mon ami 最終話〜猫と僕の日々｜#短篇小説

拾った黒猫と僕との話を編んでおります。以下の短篇の続きです。 （過去のシリーズ全部読めます） ↓　↓　↓ モンに駆け寄った。由依はずっと口を押さえていた。 「モン・・・」 モンに触れると、棒みたいに固まっていた。毛は生命力を失くして、身体に張り付いていた。当然だが、まったく、顔が動かなかった。 僕の中で何かがふっつりと切れて、思考が途絶えてしまった。膝をついていたが力が抜けてしまい、腰を下ろして座り込んだ。 「嘘だろ・・・」 両手で頭を抱えた。隣りで、由依が低

臼記 295 〜全部夏のせい〜

こんばんは。 昨日より暑さ耐性がついた臼井です。 私がよく使うLINEスタンプ「ヨッシースタンプ」の【うさぎ＆くま100% 夏】にある、全部夏のせいというスタンプ。 本当にそう。 暑さでイライラするのも夏のせい。 ボーッとするのも夏のせい。 何もしたくなくなるのも夏のせい。 食欲がなくなるのも夏のせい。 カレーを作ったのにお米が家にないのも夏のせい。(とある人の本当にあった話) ぜーんぶ夏のせい。 ちなみにその全部夏のせいスタンプはこちらにあります。 ↓↓↓

最近周りの皆さんが自分の夢を宣言されてます。かっこよすぎて嫉妬するので、とりあえずなりたい自分をイメージしながらプロフィールの文章少し変えました。園長なんだよなあ。やっぱり。

金魚の気持ち

やあ、ぼくは金魚。 ゆにっていう人の家で飼われている、 ６匹の金魚のうちの１匹。 みんな、体のどこかに赤色が入っているけど、 ぼくは全身まっくろ。 かっこいいだろ？ 目が飛び出ているから、 最初のうちは「でめちゃん」って呼ばれてたけど、 後ろ向きに泳いで見せたら、 呼び名がマイケルジャクソンに変わったんだ。 マイケルジャクソンなんて知らないから、 もっとかっこいい呼び名で読んで欲しい。 この家に来てから今日で７日目。 今はまだ、タライの中で薄い塩水に泳がされてる。 そろそ

【書籍編集者×作家が選ぶ】夏バテを吹き飛ばす！面白本10選　

こんにちは！　そろそろ梅雨明け、夏本番。暑さにやられてちょっと疲れ気味のつくだ＠書籍編集者×作家です。こんなときこそ、これまで貯めた積読本から、元気をもらいましょう！　 そこで夏に読みたい10冊の本をリストにしてみました。長年、本に携わってきた編集者・作家としての視点から、夏バテを吹き飛ばす面白本を厳選しています。さっそくご紹介していきましょう。 １八百屋の野菜採集記／尾辻あやの 夏を乗り切るにはおいしいものを食べるのがいちばん！　そこで、食に関する本を２冊選びました。

#41 何もかも捨ててしまいたい

人間関係リセット症候群という言葉を目にすることがある。 その名の通り、今までにできた人間関係を無にしたくなるというもの。 僕も時折、そういう衝動に駆られることがある。 人間関係だけではなく、もう何もかもを捨てたくなる衝動に。 突然やってくる黒歴史の波急に過去の恥ずかしい記憶が頭の中を駆け巡るときがある。 あんなことを言ってしまった。 こんなことをやってしまった。 大勢の前で恥をかいてしまった。 自分が変人だと思われてしまった（かもしれない）。 僕の人生、振り返ってみても

SNSってさ、いいところしか出さない傾向がある⁉️それが悪いということじゃないよ😂他人をうらやましく思いこみやすい視覚があるかも⁉️SNSの意図関係なく。いいことだけあるわけないじゃん、誰でも💦でね、いいところだけ投稿していて、そればかり出さなきゃってなってる時、心が無理してる🦆⁉️

ありがとうございます。すんごい数ですー！

【140字小説】DAY21

自由研究はキミだ、だなんて、ストーカー、変態、だけど、自由研究はアレだ、自由に研究していいんだ、だからな、つまりだ、キミのことだ、キミの優しさも毒も、知りたいんだ、だからだ、キミの目の色も、血の色も、皮膚の色も見たかったんだ、衝動じゃない、念願だった。 「自由研究」 はーん、変な話書いてしまいました。ひん｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ いつも読んでくださりありがとうございます。｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡

note９ヶ月目の振り返り～タコがしゃべった🐙

あなたと共に成長したい。 元高校教師（国語）の たこせん枝瀬です🐙 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 教育は 自分が変わらないと 他人を変えることなんてできない。 　　　　　　　＝「主体変容」 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ がモットー。 【たこせん枝瀬の発信の足】 【今回は主に「note発信」編です】 初めてのnote公式に選ばれました昨年10月19日に note投稿をはじめて 今日で９カ月を迎えました。 自分とは永遠に無

臼記 296 〜悩み〜

こんばんは。 昨日の倍くらいの洗車が来て、てんやわんやしていた臼井です。 今日も暑かったですね。 昨日より暑かったです。 私の地元、帯広も35°Cを超えたとかなんとか。 みなさん体調は大丈夫でしたでしょうか？ 私は全然大丈夫でした。 が、悩みが…。 顔汗が酷いんですよ。 暑すぎて全身から汗が出てるので顔から汗が出ていても問題は無いのですが、鼻の頭と鼻の下の汗が目立って気になるんですよね😥 暑い時だけなので多汗症とかではないのですが…。 鼻の頭と鼻の下だけ異常に「

満身創痍の「ライランシーズン２」スタート

あなたと共に成長したい。 元高校教師（国語）の たこせん枝瀬です🐙 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 教育は 自分が変わらないと 他人を変えることなんてできない。 　　　　　　　＝「主体変容」 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ がモットー。 【たこせん枝瀬の発信の足】 【今回は主に「自己共育」編です】 ひざ痛い、足裏イタイ今日から ウエダヤスシ(ヤス)さん企画 「ライランシーズン２」スタートです。 ８月３１日のゴールへ向けて

元国プが４年の時を経てOWV沼へダイブした話

はじめまして！！ 文哉さん寄り箱推しQWVのなぴと申します！！　 突然ですが！！時は遡ること2019年…… 私は当時、produce101 japanの現場評価の観覧へまで 足を運ぶ、日プ狂いでした… したがってOWVのことも結成時から把握していたのですが、私がOWVに本格的に沼落ちしたのは今年の3〜4月ごろと、つい最近の出来事です。 まさかサバ番好きの自分が、 サバ番を通じて結成された既存のグループに 4年の時を経てハマることになるとは…！！！ その経緯を流行りに乗

聞こえてんなら声だしていこうぜ

最近はメンタルが安定してきてるって 自覚できてきたのに どうしてこうも 些細な事で心が急降下するんだろう 最近音楽を聴く時間が多くなり 今まで知っていた曲が急に自分の魂を揺さぶったりする この曲は今の自分に 寄り添いながら 弱気になってる自分に ほら！前を向きな！って語り掛けてくれくれる 米津玄師　LOSER 私落ち込んでる時って本当にLOSERだって泣きたくなる 昔だったら 数か月間鬱状態とか当たり前だったから それに比べたら 元気に回復してきてるの 分かってて

記憶の断片〜猫と僕の日々｜#短篇小説

拾った黒猫と僕との話を編んでおります。以下の短篇の続きです。 （過去のシリーズ全部読めます） ↓　↓　↓　 翌朝、ドアのチャイムが鳴って、インターフォンの画面を見ると由依だった。思ったより早かった。 「おはよう。―――ドア、開けるよ」 インターフォン越しに話すと、由依はにっこりと微笑んだ。 玄関で靴を脱ぎながら、 「会社に行く前に、モンの話を聞いておきたかったから、早く来たわ」と彼女は言った。 「そうか・・・有難う」 モンのところへ由依を連れて行くと、モンはい

筆箱紹介と思い出したペン

先日、友人とお茶をしていたら漫画『トリコ』の話になり、あの漫画でやってたみたいに自分なりの「フルコースメニュー」を考えようぜ、という遊びをした。 『トリコ』は週刊少年ジャンプで連載していた漫画で、美食家の主人公が世界各地をめぐって自分なりに決めた最高のフルコースメニューを用意するべく、モンスターとか色んな奴らとバトルを繰り広げる、とまあそんな感じの内容。 フルコースメニューには「魚料理」「肉料理」「主菜（メイン）」……とそれぞれ品目が分かれており、使われている食材のランクに応

臼記 294 〜あっついねん〜

こんばんは。 今すぐにでも北海道に帰りたい臼井です。 大阪に帰ってきてから初出勤。 10日ぶりの出勤でした。 大阪あつーーーい！！！ まず電車乗る前に汗だくになるんですよね。 なぜなら時間ギリギリで走るから。(完全に自業自得。) 今日は腹痛も相まって、走って暑くなった汗と腹痛の冷や汗で滝汗でした。 しかし、汗が冷えると電車の中はむしろ寒いくらいです。 寒いな〜と思い始めたくらいに最寄り駅に到着。 出ると、暑いやんけ💢 そして休憩室に入るとクーラーがよく効いていて寒

おはようございます🎩 周りがイベントで楽しんで至り華やいでリア充、自分だけ一人置いてけぼりの様な感覚に。自分の世界も大切。時には雑音を遮断し図書館や本屋など心の洗濯を。 今日は黒🖤が開運の鍵🔑 いつも多くのスキ💕ありがとうございます😊 今日一日良い日良い出会いがありますように〜

気分転換に…一首詠みます

もう令和版百人一首冬の部が規定数に達しましたので勝手に詠みました🤭 ご協力ありがとうございました！ 次もちゃっかり告知しますのでよろしくお願いします！ バタバタしてるくせに😂 足掻いて投稿します！ お読みいただきありがとうございました。 良い週末をお過ごしください！

シャワーは夏の雨〜猫と僕の日々｜#短篇小説

拾った黒猫と僕との話を編んでおります。以下の短篇の続きです。 （過去のシリーズ全部読めます） ↓　↓　↓　 泣いているモンを少しでも落ち着かせたくて、抱きしめながら朝まで過ごした。 モンの身体は白く柔らかくて、元が黒猫とは思えない。睫毛を濡らし、小さな涙の玉をその先に残したまま、モンは眠りについたようだった。 （僕が窓を開けなかったら・・・） モンの寝顔を見ながら、そればかり頭で考え、結局眠れずに徹夜してしまった。 翌朝。もう１週間ほど休んでいたので、後ろ髪を引