて、日曜日に教会に行くこともしていませんでした。←旦那が驚いてたくらいです。
義母が帰った後、彼女の荷物を置いていた場所の整理をしていたら、見慣れない本があることに気づきました。
聖書でした。
うまく表現できないんですが、その置き方が「忘れた」感じでなく、「意図的に置いて行った」感じだったんですよ。
アメリカのホテルによってはベッド脇の引き出しを開けると聖書が入ってるんですが、あんな感じ。
で、旦那に「これ・・わざと置いていったのかな？」と言いながら見せたら、なんとそれ、旦那の子供時代の聖書だったんですよ。
義母的に色々思うところがあって、その思うところの結果が旦那にも言わず無言で聖書を置いていく行為だったんでしょうかね。
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嫁姑問題を期待しながらこのnoteを読んでくださった方には申し訳ないほどドラマが起こらなかった姑との初対面でした。
アメリカ、NYにむすめちゃん以外の家族・親戚がいないわたしたち。
ちょっと子供を預けたい時に親や親戚が近くに住んでいる方々を羨ましいと思うこともあるのですが、面倒な両親・親戚付き合いがないのも楽だなと思います。
義理母との思い出に訪れた場所をブログ記事しました。
どこも楽しかったので、良かったら覗いてみてください。
▼ ホテルに宿泊し、LEGOLAND New York（レゴのテーマパーク）行きました
▼ 家族三代で仲良くロングアイランド（NY)のワイナリーにも行きました
ありがとうございます。むすめちゃんの日本帰国費用に回させていただきます。😆