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日常とかいう非日常

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2019年8月の記事一覧

もう2度と

もう2度と

もう2度と来ないかもしれない時をなぜか大切に生きることができないことが間々ある。

可愛い猫を横目に、そんなことを考える夏休み終盤。

ハードな8月でした。

こんなに上手くいかないなんてある?!

って泣きたくなるほど辛かった。

驚くほどに疲れました。

もうそろそろ落ち着きたいです。
#今を大切に

夏休み4日目🌻

夏休み4日目🌻

大学時代の後輩と会う約束をした。

BBCニュースのサイトを見た。

はーちゃんがずっと一緒にいてくれた!ありがとう😊
#ねこやすみ #夏休み #20190825

ダンボが羽を手放しても

ダンボが羽を手放しても

薬学科を卒業し、キャリア官僚となり、その過程に大きな波はなかった。

ダンボが羽がなくても飛べるんだと気づいた時のように、今は羽をなくしてもこうして働き続けている。

本当はやめようかと思ったこともある。

私の夢は、心理カウンセラーだった。

ただ、もう一度臨床心理学の課程に進むつもりはない。

次は何か。

自分に正直になって考える。

私の答えは文章を書くことだった。

言葉を紡ぐことで、何

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夏休み3日目🌻

夏休み3日目🌻

ゴロゴロしたり本を読んだり。

こういうの好き!英世〜🎄

求めるほどに遠ざかるとしても、好きになると止められないんだよなぁ。

あっちの猫、こっちの猫、外の猫、と今日は3匹のお世話係。

私の部屋に住む白猫はトイレの猫砂を食べるという奇行をし始めていたのだけど、私が来てからストレスフリーになったのか砂を食べる奇行が見られなくなった。

そうか私がいないとダメなのね、よしよし。

なんて甘い言葉

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最後にしたLINEは

最後にしたLINEは

別れようと言う話になる直前にしていたLINE。

「出会って2年記念日に何か私たちらしい思い出を残そう!」

と私が持ちかけた内容だった。

高級レストランに行って美味しいものを食べて綺麗な夜景なんか眺めなくてもいい。

でも、私たちにしか出来ないことをしよう。

そう伝えていた。

でも、それは叶うことはなかった。

実は1年目はほとんどが遠距離だったということもあり、1年記念日はなかった。

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ブログを振り返り

ブログを振り返り

一年半前、当時付き合っていた彼に浮気をされた頃から恋愛についての記事を書き留めていた。

まだきちんと向き合っては読めない。

好きだった気持ちも、浮気を引きずって辛い気持ちも、全部全部書いてある。

だから見るのも辛いのだ。

彼氏にも見せていた。

もう誰かを傷つける浮気などして欲しくない。

そう何度か訴えたくて、記事を書いていた。

何も言わずとも、勝手にブックマークをして見ていたようだ。

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さよならはコーヒーの後で 20180625

さよならはコーヒーの後で 20180625

遠距離彼氏の浮気が発覚した後約半年間、フラッシュバックで苦しみ続けた。それでも別れることなく約2年間付き合った。本当はこの時にはもう何かが終わっていたのだろう。浮気事件から約3ヶ月後に書いたお話。

・・・・・・・・・・・・・・
最後の言葉は精一杯の作り笑顔で明るい声で

「今までありがとう。これからも頑張ってね。あなたならきっと大丈夫。」

別れるために始めたわけじゃない関係なのに

思っ

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さよならとはじめましての狭間で

さよならとはじめましての狭間で

私にとってはある日突然。

失恋したショックで会社を2日間休んだ。

失恋から約1週間、毎晩涙が止まらず疲れが出始めてしまった。

有休を取った日、蒸し暑く雨の振る中をただひたすらに歩いた。

これでもかというほどに溢れる汗をぬぐいながら。

何がいけなかったんだろうと考えた。

たぶん最初から上手くいってなかったんだと思う。

それが終わっただけ。

だから私も彼

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用水路

用水路

用水路を泳ぐ野生のメダカを眺める。

母親が直射日光を避けるために差している日傘の影が水面に映っている。

夕方になり、ヒグラシの鳴く坂道を自転車で駆け上がる。

生ぬるい風を正面から受け、目に飛び込んでくる小さな虫たちを避けながら家に帰る。

道端に落ちているガラスの破片がキラキラと輝いている。

その輝きがまるで宝物のようで拾いたい衝動に駆られるが、「危ないでしょ」と母親にたしなめられる。

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人生の宿題

人生の宿題

小中高校生の頃の夏休みは宿題に追われ、大学生になるとそれは自分の人生を考える時間に変わった。

「自分のやりたいことはなんだろう。」

自分自身と正面から向き合って考えるには十分な期間だった。

と言いたいところだが、大学生になったあの日の夏休み、私に課された宿題は言うなれば一生かけて解くものだったと思う。

百マス計算のように簡単に埋めることもできなければ、完全に予測することもできない。

夢を

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一期一会

一期一会

「ねぇ、将来の夢は何なの?」

「孫に自慢できるような人になることだよ。」

私の予想の斜め上を行くその人の言葉に私は胸を打たれたのを覚えている。

誰もが羨むような成功者になることが必ずしもその人にとってのベストではない。

私はその人と話していると、まるでおじいさんからお話を聞いている未就学児のような気分になる。

公園のベンチに横並びに腰掛け、砂場を眺めながらおじいさんの

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手紙

手紙

ボカロPとして一世を風靡したdorikoさんの「文学者の恋文」という曲が大好きだった。

だった、というのはもう手紙を書く相手がいないからだ。

誰もしたことのないような私だけの恋愛をしよう、と常に頭をフル回転させていたその昔、遠距離恋愛を乗り切るために私が思いついた連絡手段。

「手紙」

82円切手を貼るだけで郵便配達員さんが私の思いを届けてくれるなんて、なんてロマンチック!!

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15時

15時

15時が「おやつの時間」として機能していたのは一体いつ頃までだっただろう。

小学生になると、15時はまだ学校にいる時間だ。

私の勤め先では、15時になるとラジオ体操第一が流れる。

「あぁ、もう15時か。」

「まだ15時か。」

そんなことを考えながらキーボードを叩き続ける。

15時が暇だったのは直近だと紛れもなく大学時代だ。

ただ、大学時代ほど時間の概念と無

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どんなに

どんなに

どんなに頑張っても到達できない域があり、あの人にはなり得ない。

そんなことを分かっていても、現状を憎まずにはいられない時もある。

私にしか分からない私の苦しみというのが、おそらく誰にでもある。

乗り越えるだけことが偉いわけではない。

それに気づいて、私を許すことが何よりも大切なことだ。

だから、そう自分を追い詰めなくてもいいと思う。
#許すこと #憎しみ