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恋と愛。エゴと魂。人間と神。

『無条件に愛されたい』と願うと
『無条件に愛する』という条件が発動するしくみになっていた。

人間は。
無意識に現実化させたり。
意識的に実現化させる魔法使いだ。

うちのハイヤーセルフがおっしゃるには『無意識に現実化させている時は、無意識に魔法を使っているので自覚がないがために、意識的に「意識的に魔法を使っている人を無意識に特別扱いする」ことで自分がいつも使っている魔法の能力にフタをしている。』とのこと。

たしかに。「フタをする行動の方をフューチャーして実現化している」のですでに立派な魔法使いなのにそうでないフリをしていた。



自殺未遂をしたあとに「どうせ生きるなら好きなことをしよう」
そう思って商社を辞めた。

まだ、バブルはじけたてホカホカだったのでお給料口止め料はたくさんもらえていたけど。
自分が信じて書類をそろえてきちんと税関もパスして輸出した「道具」が。海外で思いのほか分解されて他のものに生まれ変わっていたら?
それはそれで自分の心が求めていない現実の構築に知らないうちに加担していることになる。

それで、知らないうちに大勢の人間の命を奪っていたら……。

「そんなこと言っていたら仕事になんない。」
「そこまで考えたら何もできなくなる。」
だから黙って働けと?

ウケる。

あの時のあの人達が考えなかった今が今なのか。
あの時考えた私の考えた今が今なのか…。

このまま戦争になった時には「考えたところで無駄」って答えには少なからずたどりつく。

がっかりだけど…。

メビウスの輪もぐりんとしかけていたので社会内プレミアチケットは破って捨てた。

この頃は精神世界の入り口に立っていただけでたいした知識も体験もなくて性格もねじ曲がっていた。そのわりには
(見えた先が戦争につながっている可能性に気がついた場合には辞める)
ことだけは使命として決めていた。

うちのハイヤーセルフがおっしゃるには『私の半分は火星人』とのこと。

本当の意味で戦争が嫌いだ。

戦争が「嫌」すぎて、本気でいつまでも・だらだらだらだら続く、あらゆる戦争を無くすことを30数年ずっと考えて「反戦」すら火種であることに行きついて。結局なにがあってんのかいまだに不明。
「反戦」の段階でもう、その質がランドリー地球の維持燃料になるっていう悪循環…。この仕組み考えた存在、まじですごいわ。


ということで。
クズ人間はできる範囲でできることを。
恋とエゴ全開で人間をしていた。
☝だからあかんのやろ?笑

自殺ができなくなったので生きてはいたが、感覚的には頭だけが社会の枠からはみ出して、肉体がどっぷり社会に根付いているような状態。

本当にこのままで、愛を体得する日が来るのか疑わしかった。
当時、右も左もよくわからなかった自分の構成要素は親からの教えは皆無で、ほぼ美輪(明宏)さんだった。

まだ渋谷のジャンジャンていうライブスペースがあったころ。
興味があって実際にその場で体感してからというもの憧れた。
社会を知らなかった私に社会の波の乗り方を本伝ほんづたいに教えてくれたのが美輪さんだった。

クズ人間が憧れたり尊敬に値する本当の意味でのアーティストのすがたを考えた時に思うのは。
「触れた時の浄化作用」「楽になるかどうか」「インスパイアされるかどうか?」「本当の意味での解放を社会というゲーム枠の中で表現するセンスがどうか?」そんなところだろう。
☝お金出している時偉そう……。上から目線やめろ!

美輪さんは対社会の荒波プロサーファーだ。

過食嘔吐が止まらなかった時に本屋で見つけた

これだけボロボロになるまで読むほど、まあ・私もボロボロだったんだと笑

この本を読んで、そのあと紫の履歴書って本を読んだけど。
霊感について語っている部分があって人の心が読めるらしい
正直当時の私は疑っていたので自分の目で確かめるためにシャンソンを聞きに行くことにした。

その日。自殺未遂以後、生きてはいたけれども定期的にちゃんと死にたくはなっていたのでちょうどよかった。

渋谷のジャンジャンてライブスペースがあって。
小さい箱にけっこうな人の数…。老若男女がひしめき合っていた。
暗くてどこがステージかもよくわからなかったんだけど立ち見だったんでどんどん押される…。

結局変な角に押し込まれる形で待機した。

開演ベルがなってステージが始まると。
目の前に美輪さんが立っていた。
シャンソンのなんたるか?とか全く知らんかったけど。
女だった女の悲哀や愛の歌を、女盛り未満の子供が聴きにいったところで意味は全くわからない…。
(なんで来ちゃったんだろう…。)
と背伸びしてんのがばれてるようで恥ずかしかった…。

さて、ステージも半ばを過ぎた頃。
歌唱力や、指先・手先の美しさ。
トークの面白さにどっぷりとつかっていたところ。
急に夢から醒めた。

現実問題が脳裏を埋め尽くしだして。
急に我に返って美輪さんと比較しだしたのだ。
(結局のところ、この人は恵まれていたんだ…。)と。
持って生まれた美しさや、歌の才能があったからだ。
と自分との違いを決めつけた。

「ミロール」という歌が始まっていた。
優しい水商売の女性たちがミロールという調子のいいイケメンが振られて戻ってきたから励ます歌だった。

しばらくすると歌が止まり。
かたりになった。

『ねえミロール 泣かないでミロール
あたしだって あんたを
慰めてあげることぐらい出来るよ
しっかりして 元気を出して
歌って踊って みんな忘れて さあ
お願いだから綺麗な笑顔を見せて
さあ 笑って 笑って………』

目が合う。

『さあ 笑って 笑って………』

先に進まない…。

『さあ 笑って 笑って………』

いや。この距離で目が合うって私に言ってるよね?これ…。
歌が止まっているので仕方なくちょっと笑顔(多分ひきつっていた。)をつくってみた。

『そう 今度は歌って 大きな声で
あたしと一緒に 何もかも忘れて
さあ歌ってちょうだい 一緒に………』

と歌がすすんだ。

心の中を読んだんですか?


いじけて逃げた恥ずかしい心を見透かされたかもしれないと、困惑しすぎてオロオロして真顔になっていると、また、歌が止まった。

元気をだして! もう一度笑って
笑って 笑って 笑って 笑って 笑って……
 』

と、私がしっかりと笑わないでいると歌が進まない事態になった。

本物やん。

人の心を読んだことなんてなかったし、誰も私の心の事なんて気にかけてもくれなかったから……。自分の頭で考えもせず、ぼーっと生きてるくせに、偉そうに比較して勝手にいじけて疑ってごめんなさい……。

クズ人間の誕生。

やっと、「周りのせいにしてはいけません」の自覚が生まれました。


美輪さんはアーティストだ。
私に社会の波乗りを体現して教えてくれたけれど。

美輪さんの本に載っていた「信じることは愛」って素敵な言葉についても。
人間の事は信じられなくなった結果
「神知ることは愛」に変えてしまった。

でも、多分、言い回しが違うだけで魂の部分では合致してるかと…。

美輪さんも戦争にならないように尽力されているけれど。

明日戦争が現実化してしまったら嫌だなぁ。

戦争や争いごとを選択肢に常に用意してしまう彼らは知らないだけなんだ
「彼らをお赦しください」と念じよう。

自分の意識の現れで戦争回避につながればそれにこしたことはないけれど。
自分の中の
あらゆる不調和音と共振することで。
あらゆる争いごとじたいが消えますように……。


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