本間 充 マーケティングサイエンスラボ所長/アビームコンサルティング顧問
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「#AIで可能になったこと」ではなく、#AIで仕事の質が変わったこと
#AIで大学などの講義のシラバスの書き方が変わった日経COMEMOで 、「#AIで可能になったこと」を募集していますが、私の#Ai活用は、可能になったことではなく、仕事の質が…
出社日数を研究すると、ビジネス・パーソンを取り巻く社会環境変化が見えてくる!
「週5日出社義務付け」がニュースになる時代!皆さんは、以下のニュースを、悲観的に思うだろうか、それとも何も思わないだろうか?
私の感想は、出社日数が大きなニュースになるといことは、「今は働き手が働き方を選択する自由が芽生え始めた」ことだと認識し、好意的に思うのです。
ところで、この週の勤務日については、コロナ前までの考え方と、コロナ後での考え方に少し違いがありそうなので、整理してみましょう。
みなさん、「AI検索」使っていますか?
「ググる」は、「ジェミニる」に変わる?今や、インターネットで検索することを、「ググる」というのは、一般の言葉になりました。しかし、この「ググる」という言葉も、2000年代に登場した言葉です。まだ、歴史の短いこの言葉にも、早くもバージョンアップの時期が来たかもしれません。
それは、「ジェミニる」です。
上記のテレビコマーシャルを見たことのある人も多いのではないでしょうか?そして、多くの人は、ス
「#AIで可能になったこと」ではなく、#AIで仕事の質が変わったこと
#AIで大学などの講義のシラバスの書き方が変わった日経COMEMOで 、「#AIで可能になったこと」を募集していますが、私の#Ai活用は、可能になったことではなく、仕事の質が変わりました。そして、今や#AIなしの仕事に戻れなくなりつつあります。
その最初の例が、大学や企業研修の講義設計です。大学の講義では、シラバスの作成や、企業研修では、研修設計書を作成します。今まで、講師は、学生や参加者に学ん
「生成AI、活用企業は2割未満」って、インターネットの登場にも似たような文章見たかも!
生成AIの活用は、これからの企業の重要な活動なのに急速に進化、導入が進む生成AIですが、皆さんは活用できていますか。私は、マーケターであり、データサイエンティストですが、その両面で生成AIの活用は日常的になっています。
Webのアクセス分析でも、生成AIを使うことで、今まで複雑だと思っていたプログラミングから、解放されています。
私の直感では、生成AIの活用は、どの企業でも優先順位が高い、検
マーケター必見。パリ・オリンピックのワールドワイドパートナーの動画広告は、学びが多い
パリ・オリンピックは試合が主役だが、マーケティング戦略に学びが多いみなさん、パリ・オリンピックは、楽しまれていますか。私は、マーケターなので、オリンピック期間中の、マーケティングに興味があります。
例えば、ビールの広告も時代と共に変わっていること。
選手の持ち物すら、広告の対象として議論されてしまうことなど、考えることや、学ぶことは、本当に多いと思います。
今回は、そこまでマーケティングに
広告の効果を科学的に捉えるには(3)
広告の効果を科学的に捉たら、相手に説明するハードルが残っているさぁ、広告の効果を、エクセルのような表計算、グラフ表示ツールで行うことを前回学びました。
最後に残っている仕事は、「広告の効果分析で分かったことを、実際のマーケティング・アクション」に変えることです。残念なことですが、多くのビジネスの組織では、科学的に証明された(に近い)ことが、今までのビジネスのオペレーションや、やり方と異なると、
広告の効果を科学的に捉えるには(2)
社内のデータを集める時に、3Vを意識するさて、前の記事で、
広告の効果分析のために
広告の目的を明確にする
広告の目的の測定数値を集める
広告に関するデータを社内・社外から集める
というステップについて、説明しました。いよいよ、今回は、そのデータ分析を行いましょう。
ところで、みなさん、データサイエンス、特にBig Dataについて、[3V]を知っていますか?3Vとは、Volume,
広告の効果を科学的に捉えるには(1)
マーケティングを行っていると、広告の効果を知りたくなる広告、アドバタイジングを行うと、その効果を知りたくなります。それは、広告に関する仕事には、お金がかかり、競合がいて、そして継続的な仕事だからでしょう。
広告の効果の目的をすべて洗い出すことはできませんが、広告で得たい主な効果は以下のようなものです。
予算の最適化
広告費は企業にとって大きな支出であり、効果測定を通じて無駄な広告費を削減し
広告を掲載するメディアが、政治的に中立でなくなった場合、広告主は広告を掲載し続けるべきか?
3連休に飛び込んできた「トランプ前大統領の銃撃」はショッキングだった日本の日曜日の朝に飛び込んできた、トランプ前大統領の銃撃事件は、あまりにもショッキングなニュースでした。
そして、多くのテレビ番組、ラジオ番組で、この「銃撃」が与える「大統領選挙」への影響を推測し、論じていました。
そして、米国では多くのSNS空間で、この銃撃に関することが、情報発信され、共有されています。それだけなら良かっ
そうそう、組織でのデータサイエンスの最大の壁は、「アナリスト」対「現場」。それを、解消するロサンジェルス・ドジャース
データサイエンスの良い事例にスポーツので事例 データサイエンスの強化は、今も企業の大きなテーマでしょう。私も、年に10回程度は、企業に招待いただき、データサイエンスの講演や講義を行なっています。
その講演の中で、スポーツでのデータサイエンスの事例を紹介します。なぜなら、スポーツでのデータサイエンスの事例は、かなりの部分が公開されており、そして、何よりも重要なのは、スポーツの関するデータは公開さ
AI時代、「偽情報」抑制は、経済成長に必須かも
「ウィキペディア創設者VSマスク氏」とのタイトルは、あまりにもショッキングだが日本経済新聞の「テクノ新世」の記事のタイトルが、私の目を惹きつけました。
というタイトルだからだ。しかし、このジミー・ウェールズ氏の主張に、私は、深く同意します。それは、AI時代の重要な点を、指摘しているからです。
私は、2023年11月13日、ポルトガル、リスボンで開催された、Web Summit 2023に出席
日本経済新聞社、2024年上期の日経MJヒット商品番付に学び、「ヒット」の定義の変化
2024年上期のヒット商品番付が発表されましたよ!多くの人に商品やサービスを提供しているマーケターが注目するデータの一つに、日経MJヒット商品番付があります。その2024年上期のヒット商品番付が、公開されました。
あなたの関与した商品・サービスはランクインしていますか?まぁ、そんなことは、滅多にない話でしょう。
視点を変えて、これらの商品・サービスを購入する生活者、消費者の視点で眺めてみまし
スマホは、本当に私たちの消費活動に変化を与えた。私達マーケターは?
デジタル社会の消費者像シリーズは、マーケティング担当者の頭の整理に良い日本経済新聞の「やさしい経済学」の「デジタル社会の消費者像」は、コンパクトに、デジタル登場後の消費者の行動・活動の変化を整理・理解できる良いコラムです。
その中に、「デジタル社会の消費者像(4) スマホがもたらした変化」があり、その文章を読んで、確かに私たちの消費活動は、スマホで大きく変わったことを再確認しました。
このコ
生成AIの活用は、「生成」よりも「自分にない他人とのコラボ」なのかも?
生成AIは、大学の授業も変えています私は、大学で授業を行うことがあります。この間、大学の授業と「生成AI」を考えるワークショップに参加してきました。私自身、生成AIを授業でどのように活用して良いのか悩んでいたので、とても良い機会になりました。
その時に、このワークショップの担当教官から、以下のような演習課題が出されました。
そこで、私は、以下のようなプロンプトをGoogle Geminiに投
日本のプロ・スポーツは、もっと柔軟にルール変更をした方が、ファンが離れないかも
Bリーグが、総年俸上限(サラリーキャップ)制度を導入するらしい私は、NFLファンで、その視点から日本のプロ・スポーツを客観視すると、時々驚くことがあります。その一つは、日本のプロスポーツの多くは、サラリーキャップ制度を導入していないことです。
サラリキャップ制度とは、チーム所属選手の総年俸にキャップ(上限)を設定することです。NFLは、すでに導入済みで、2024年のNFLのチームのサラリーキャ