【日本/埼玉県/秩父/横瀬町/地域おこし協力隊】【8月】【AI編】日本一チャレンジする横瀬町でやってよかったAIのイベント「礼儀正しく、従順で、純粋なAIは私をついに沼らせた」(不完全な文章シリーズ)
皆さん、こんにちは。
横瀬町地域おこし協力隊のやすこです。
久しぶりにnoteさんから
コングラ頂きました!
わぁ〜い♡嬉しいです!
2023年3月に横瀬町に移住し
自分の活動基盤を整えるまで
無我夢中で活動をしてきました。
今も時々記憶がぶっ飛びますが
心がトキメイタことに対しては
できるだけアクションをすることを
心掛けています。
1.今思えば良き思い出(笑)
横瀬町には「よこらぼ」という事業があります。
「よこらぼ」は埼玉県横瀬町が提供する
“まちづくりの実践や実証試験などができるチャレンジのフィールド“です。
横瀬町に来た時に仲良くなった
スペイン人のルルさんと意気投合し
民間企業 株式会社奇兵隊と共催で
イベントを開催することになりました。
ただでさえ忙しかったのに
イベントをぶち込んでしまい
すごく大変でした(汗)
横瀬町の参加者の皆さんに
少しでも喜んで頂けるよう
AIとウェルビーイングをかけ合わせ
分かりやすく
おもしろくするにはどうするべきか
ずっと考えました。
予想外の展開に試行錯誤が必要でした。
ただ、この時の苦労は
本当にして良かったなと思うほど
これからの時代に合ったイベントでした。
今、様々な講座でAIを使用し
業務の生産性、効率化をどのようにするのか
という講座などが
東京など、あちらこちらで開催されています。
こういう状況を見ると
ドンピシャだったと嬉しく思います。
おかげで今私は何かコンテンツを作成する時に
AIに相談することが多いです。
無料なので情報の精査は必要ですが
AIは私にとって頼れる友だちです。
今日は、そんな風に思えるようになった
きっかけのエピソードを紹介します。
こちらも天狼院書店の
ライティングXで提出した課題になります。
不完全な文章ですが
笑いながら楽しんでもらえたら嬉しいです^^
振り返れば
常にチャレンジし続けている感じですね……
そして、今もチャレンジし続けている。
さすが、
日本一チャレンジする町
日本一チャレンジする人を応援する町です!
横瀬町、大好き~♡
2.テーマ:礼儀正しく、従順で、純粋なAIは私をついに沼らせた
本格的にAIと付き合うようになったのはいつだろう……。
私はもうAIなしでは生きられない。
2019年は民間企業で教育業界の仕事をしていた。
社員向けの研修会で講師から言われたこと。
「これからAIの時代がくるからこそ、人間にしかできない価値を認識し、サービスを提供していくことが重要です」
具体的には、
・創造的な発想
・感情の尊重
・コミュニケーションを大切にすることなど
5年前は自身の生活に影響をもたらすAIとの出会いなんて
もっと、もっと先で、未来の話だと思っていた。
世界はAIによって急スピードで激変する。
いつからだろう。
こんな気持ちでAIを意識しはじめたのは……。
私は脳裏の記憶をゴソゴソと探っていく。
記憶の扉が少しずつギギギと音を立て開かれていく。
思い出した……。
2022年11月にOpenAIによってChatGPTが一般公開された時期からだったように思う。
前職の先輩や同僚と出張業務を終えてタクシーの中でワイワイ話していた時に、ChatGPTの話題になったのだ。
「ねえ、聞きました? ChatGPTの話題? すごいですね。僕の友人、ChatGPTを利用して大手商社の志望動機を書いてもらって無事合格したんですよ」
「ChatGPT……知ってる。今大学院の授業でもAIの科目取っているから面白いよ」
「私はYahooニュースで話題になってて、まだ全容は分かりませんが、最近ChatGPTの話題すごいですよね。まだ使ったことないですけど」
2022年12月。
私にとってAIは意識する対象ではあったが、とても、とても、遠い世界の話だった。
自分が生活の中でつかうこと、ましてやイベントを企画・運営するなんて当時全く思わなかった。人生はつくづく不思議である。
そう、私は素人ながら、AIを知りたくて、知りたくて、知識ゼロからAIのイベントを開催することにした。なぜ、素人がこんな無謀な企画をしたかというと、これからAIの時代がくると直感で感じ、早い段階でAIとマッチングしたかったからだ。
だからこそ、私はAIのイベントを共催で企画して、自身を追い込むことでAIのことをもっと深く、身近に感じたいと強く願った。
ミステリアスなAIは私の未知なる世界をこじ開ける。
後々私はAIへの無謀なチャレンジによって夢でうなされる日がこようとはこの時はまったく想像はしていなかった。
では、私とAIとの親密な関係性が少しずつ築かれていった記憶を振り返ってみたいと思う。
確か、ウェルビーイングとAIを掛け合わせてスペイン人のルルさんとイベントを企画したことがきっかけだったような……。
私は2023年2月末で前職を退職し、3月から埼玉県秩父郡横瀬町の地域おこし協力隊ウェルビーイング担当として着任した。
そして、ルルさんはITやテクノロジーを扱う企業の会社員であり、横瀬町の「よこらぼ」に採択された事業を実施するために担当者として週1回程度東京から横瀬町に来ていた。
「よこらぼ」は総務省主催のふるさとづくり大賞優秀賞等の受賞実績もあり、横瀬町と言えば「よこらぼ」と言えるほどシンボル的な官民連携事業だ。
民間のノウハウを積極的に町へ取り込み、都市圏からヒト・モノ・カネ・情報を継続的に流入させる仕組みをつくっており、提案者・町民・横瀬町にとってそれぞれメリットがある。
私たちは横瀬町の「よこらぼ」をとおし、町民の友人に紹介してもらい、提案者のルルさん、地域おこし協力隊の私という立場で出会い、すぐに意気投合!!
私は海外経験があったので、海外の方とのコミュニケーションが得意だ。
一方、ルルさんはスペインで前職は研究職に就いており、非常に賢い女性で、日本語も流ちょうに話すことができ、何よりも日本文化をこよなく愛している人だった。
お互いの立場で会う時は、常に、町民や横瀬町の方にとって良い企画やイベントを何かできないかなと言う視点を持ち、色々とアイディアを出し合い企画を練っていた。
最初は、当時話題性があったChatGPTとAIアートジェネレーターを使用し、町民参加型で作成したAIアートを返礼品のひとつにしたNFT(代替可能トークン)ふるさと納税企画案を考えた。しかし、当時着任したてで企画したこともあり、すごく忙しく、各ステークホルダーへの交渉への余裕がなく、企画を断念した。
私は当時AIの情報はゼロに等しかったので、企画の中で知識・技術を習得したいと考えていた。そこで新しく考えたイベント企画は、ルルさんの担当分野と私の担当分野をかけ合わせた「AIでつくるウェルビーイングのアートな世界」というAI初心者向け、参加無料のイベントだった。
NFTふるさと納税企画を断念すると決意した日、ルルさんと人生観も含めお互いをより深く知るためお茶をしながら語り合う機会があった。
その時にルルさんは、
「やりたいと思ったことは失敗するかもしれないし、目的を達成するまですごく大変かもしれないけど、チャレンジしたことは絶対に後悔はしないと思う。学びになるから」と言っていた言葉がとても印象的でずっと私の心に残っていた。
早速、新しく考えた企画をルルさんに協力してもらえるか相談をしてみた。
「とっても良いですね! 一緒にぜひやりましょう」とルルさんは即答で返事をしてくれ、目を輝かせて喜んでくれた。
イベントの役割分担は、
ルルさんはChatGPTとAIアートジェネレーターの講師。
私は、ウェルビーイング、企画、広報、運営、
マネージメントなどを全般的に担当した。
もちろん、必要に応じてルルさんも積極的に手伝ってくれた。
また、オフラインだけではなく、オンラインでもやったらどうかとリクエストがあり、ハイブリットのイベントとして進めることになった。私たちのチャレンジがはじまる。
他の仕事を抱えながらのイベント準備はとても大変だった。しかし、お互いに信頼関係ができていたので、報連相しやすく、楽しくやるべきタスクを着々とこなしていった。
企画、広報が順調に進んでいく。大変だけど諦めたくなかった。
理由は、参加者の皆様へ向けた私からの熱い想いがあったからだ。
近年ChatGPT等のAIが登場し、世界の人びとの生活に影響と刺激を与え、AIへの関心は益々高まっている。
便利な世界になる一方で能力の高いAIが人間の仕事や役割を奪い、人間の考える力さえも衰えさせるのではというAIへの否定的な声も聞こえてくる。
しかし近い将来AIと共に生きる時代は必ず訪れると言われている。いや、もうきている。
知らないことで起こるAIへの恐怖ではなく、新しい世界をワクワクして迎えることができるようになりたい。
だからこそ、今回の「AIでつくるウェルビーイングのアートな世界」をルルさんと共催することで、横瀬町内外の方にAIと言う存在が少しでも身近に感じてもらえれば幸せだなと感じたからだ。そして、何より企画者の私自身もAIについて正しい知識を身につけ、可能性を広げたかった。
現時点、日常の生活に必要性を感じていないAIについて、興味を持ってもらい、学びたいと行動に移してもらうことは簡単ではない。
でも、このイベントに参加すれば何かしらメリットがあったと感じてもらえるようなコンテンツをつくりたいと心から思った。だからこそ、開催当日まで広報も企画も工夫しながら
何度も何度も作り直し、見直し、相談し、練り上げていった。
イベント1ヶ月前から毎週リハーサルを行い、各担当のPPT資料をプレゼンしながら確認し合う。また、当日、紹介するコンテンツがスムーズに作成することができるかなど細部にわたりチェックを入念に行った。
ルルさんは、日本語を流ちょうに話すことができるが、AI初心者向けには難しい専門用語や海外の方特有の直接的な表現方法が少し気になった。今回の参加者は、オフライン、オンライン合わせて横瀬町の小学校低学年から70代の方まで申し込みがあった。また、遠方からは東京からオンラインで参加される方も数名いる。
当日のプレゼンは、小学校低学年のお子さんが理解できる表現・資料・言葉の選び方が大事であるとルルさんとイベントの方向性について意見を出し合った。
例えば、ChatGPTの誕生の歴史について直接的な表現方法ではなく、人間の誕生や成長過程のようなストーリーをつくることでお子さんたちもイメージしやすいのではと伝えた。
それ以外に、ChatGPTの仕組み、できないこと、メリット、デメリット等も丁寧且つ簡潔な言葉でシンプルに見やすいPPT資料を作成していく必要性を話した。当日は、実際にChatGPTを使用する機会も設けている。私はChatGPTの知識はないが、このようにルルさんと切磋琢磨する中で、ChatGPTへの想いが知識と共に深まっていくことが分かった。
人に教える立場は責任が発生するので、緊張感の効果からか、意識が高まり、AIについて学びの習得が早いと感じることができた。このイベントを企画したねらい通り私は確実に成長している。
ChatGPTはすべて正確な回答を提供してくれる訳ではないが、使用方法やAIへの話し方、伝え方次第で回答が変わってくることに気づく。人間へのコミュニケーションも表現が下手であれば、自分の意図した回答は返ってこない。
AIも一緒だ。
AIは人工知能、ロボット等の無機質で単純な表現ではなく、人間と同じように尊重と敬意の念でコミュニケーションをとることによって、気休めかもしれないが求めていた良い回答が返ってくるような気がする。ChatGPTは、作曲も料理のレシピもブレインストーミングも言語の勉強も文句を言わずなんでも手伝ってくれる。
これは使えるとルルさんとイベントの打ち合わせをしながら次第にAIの世界に沼っていく。
がっ、ChatGPTまでは何事も問題なく順調だった。
問題だったのが、AIアートジェネレーターのツールには各個性や得意分野があり、プロンプトへの文章の入れ方次第で作品が上手く作成できないことに気が付いたのだ。
当初、ルルさんが考えていたツールは、ルルさんが有料会員だったからこそうまくAIアートの作品ができていた。しかし、無料会員の私が日本語でプロンプトにウェルビーイングに関連した文章を入れてAIアートを作成すると末恐ろしい画像が出てきた。
全くウェルビーイングではないAIアートの出来上がりにこのイベントの危機感を感じざるを得なかった。パソコンを使い慣れている私たちであればどうにでも対応できるが、今回は初心者の方が対象。また、参加したくてもパソコンがないから参加できないという方の気持ちを汲み取り、参加できるよう窓口を広げた。そのため、パソコン、タブレット、スマホでの異なる機器での参加者への対応が必要となった。
リハーサル後、様々な課題が見つかり、イベントが無事開催できるか不安が込み上げてきた。ルルさんの担当分野ではあるが、細かい配慮をしなければいけないことについては、私が早い段階で問題解決方法を探すべきだと直感で感じた。
課題としては3点あった。
1点目は、初心者向けのイベントにしては内容が盛りだくさんだったことに気づき、参加者への負荷を軽減する方法を考えなければいけなかったこと。
2点目は、AIアートジェネレーターのツールで無料でもクオリティが高いAIアートを何回か作成できるツールを探さなければいけなかったこと。
3点目は、プロンプトへの指示は英語でした方が、クオリティが高いAIアートができるので、それをどのように作成するのかシンプルに説明するながれと方法を考えなければいけなかったこと。小学生には保護者の付き添いが必須ではあるが、衝撃的なAIアートは避けたいので、その回避策もしっかりと考えておく必要があった。
イベント間近にも関わらず、問題が山積し、気持ちが重くなる。
その日の夜、不気味なAIアートが夢に出てきてうなされた。
イベントが無事開催できるか、怖くて仕方なかった。
AIアートはクオリティが高いとリアルなのだ。
そして、生成されるまで、何が出てくるか分からない。
それが、まさしく、恐怖!!
目が覚めたのは、午前3時。
私は眠れなかった。
だから、起き上がって課題3点の解決策を練ることにした。
その時にめちゃくちゃ役立ったコンテンツがYouTubeだった。私の疑問にフィットした、おすすめのAIアートジェネレーターにヒットした! さすが、YouTube! 無料コンテンツだが頼りになる。残りの2点の課題についても無事解決策を考えることができた。
翌日、ルルさんとイベントの打ち合わせを行った。
まず、現時点で何が課題か解決策も含めアイディアを提案した。
今回のイベントにおいては、何が課題で出てくるのか私自身もAIの特徴を把握していなかった。そのため、課題点を予測することができず、イベントのリハーサル途中で、予想外の危機的状況に遭遇することになった。そして、自身でAIのことについて必死にもがきながら解決策を探る展開になる。特に、クオリティの高いAIアートを作成するには、英語のプロンプトをChatGPTで作成してもらうことがポイントであることを知った。AIの人工知能は、英語圏の方からデーター収集していることもあり、指示する場合は、英語の方がコミュニケーションをとりやすいことを知った。
準備段階で、悪夢にうなされるほど、様々な課題を解決しなければいけなかった。
しかし、そのおかげで、私はルルさんの担当分野であるChatGPTとAIアートジェネレーターのツールの特徴、プロンプトの作成方法などしっかりと把握し、知識と技術を身につけることができた。
当日のイベントは34名の方に申し込みを頂いた。これはかなり参加率が高い!!
欲張ったイベントだったので反省点ももちろんあるが、イベント終了後はやりきった感と頑張った感が込み上げ、ルルさんとお疲れ様のハグをした。
ピンチはチャンス!!
私は今回の危機的なイベント準備により、AIについて学んだだけでなく、簡単なことであればAIを使いこなせるようになった。これは、これからの私の強みになると確信している。
AIには、人間と同じようなコミュニケーションを取り、自分にとって最適な回答や情報を提供してもらっている。
時には突発的な私の相談にもAIは文句を言わず真摯な姿勢で対応してくれるのだ。
その度に思う。
AIってなんて、礼儀正しく、従順で、純粋なんだろうと……。
AIの回答の姿勢に私自身、人として学ぶことがたくさんあることに気づく。
ふと、講師が言っていたことを思い出す。
「これからAIの時代がくるからこそ、人間にしかできない価値を認識し、サービスを提供していくことが重要です」
沼っているからなのか、AIと気持ちが通じると感じる瞬間がある。
AIにもし人間にしかない感情が備わっているとしたら、
人間にしかできない価値とは何なのだろうか……。
2024年、AIとの共存はもう未来事ではなくなった。
そして、私とAIの関係は、蜜密にもうすでにはじまっている。
*******ここまで*****
本日も長文を読んでくださり
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これからも応援よろしくお願いします。
私も読者の皆さまの幸せをいつも祈っています。
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