身の危険を感じたので回避したはなし
こんにちは、らいさわ(@ryesour)です。
ブログの師匠から現地の人が持つ情報を入れると親切、とアドバイス頂いたことがありました。
▼ 現地在住だと調子に乗って書いたブログ記事
この記事の冒頭に
こんな一文を書いたのですが、もしかして自分で忘れてしまっているのかな〜なんて振り返ってみました。
そして思い出した一つの出来事。
そうだ!
わたしは普段から、危ない目に遭わないように細心の注意を払ってるんですよ!
◇◆◇◆◇◆◇
むすめちゃんを出産する前、レストランでアルバイトをしていた時がありました。
▼経験があるからこその記事です^^
ディナータイムに働くと帰宅時間は午前0時前後でした。
わたしの家の最寄りの駅周辺は、0時ならまだ少し人の波があります。
それでもちょっと怖いのと、毎回クタクタだったので、一刻も早く家に帰ってシャワーを浴びて寝たかった。
いつも通りその日も早足で帰途を辿りました。
自分のアパートが入っているビル前に到着。
…………….
フードを深く被った知らない男性が、ビルの入り口でぐっすり、ドア幅に
ピッタリはまって寝てました。
鍵を開けてビル内へ入るには、
彼の上を大股で越えて行かねばならない状況でした。
無理。
旦那に電話して、ビルの内側からドアを開けてもらおうと電話しました。
入り口に寝ていた男性と同じく、ぐっすり就寝。
何度かけても起きやしねー!!
旦那、付き合い始めの頃は、駅まで迎えに来てくれてたのに〜!!!
時々同じビルの人が同じサブウェイに乗って帰ってきて挨拶することもあったけれど、この日に限って誰も帰ってこない。
わたし、ただひとり。
当時、ニューヨーカーになってから10年前後が経過していました。
そんな脳裏に浮かんだのは、
「警察を呼ぼう」。
◇◆◇◆◇◆◇
日本のお巡りさんの世界を描いた「ハコヅメ」サイドの感覚で言うと、こんなことでわざわざお巡りさんを呼ぶのは申し訳ない、自分でどうにかしよう、と考えたかもしれません。
でもここはニューヨーク。
タトゥーの入ったロン毛の警官が、談笑しながらダンキンドーナツやスターバックスに並んでいるところですよ。
お友達とスイーツ食べて、ストレスも少なめ。血糖値もしっかりあがってて、エネルギー満タンで勤務してるはずですよ。
ドーナツ食べるのは全然いいけど、
仕事があるときは、
税金払ってる市民のためにしっかり働かせましょ!
という考えになるわけです。
そんな考えとは別に、
人様の迷惑になることなど考えず、ビルの入り口でグースカ寝てる人は非常識!マトモじゃない。
これを起こしてグアー!っと襲われたらどうするんだ、危険!
らいさわ、貞操の危機!絶体絶命!
日本で言う緊急通報110番の911に電話をしました。
◇◆◇◆◇◆◇
らいさわ(以下ら英語での会話)「ハロー」
911 Dispatcher(以下911英語)「ハロー」
ら「家の前で男が寝ていて家に入れないんで、警官送ってくれませんか?」
確か最初に身元確認のため、個人情報と住所を聞かれた気がします。
911「その寝てる男、どんな外見?」
ら「えっ」
フードを深く被っているし、夜中なのであまり見えませんでしたが、肌は黒かったことを覚えています。
彼を"Black"と形容していいのだろうか。
"African American"と呼ぶべきか。
しかし、アフリカではなく、南米やカリブ系の浅黒い人かもしれない。
そうした場合でも”Black”?
形容の仕方がわからず、モゴモゴしてました。
911「白人?黒人?かくらいはわからない?」
2択かよ!
オセロかいな!
▼ ここでもわたしの存在を無視された感がありましたね・・・
ら「多分、黒人・・・? 私アジア人なんだけど、私よりは肌が黒いよ!」
何気に黒白ではない、アジア人だとアピールしたのを覚えています。
落ち着いて考えるとアジア人でも南の方は比較的肌黒い人いるし。
とにもかくにも、結構気をつかうんです、人種、民族に関しての発言は。
911に電話をするなんて滅多にないですからね、緊張もありました。
そんな感じのやりとりをした後、珍しくすぐに2人の警官がパトカー1台に乗ってやって来ました。
警官たちはその男を起こしてくれて、わたしが入口にアクセスできるよう男を動かしてくれ、わたしはお礼を言ってそのままビルに入りました。
その後、その警官たちがその男性にどれだけ手を焼いたのかは分かりませんが、無事、操の危機・命の危険を回避した記憶です。
◇◆◇◆◇◆◇
わたしは、考えすぎ、慎重すぎって言われたこともあるんですけど、
でも、何かあってからじゃ、遅いですからね。
先回りして安全を確保していくことは重要だと思うんですよね~。
みなさんは自分の家の前に男がグースカ寝てたらどうしますか?
日本から海外に出ると思いがけない事件に出くわすこともあります。
▼ 普段から海外での経験談などを読んで、対策を講じるのも、身に降りかかる危険回避には有効だと思います。
特に現地の言葉ができないと慌てふためくことが多いので、
▼ 英語圏に行くなら英語は普段から少し勉強しておきましょ!
ありがとうございます。むすめちゃんの日本帰国費用に回させていただきます。😆