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昔、メン募サイトを使っていたころの話


はじめに


いつかこの記事書きたいなと温めていたんですが、
メン募サイトでの珍事件やエピソードについて、
こんなこともあるんだなと面白半分で読んでもらえたら嬉しいです。

ちなみに今はありがたいことに、募集サイトや掲示板を使わずとも、
ライブで共演した方や、音楽関連の知り合いとバンドやユニットを組むことができているので
ここ数年、募集サイトは使っていないです。
ふと見たら今でも数年前の私のメン募アカウントが残っているので懐かしくなり、(今はログインできませんが)
昔、
まだ上京したてで音楽仲間を作ろうと頑張っていたころに起きた
メンバー募集サイトで起きたトラブルを書いていこうと思います笑

今でも引きずっているとか怒っているのではなく、
あくまでも私のエピソードに興味ある方や
あくまでメン募サイト使ってみたい人、OURSOUNDSでの失敗談、
これから使おうとしている人など
参考にしたい人向けです。

セッション

セッションや大人数でのセッションサークルは
実のところ、そこまで大きなトラブルはなく、
バンドメンバーを募集するよりかは
むしろセッションサークルに入って気の合う仲間を見つけるほうが
すぐにメンバーが揃う上に穏やかで趣味の合った音楽好きな人で集まって本当に楽しかったですね。

実はセッションで知り合ったバレエダンサーの方とバンドを組んだこともあり、
当時はDASICSEXという、
演劇とダンスと音楽の融合バンドをやっていました。

ちょっと画像の荒い映像しか残っていませんが汗

当時も枠組みやストーリーだけ決めて、
即興演奏で構成していました。
ちなみに私は
この時はヴォーカルと踊り・一部の楽曲の作詞作曲を担当してました。

私のオリジナル曲もDASICSEXで披露したのですが
この頃は私がまだ作曲ががっつりできなかったのもあり
うまく自分の構想を伝えられず悔しい思いをしたので
それがきっかけに、
作曲やコードを習う決意をしたので、
いろんな意味で私の転機になったバンドです。
ちなみにこの頃はメタルではなくブルースやジャズを取り入れた曲をメインでやっていました。

バレエダンサーさんといろいろ意見交換しながら音楽をやるのは本当に充実した時間でしたし、
何より16年前に加入したストロベリーソングオーケストラをやめてからは
私は舞台役者になっておりバンドはしばらくやっていなかったので
こういった形で再びバンド活動ができたのはうれしかったです。

バンド結成のきっかけとなった埼玉のサークルには本当に今も感謝しています。

埼玉の他にもカヴァーやコピーメインの秋葉原のサークルにも入っていましたが
途中から人間関係がドロドロしてしまい・・・
若い方もいるので、誰誰が付き合って・・・誰と誰が喧嘩して・・・
みたいなのは疲れてしまい、
二つサークルに入っていましたが、秋葉原のほうは抜けました。
でも、サークル活動は私がバンドをやりたいと再び思えるきっかけになったので
どちらのサークルにも本当に感謝です。


キーボード希望の男性


かなり前ですが、
セッション派生のDASICSEXでの活動が終わり
今度は違う方向性のバンドが組みたいと思い
一通り自分の楽曲がそろったタイミングで
バンドメンバー募集をかけたことがありました。

すると
早いタイミングで
年配の男性の方から
キーボードで加入希望と連絡があり、
バンド経験も豊富との話だったので
一回会ってみることにしました

昔はまず人となりを知りたくて
当時は希望者と二人でカフェでお茶してからスタジオに入る
ということをしていたのですが
今思えば、ちょっと危ないですよね・・・
スタジオに入れば人となりもわかるので
まずは複数人でスタジオに入るなど、
最初からスタジオに入っておけばよかったと・・

ただ、その時はまだ無知だったのもあり
そのかたとカフェに二人で入りお茶をして
どんな音楽をやってきたか、
どのような活動頻度やどの場所までなら来れるかなど
色々と細かく話をして、
そこまでやばそうな方ではないと思ったので
スタジオにも二人で入りました。

が・・
そこで問題が・・・
キーボード加入希望、
とのことでキーボードを弾いてくださるものとばかり思っていたら
「実は、練習しすぎて腱鞘炎になっちゃって、
ピアノ弾けないからギターでいい?」
と、当日、スタジオに入った段階で急に言われ。
「・・?????」
ギターはほかに応募が来ていたので
キーボードでの実力が知りたかったので
その時点でも疑問に思いましたし、
そもそもそんな状態なら一言
今は弾ける状態じゃないから予定を変えてと言ってくれればリスケも出来るのに・・
と思いつつ、その方に
「ごめんね、俺、見栄はっちゃうほうだから、言い出せなかったんだよね」
と言われ
とりあえずギターを弾いていただきましたが、
そこでも、
「手が痛むんだ、ねぇ、触ってみてよ」
みたいなことを言われ
私も拒めばよかったのですが何度も言われ
強制的に触らないといけない流れになり
しかたなくその男性の手を何度か触らされましたが
基本的に不用意なスキンシップは避けたかったですし
まだどんな方なのかもよくわからないのに
そういったスキンシップは嫌だったので
もうその時点で断ればよかったのですが
当時はまだ応募してきた方との距離感もわかっていなかったので
(とりあえずまずピアノの実力がわかってから
そこから考えよう・・次のスタジオでも
手を触らされるようなことがあったら
断ろう)
と思いその日は終わりました。

が・・・その数週間後、
ついに、
ギターやドラムなど一通りメンバーが5人揃い
全員でスタジオ練習だ、
となった時にさらに問題が起きました

事前に全員に、コードと音源を渡していたのですが
そのキーボード希望の男性から
「ごめん、コードや楽譜、音源も全部なくしちゃった」
と言われ、
「・・??????」

それなら事前に「もう一度、送りなおして」と言えば済むだけでは・・・?
全員が楽曲を練習してきている中で
そのような状態でスタジオに入られても
もちろん上手くいくはずもなく・・・

それについてもまた
「ごめん、見栄はっちゃうほうだから言い出せなかった」
と言われて、
到底納得はいかないですが、
一旦やるしかない・・と思ったらまた問題が・・

その年配の男性はキーボードを自分でセッティングしようとせず、
私に「やって。」
と言ってきたんです。

いや、
普通、自分担当の楽器のセッティングは、
本人がやるものでは・・・?

しかももしこれが、事情があって
「手が痛いからごめんけどやってくれない?」
ということならまだわかるんですが
「やって。」
の一点張りで、理由も言わず、まるで当然のようにヴォーカルである私に
キーボードのセッティングをするよう要求してきました。
もちろん、ほかのメンバーは自分で楽器のセッティングしています。

セッションサークルであればバンマスやセッションリーダーが全部のセッティングをしてくれることはたまにありますが、今回はオリジナルバンドなので、
いくら募集記事を出した本人とはいえ、ヴォーカルに楽器のセッティングさせるのは普通に考えておかしいですよね。

意味が分からなかったのですが、
そこで私のほうでキーボード台やら諸々セッティングしたのですが、
ミキサーにつなごうとしたら
「あっ、自分のキーボードのスピーカーから音でるから、
このままでいい」
と言ってきたんです。

(・・???バンド編成でしかもロックやメタルをやるような爆音想定のバンドなのに
キーボード本体内蔵の小さなスピーカーだけでは、
音はかき消されるのでは・・?それともそうならないようにカスタマイズしたような専用のキーボードなのかな・・・)
と思い、
本人がそれでいいと言っているのだから
ミキサーにつながずそのままのセッティングでいきました。

が・・もちろん何も聞こえるわけなく・・・
ほぼキーボードなし同然の状態でスタジオリハは進みました。
「あら、聞こえなかったね」
みたいに本人は笑ってましたが
ミキサーにつながないとバンド編成では音がかき消されるのは
バンドやライブ経験があれば誰でもわかります。
ライブ経験豊富と言っていたのはいったい何だったのでしょう・・


しかも、スタジオ後も
「キーボードの人口少ないからなかなか見つからないでしょ?」
と何度も言ってきていたので
もしかすると
キーボードの応募はそんなにないだろうから
そのような態度をとっても怒られない・・と鷹をくくっていたのでしょうか

本人は言葉からはとてもやる気はあるようだったのですが、
言葉とスタジオでの行動があまりにも逆すぎて、
真意はわかりませんが、
さすがに2度もスタジオで演奏できない状態なのを隠したままスタジオに来られ
手を触らせるなど、不用意なスキンシップ、
挙句には、
自分のセッティングを自分でしない上に、ミキサーやアンプにつながないと音がかき消されることもわからない・・
となると到底、一緒にやることは難しく・・・

ただ、あまりキツい言い方で恨まれるのもよくないので
「今日はありがとうございました。
ただ、ほかのメンバーに迷惑がかかるので、
楽譜をなくしたとか怪我など事情があるならリスケしますので、
何かありましたら早めに教えてほしいです。」

私に意見されたのが気に食わなかったのか
「頑張ったつもりだったんだけどね・・。ほかに誘われているバンドがあるからそっちに行くね!」
とだけ連絡が来て
すぐさま、グループラインを退会していました。

もしかすると、
そう書けば、キーボードなしになってしまうことに焦って私が謝罪して連絡してくると思ったのかもしれませんが、
もちろん、
そのような状態でご一緒することはありえないので
何も返しませんでした。

もし怪我や楽譜の紛失が本当なら
それ自体は、何も悪いことではないです。
タイミングが悪かっただけなので、
正直に言っていただければリスケするか、
一旦、回復を待ていいだけの話なので・・。
一番よくないのは、
メンバーがそれぞれ時間を削って練習してきてくれているのに
何の相談もなしにそのようなことをされるのは
今後の信頼にも関わりますし
万が一これがライブでも同じようなことをされたら、
私の曲はシンセあり想定なので、全部破綻することになります・・

この件がきっかけで、
キーボードなしでもライブができるように
MTRを取り入れて同期音源を使うようになりました。

その事件があった3年後くらいに、
当時のことを謝ってくださいましたが、
その時には、もう別の形で音楽活動を始めており
自分のスタイルを確立していたのでその方と再びご一緒するということはしませんでした。

嬉しい出会い

この件もあって、疲れ果ててしまい
また、キーボード募集はその後も苦戦しており
キーボードの募集そのものも、もうやめていたのですが
ひょんなことでそれからソロになった後に
ライブでご一緒した大久保真由さんと意気投合し、
私のやりたかったシンセありの楽曲を生音で弾いていただいたり
アコースティック編成のライブも出来るようになりました。

まさか、
キーボードやピアノありでの活動を諦めてから
やりたいことや想いが叶うなんて、
音楽続けていてよかったな、と思いましたね。

https://youtu.be/K_93IFBnFS4?si=idUIHwvaRLOOsLfC


曲がさらに良くなる方向でアレンジして演奏していただいたり
即興ができたのはとても刺激になりました。
いつかまたアコースティック編成ライブをするなら
大久保さんとがいいな、
と思っていますが、
現在は大久保さんは体調不良で休止中のため
またいつかご一緒したい、待ってます、などと伝えると精神負担になってしまう可能性があるので、それは心にとどめておきます。
今までずっと誰かの音楽を支えてきた分、
今はとにかく他人のことではなく自分自身のことを考えて療養してほしいと思います。
事情は分からないのですが、思い遣りがあって感受性が高いがゆえに背負ってしまいすぎたのかもなので、誰のことを気にするでもなく自分の音楽ややりたいことを集中する時間が必要だと思います。
大変な時でもいつも私の音楽と向き合ってくれて、ほんとに感謝ですね。


セッション参加のはずがバンド加入


ちょっと話は逸れましたが、メン募での珍事件の話に戻ります。

バンド募集を続けながら、メンバーが抜けたり入ったりしている中で、
やはりセッションしたりしながらバンドメンバーを見つけたほうが早いのではないかと思い、
とある一回きり予定の単発セッション主催のギタリストの人に連絡を取ったことがありました。
陰陽座など、ちょうど歌いたいと思っていた曲がそろっていたのもあり、
参加が楽しみだったのですが、
私が
「当日やる曲はなんですか?」
と聞いているのに、
なぜかその問いに答えず
「自分は今オリジナルバンドの女性ヴォーカル決めが大変でーー」
と、
なぜか急に主催の方がご自身のオリジナルバンドの話をし始め、
私は別にその人のバンドに加入するつもりで連絡したわけではなく
ただセッションでやる曲が知りたいだけなので
何度かやり取りしても煮え切らない感じにイライラして
「それで結局、何の曲をやるんですか?」
と聞いて、ようやく返答が返ってきました。

セッション自体はうまくいき、
かなり演奏のかたが慣れているようで、全員うまい方々だったので、
とても楽しくて良い感じだったのですが、
どうやらセッション参加メンバーの楽器陣は全員その主催者のバンドメンバーだったらしく、
その後もなぜかやたら自分のバンドの話ばかりしてくるので
触れたほうがいいのかなと思い、
セッション後にその人のオリジナルバンドについて触れたら
「えw入りたいなら履歴書持ってきてw 今女性ボーカルいっぱい募集来てるんで」みたいな
謎の強気の態度だったので、
別にいっぱいきているなら、普通にセッション参加しただけの私に
何度もオリジナルの話などする必要ないのでは・・と
苦笑いしつつその日は終わりましたが
その次の週くらいに、
どうやら問い合わせが来た女性ボーカルには逃げられてしまったらしく
「うちのオリジナルバンドで歌ってくれませんか?」
と言われました。

私はバンド加入ではなく、自分のバンドがやりたかったので
自分の曲で自分のバンドを立ち上げる旨も伝えましたが、
それを理解してくださった上で、それでもやってみてほしいとの形だったのでいったん、ほかの女性ヴォーカルさんが見つかるまではサポートするような感じで加入しました。
またそのバンドさんの楽曲もいい感じで
セッションした感じ相性も悪くなかったので
それ自体は別にいいことなのですが、
なぜか、
その後、それとは別で私が自分のオリジナルバンドを始動した時に、
「自分たちにも相談してくれたらよかったのに」や
「そっちのオリジナルバンドで弾いてる人をこっちでも加入してもらうことできないか」
などの謎の図々しい要求をしてくるようになり・・・それはちょっと違うかな・・と思っていました

あくまで、私のやりたいことは
加入バンドではなく自分のバンドでやりたいのと、
まだ知り合って間もなくてそこまでの信頼関係がないのに
私のオリジナルバンドを別のバンドが私物化したり貸し借りするのは違うと思っていたのですが
そのあたりが認識のずれがあり、
しかも、
おそらく本人は良かれと思ってなのかもしれませんが、
その加入したバンドのリーダーの方が
私に対して、毎日100~200行もの長文で
自分のバンドへの思いやメンバーへの不満やもう歳で焦っているなどの内容、
また曲についてこれはどうですか?
と私の返信もまだないうちから、毎日毎日2つも3つもガンガンlineを送ってくる方だったので、その方への返信に追われ
ストレスが溜まっていました。

自分のオリジナルバンドや当時やっていたメタルセッション主催、
またもちろん平日は仕事がある中で、そんなに頻繁にラインは返せませんし、
ましてや、バンドの思いは私ではなくて初期からいるメンバーに話すべきでは・・?
と思うような内容だったり
とにかく話したがりなのかな・・という印象でした。

当時、私はまだ作曲ができるようになったばかりで、
オリジナル曲も、まだ打ち込みに時間がかかり
弾き語りで伝えることが多かったのですが、
私のオリジナル曲もやってくれるというので弾いてもらったところ、
ちょっと私が思っていた形と違い、
それを変えるつもりもないようで
ちょっと私のイメージとかけ離れていたので
「この曲はもう少しエヴェネッセンスのようなアレンジをするつもりでして、、大きく違うのでごめんなさい。やはりこの曲は自分のオリジナルバンドでやるので、そちらのバンドではやらなくていいですよ。」
と伝えたのですが、
もしかするとそれが悔しかったのか
私がバラードの予定で作った別の曲を勝手に
「この曲エヴェネッセンスっぽくしてみました~」
みたいな形で音源が届いており、
ただ、メロも間違っており、どこがエヴェネッセンスぽいのかもよく分からず
また、あくまで私が作った曲の中の一つがエヴェネッセンスっぽい感じにしたいというだけで
全部の曲をそうするつもりもなかったので
よく理解もせず私の曲を変な形でいじったことに対し
正直とても不快な気持ちになり、
そこで今までの、
質問に対する返答がいつも煮え切らないものばかりで、ずっと自分語りしすぎるところや、不満を伝えさせていただきましたが、
ご本人は、自分が何が悪かったのか、さっぱりわからないとのことで
加入したバンドのほうは抜けることになりました。
私にもう少し心の余裕があればよかったのですが、ちょっと当時は毎日長文は負担でした。

悪気がないのと、プレイヤーとして優れている方だったので
縁が切れたのは残念ではあったのですが
あのまま毎日はっきりとした要件や明確な答えのないダラダラしたLineのやり取りが何日も長文で続いていたら私のストレスが限界を超えていたと思うので
良い人ではあったものの
バンドをやるには、
こちらの意図や状況をくみ取り、最低限の要件を伝える、ということのできない状態では辛いな・・と思いました。
もちろん今は心の許容範囲が増えたので、当時ほど怒ることはないとは思いますが・・

私もたまに要件が伝わらず長文や長く話してしまうことがあるので、
もちろん私も気を付けないといけないな・・とは反省しています。


セッション主催


そんなこんなで、セッションに参加するのも嫌気がさしていた時期があり
そこで、
自分でセッション主催していた時期がありました。

いろんなセッションを経験して、音楽仲間も少し増え
どういう形で運営するかノウハウや構想はあったので
ありがたいことに全パート集まり
定期的にセッションが開けるようになりました。

が・・最初はよかったのですが
やはり、
少しストレスに感じることが増えまして・・

セッションに参加してくださるようになった男性ヴォーカルさん
歌も迫力があり明るいしみんなを盛り上げるのは上手で楽しい方だな、
と思っていたのですが、なんというか全然セッティングに協力してくれないんです。

まぁ今回の場合はセッション主催なので
それなら私がやればいいだけなのですが
私は当時、キーボードも担当しており、
ピアノ用シンセ用と両方のセッティング、そこから
マイクもセッティングして
そこにさらに男性ボーカルさんのセッティングもするのは大変だったので
その状況を見ても一向に手伝ってくれずタバコ吸ったりほかの人とずっと話しているその人に対して
「すみません、自分のマイクは自分で用意してくれませんか?」
と言ってようやくセッティングはしてもらえたと思ったのもつかの間、
当時は私は感染対策で自前のマイクを持ってきていたのですが
勝手に私がセッティングしたほうのマイクを使われ、
更には、
スタジオ内でもタバコを吸われたので、
スタジオに煙が蔓延してしまい、
喘息の私にはちょっとなかなかのストレスでした。
喫煙所に行ってもらえれば何の問題もないのですが
必ず呼吸しないといけないような、セッションで人が密集している狭い空間で吸われるのはかなりキツかったです・・

自分の使うものは自分でセッティングしよう、
タバコがダメな人もいるのでいきなり許可なくスタジオ内でタバコを吸うのはやめよう、
とか、もちろん私があらかじめ言うべきではあるのですが
わざわざ言わなくても普通は理解してくれると思っていました・・
甘かったです・・・

注意する・・というのもなかなかストレスにはなるので
我慢してしまうタイプの私には
ちょっとセッション主催は向いていませんでした。

これに関しては多分、
私が神経質なだけで、
「別にいいんじゃない?細かすぎる・・・」
と思う人もいるかもですが、私にはちょっと苦痛でしたという話です。

セッションメンバーでライブできたり、通常のセッションではできないような難しい曲にチャレンジしたりと
楽しい思い出もたくさんあったのですが
色々と仕事が忙しくなる中で私はセッション主催はやめてしまいました。

あらためてセッション主催を何十年も続けている人は偉大だな、
とセッション主催者に感謝することができましたね。


諦めた頃にバンド再開が叶う


そんなわけでメン募サイトで探していたころは
疲れ切ってました。

メン募サイトももちろんおかしな人ばかりでなく
本気で音楽をやりたい人はいますし
中には気の合う素敵なメンバーとも出会えて
私がメタルやロックだけでなくジャスやブルース、
即興でのスキャットに興味を持ったのは
メン募サイトでのセッション参加がきっかけだったので
幅が増えて感謝しているのですが、
私の結論としては、
メンバー募集で来るかたよりも、セッション参加している中で
長年常連さんとして参加している方のほうが責任感はあったり、良いメンバーを見つけるのには良いなと思いました。
そして、当たり前ですが、メン募サイトの場合は、
言動で少しでもおかしいところや不快なところがあれば無理には会わず、
初対面で二人きりで合ったりするのは避け、
触られそうになったりしたら絶対に次は会わないことをお勧めします。

当時からyoutubeに自分の音源やライブ映像はUPしていたので
ありがたいことに加入の問い合わせはとても多かったですが、
ドタキャンや方向性の違い、
やっと軌道に乗ったと思ったら多忙で辞めざる終えなくなるメンバーなど、
色々あって、4年前バンド結成した時は
バンドがやりたくて仕方なかったですが休止せざる終えなくなっていたんです。
かといっても、もうメン募サイトで同じような嫌な思いをしながら探す・・
という行為が苦痛に感じてしまい、
さらに追い打ちをかけたのが
ちょうどバンドが休止したのがコロナ渦だったため、
スタジオにもライブもやりにくくなってしまったこともあり、
メン募サイトもバンド活動も卒業し
ソロに転向しました。

ところが、4年後、
バンド活動はしたいけど自分から動く元気はない・・
というタイミングだったのですが、
なんとバンドが復活しました。


普段はソロで出演させていただいているライブハウスで
バンドで出演してほしいというライブオファーが来て
一度は、「もうバンドはやっていないんです」といったものの
ユニットだったりバンドで見たいという要望が
自分が思っているより望まれていることに気づき、
その付近でライブで対バンした人に
「バンドでライブしてほしいというオファーがあるから、即興などで一緒に出てもらえないか?」
と誘ったところ、
ちょうどそこにその人とバンドをやろうとしていたメンバーがおり、
その場で意気投合する形で組むこととなりました。
なんとメン募では全パートそろえるのに3か月~半年かかったのに、
ライブハウスで、ものの1時間で全パートのメンバーが揃う。
という奇跡の復活を果たしました。

ソロだとしても続けていればやりたいことが叶うものなのですね。

そこから今は少しメンバーチェンジはありましたが、
信頼できる実力のある方とバンドをすることができています。


お互いにそれぞれソロでも活動している方々なので
やはりソロでも音楽を続ける気概のあるということは
それぞれ音楽への覚悟や気持ちは強いと思うので、
メン募で出会った人で起きたような気持のすれ違いや意識の違いは大きくない気はしています。


なので、もしも
メンバー募集がうまくいかずに
バンド活動を諦めている人がいたらどうか
まだ、諦めないでほしいです。
一人だったとしてもライブや活動を続けていれば
それがいつかまたユニットやバンドをやれるきっかけになるかもなので。
私も
もちろんまだまだどうなるかわかりませんが、
真剣に表現すればするほど
周りに同じく真剣な人や素敵な人が集まってきているので
これからもチャンスを大事に、
失礼だったり言動がおかしいと感じる人とは離れ、
真摯に向き合って下さる方を今まで以上に大切にしていこうと思います。


次のバンドでのライブは
5月26日と7月15日の三軒茶屋ヘブンズドアです!

もしよろしければ是非、体感していただきたいですね。


ソロでしか披露できない曲も一部あるのでソロ活動も続けています!
ソロと魔ゼさん和水さんユニットで
7月7日は新宿ゴールデンエッグに出演予定です。



ちなみに、長くなったのでここまでにしますが
まだまだ珍事件エピソードはあります笑
メン募以外でのトラブルの話も
需要があれば書くかもしれません。

































































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