私の習い事遍歴[７つ]

水泳、ピアノ、チャンバラ、スピードスケート、バドミントン、書道、学習塾、、、

決して裕福ではないし、今でも我が家の生活は苦しいが、小さい頃から「これやりたい！」と言えば何でも始めさせてもらえる環境で私は育ってきた。
これをやりなさい！とか辞めさせません！とか強制されたことは一度もなく、のびのびといつだって私の意思を尊重してくれた。

両親の一生懸命汗水垂らして働いたお金で高い月謝を払ってもらい、時には納豆ご飯だけの週ができるくらい贅沢はせず教育にウエイトを置いてくれたことに今でも本当に感謝している。

水泳

小学生の時は体育会系の部に入っていて、水泳・陸上競技・長縄・駅伝の4クールを一年かけて熟していく部活だった。
水泳は泳げないとメドレーの選手に入れてもらえない。それを知り小学一年生から五年生の時までスイミングスクールに通っていた。週2、3回だった気がする。
水温は高いが、冬は寒くて着替えが凄く億劫だった気持ちが今でも鮮明に思い出されるから不思議だ。
あとから入ってくる子にタイムを越され、悔しくてしょうがなかった。
帽子にどのくらい目標を達成できたらひと目でわかるバッチが縫い付けてあることがより私の競争心を掻き立てていた。

今でも全く負けず嫌いな要素が私にはなくて、もっと競争心が強かったら上まで行けたのに…と思うことが何度もあるが、水泳のときだけは誰にも負けたくない!!という気持ちが少なからずあった。ありがとう水泳。

ピアノ

ピアノは週一で年中さんの時から2年生まで通っていて、最後の発表会で「いつも何度でも」を披露したところで終わった。
　ピアノの先生に、
「貴方は才能がないから、他のところで時間とお金を使ったほうがいいわ。」
と言われた話は、また次の記事でしたいと思う。

チャンバラ、スピードスケート

チャンバラは一ヶ月だけ体験しただけだから雰囲気しか覚えてないけど遊びみたいで楽しかった。

スピードスケートは遠くの山の麓まで通ってて夏はローラースケートをやってた。
一年生のときに大会に出て6人中ビリだった記憶しか無いけど、毎回毎回どこかしら怪我をして帰ってきていた。

２つとも、男女関係なく全力で取り組めるところが、小学生らしくて好きだった。

バドミントン

バドミントンは3年生の時から6年生まで。
私の父はずっとそのチームのコーチをやっていて、3年生までずっと入りたくないって強く思っていたことを覚えてる。理由は明確には覚えてなかったけど、多分コーチの娘なのに下手じゃんって言われるのが嫌だったんだと思う。
たまに母の大人のバドミントンのチームについていくとたくさん可愛がってもらえてみんなとってもいい人でバドやってる人って優しい人が多いんだなぁっていつも思ってた。そこから遊びでラケットを持たせてもらったら楽しくて楽しくて！！
自発的に始めたからこそバドは今でも大好き。
小学生のときに一度だけ関東大会に行けた。中学ではバド部の部長で市で優勝したけど、県では全く通用しなかった…
高校では違う部活に入ったけど、たまにバド教室に行って私も父と母と一緒に子どもたちに教えてる。

書道

書道は、小学3年生の時から中学3年生の時まで。集中力が物凄く高くなった。
小学3年生から学校で毎年書き初め大会が始まって金賞とりたいっていう思いと字がきれいな人への憧れが異常に強くて字だけで人を好きになったりしてた笑
最後、硬筆も毛筆も特待生っていう一番上のレベルまで取ってから終わりたくて受験期ギリギリまで書道教室に通い詰めてた。

学習塾

学習塾は中3の夏から受験終わるまで。
駆け込みだったのに丁寧に教えてくれてほんとに感謝しかない。
直前期は、朝９時から夜中の１２時まで籠もってた。
頭がとても悪かった私に、自分だって真剣に頑張ればできるんだ！！っていう成功体験をくれた。
（自分の本来の成績に見合わない高校に入ったから、底辺だし、ちょっと苦しんでるけど。）

特にやっててよかったなっていうのは水泳かもしれない。肺活量も上がってとにかく基礎体力の向上につながったから、どんなスポーツをするにしても体力の心配は特に要らなくなった。

今気づいたけど、どの習い事も全部お姉ちゃんか弟とやってた。
水泳もスケートも書道もピアノもチャンバラも全部弟に負けたなぁ。

もし自分が子供に恵まれたら、私の両親みたいにやりたいって言ったことは何でもやらせてあげたいし協力はするけど、強要干渉はしないような親になりたい。

いろんな世界を見せて選択肢を広げさせてあげたい。圧力はかけないようにしないとなぁ。

習い事から人間関係も世界もどんどん広がって今の私に全部繋がってる。
本当にきつかったこともあのときの悔しさも全部自分の糧になってる。

中学でも高校でも「あ！あの習い事してたときに会った子だ！」って友達になれたりしている。

お父さん、お母さん、いつも本当にありがとう。あと２年、宜しくお願いします。

あと４年かも…