215.できない…。


できない自分を抹消したい。

当時、そんな気持ちで自傷していたように思います。

「消したい。」

「消えたい。」

溢れる想いが、血液が流れ落ちる様子をながめると、昇華されたように感じました。それがハマった理由のひとつです。





***

いつから「できる」「できない」にこだわるようになったのかハッキリとはわかりません。


しかし、例えば、私は同い年の従兄弟がいます。


彼は「できない」レッテルの子でした。

私は「できる」レッテルの子でした。


母親同士の会話を聞いて私はそう感じていました。




「あんたは、お父さんの子なんだから、できる子なのよ」

そんなことを言われる子供時代でした。

いえ、大人になってからもありました。

今思うことは、「お父さんの子なんだから」という言葉を変に意識し過ぎていたということ。







私はできる!


私はできる!



半ば洗脳です(笑)

「できない」ことは出来るだけ避けて、避けて、避けて、

できることだけやっていました。

子供ながらに感じていました。

本当に「できる」子は、中身がある、

でも、私はない。

その場しのぎの勉強も、趣味も、合唱の技術も、全て半端。




「できる」自分を守るためには、「できない」自分をないことにする、消すしかないという発想だったように思います。




今はできなくても、コツコツ努力して、自分を成長させよう!など



ないのです。





***

ないものねだりをして、グズッていてもなにも始まらない。

(私の依存症Maxの時期は、これです!ないものねだりをして、まわりの人を自分の思い通りにしたくて仕方なかったです。)



さて、



「なにか、今できることはないだろうか?」



今に戻り、自分に戻る。





***


「できる」自分と「できない」と思う自分のどちらも自分だよね。


どちらもあっていいんだよ。


それがありのままの〇〇だよね?


ありのままの○○を愛しているよ。





当時、言ってもらいたかったこと、

当時、言ってもらえていたら嬉しかったと思うことを、

今、大人の自分が自分自身の内面にむかって声をかけてあげるということ。



これはいいですよ(^-^)

ホッとします。



大人だって気持ちがグズる日、ありますよね。

特にこんな天気だと(;^_^A


自分の機嫌、自分でとっていきましょ♡




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