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<無料公開>働き方改革の現状について考える。

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労働者にとっての改革ではなく、結局企業にとっての改革であったのかもしれない。働き方改革は夢物語で終わる可能性が高い。確かに働き方の多様化は進む可能性は十分あり得るが、限界値はくる。ベーシックインカムが導入されれば企業に属してフルタイム働くメリットが低くなる。ただ、まともな議論すらされておらず今後残業という概念が無くなれば副業解禁されていても副業に費やす時間すら今より無くなる可能性もあり得る。
未だに7割企業が副業禁止しているが、禁止している企業は本業に集中して欲しい。というが、この言葉の深層心理は副業になんて時間を使うならば本業で長時間労働、サービス残業をしろという事だろう。労働時間の管理や長時間労働の懸念があると答えてる企業に関してはまずは自分の企業の労働環境について公開してみたらどうか。本当に副業解禁してない状態で法令遵守しているのかって話。
高プロ制度の範囲拡大を見越して副業解禁せず、長時間労働を残業代無しでおこなう事が合法化されれば副業をやる余裕はなくなる。その時に初めて副業を認めるとかやりかねないだろうね。働き方改革の導入によって残業代に頼っていた労働者にとっては長時間労働と引き換えに得ていた収入が減る側面はあるだろう。ただ、これはサービス残業を除いた残業代が支給がされてる職場の場合である。自由な時間が出来るわけだから副業をはじめればいいんだよ。禁止している企業も今後解禁させるように国が動けばいい。
今後想定される最悪のパターンは残業という概念が無くなり、長時間労働だけが残ってしまう事。そうなると副業に割く時間も搾取され、残業代を発生しないので給与も減り、時間もお金もないから消費が低迷し、企業の売り上げが減るという負のスパイラルだろうね。また、正社員が夢という人々が存在し、その思いを企業に利用されるのは残念すぎる。夢に対する価値観って複数あるけど、これは夢ではなく、ただの希望というか願望。いつからこんな世の中になってしまったのかね。正社員や公務員など安定こそが全てというのは残念過ぎる。働く事=生きる事。ベーシックインカムが導入されれば本当に考え方や労働の仕方が人それぞれになると思う。
働き方改革の一つに勤務時間外のメール規制が他国でおこなわれており、日本も早くこの分野の法整備をすべきであると個人的には思う。これも本来目指すべき働き方改革の一部であると個人的には思うがね。日本は労働者保護が形骸化しており、今年目指した働き方改革は結局高プロ制度などで実際に労働者保護となる法の遵守や取り締まり部分の強化は皆無。これでは何も変わらないわけだからね。

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