レックス

グローバルIT企業で営業・マーケティングを担当。旅行、消費財、化粧品、通信、美容整形、…

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グローバルIT企業で営業・マーケティングを担当。旅行、消費財、化粧品、通信、美容整形、大学、クレジットカード、紹介サービス等担当、広告代理店にもいた。 グローバルマーケティングや異文化、政治・経済・人間の行動、備忘録としてひたすらNoteを書き続ける。 中国・ポルトガル在住経験

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国別会話のルール:かぶせあいと呼吸のとりかた

ヨーロッパで仕事をすると誰もが通る道が自分が発言できないことである。「あ、なんか英語で発言しづらいな」 とか 「あ、ちょっと不確かだから今回はコメントするのはやめておこう」 なんて考えてると、まぁまず彼らの中で発言ができない。 逆に「よし来た!俺のテリトリーの話だ!すごいいいこと言うぞ!」といきったものの、発言の途中で他の人に被されてしまって、最後まで言い切れない。 うーん、とにかく言いたいことが言えないのが辛い、特に英語がそこまで流暢でない私はさらにつらい。 ポ

    • テレワークしてるとやる気が出ない

      思ったことをつらつらと。 テレワークしてるとやる気がでない、テレワークしていると生産性が落ちる、テレワークなら通勤をしないでいいので仕事時間をもっととれて生産性が良い、なんていろんな話があるが自分自身で感じたことを。 ー仕事にモチベーションがある人にとっては最高、ない人にとっては最悪 テレワークって誰にも邪魔されなくなり、人の目も減るので自分の時間が増える。好きなことであればとにかく集中できる環境である。かたや嫌なことを嫌々やっているような人は周りからのプレッシャーもな

      • おっさんエコノミー

        おもったことをつらつらと。 おっさんエコノミーというのは私自身の造語。おっさんによって支配されているエコノミーである。文字通り。おっさんとは何なのだろうか。ここで意味したいことは特定の性別年齢ではなく、男女、年齢も関係なくおっさんになりうるということを言いたい。 仕事の満足度は、複数個存在する。その中の一つが、例えどんな仕事をしようと自分の思う通りに事を運び、自分にフィードバックが返ってくることだと思う。営業だろうと、経理だろうと雑務だろうとマーケティングだろうとなんだろ

        • 同一言語圏

          思ったことをつらつらと。 日本においては言語圏は同じ日本語である。ただ世界で10番目、11番目の人口を持つ日本の中でも当然のように文化の違いが存在する。それは海外におけるものとはまた違ったものである。 例えば東北のほうが関西圏に比べて言葉数が少なく、直接的な表現をする。また形式的な挨拶も少ない。かたや関西圏は挨拶を重視しコミュニケーションを重視、会話というものに動的な流れが存在する。 これは東北がより封建的な社会が続いていたため、周りを巻き込む必要性や歪曲的表現の必要が

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        国別会話のルール:かぶせあいと呼吸のとりかた

          贈り物・戦略

          思ったことをつらつらと。 「こんなもの、もらっていいの?ありがとう」なんてことがある。贈り物にはお金に糸目をつけない人が多い。また、贈り物は自分自身が使わないという前提で買うため、意思決定においても全く普段の買い物とは違う。 東アジアでは贈り物は見栄の象徴とされ、相手が貰ってうれしいという点より上げた本人のプライドをくすぐるようなものが好まれたりする。相手が好きかどうかではなく、相手があげた人をすごい、と思うようなものである。 故、価格より見栄やコンテクストが重要視され

          贈り物・戦略

          甲子園中止

          思ったことをつらつらと。 コロナはよく経済と健康の2項対立で語られる。どちらかが良くなればどちらかが悪くなる(もちろんそうでない両方が良くなる形が一番望ましい)。車も同じ。健康を重視するのであれば健康を支える救急車や輸送を除き毎年何千人も死ぬ交通事故のために不要不急の車での外出はすべて停止するべき。 甲子園は今まで選手に連戦連投をさせていたが、日程(=経済)のため。長く間をあけると応援団の宿泊費や球場利用ができなくなる。選手の健康を犠牲にして経済を優先していた。しかもクソ

          甲子園中止

          社内異動や中途採用で落ちる一番の理由

          は「対象の業界や役割の経験がない」だと思うのだが、果たしてその後の仕事におけるパフォーマンスとどこまで相関があるのか?ちなみに30歳以上を対象とした話。 採用というシステムにおいて現在最善の方法とされているのがおそらく面接である。ほとんどの企業が面接での採用プロセスを採用しており、おそらく99%以上の企業で活用されている。 定量的なポイントを置いて面接をして採用をするが、いかんせん定性的な判断に偏る&そもそも1-2時間ではその人自身を判断できない。 となると、経験がある

          社内異動や中途採用で落ちる一番の理由

          修行

          今日も思いついたことをつらつらと。 短期的に楽しいことと中長期的にためにはなることは相反していることがある。そうじゃないものを探すのがいいんだろうけど、これって色々と疑念がわく部分がある。 そもそも長期的にためになるのか。すぐにルールなんて変わる。若手のうちはつらいけど将来報われると平気な顔で言う。日本の会社のねずみ講式若年搾取システムは20、30年後に年功序列が維持されて会社がそのままあると嘘をつく。返ってくるべきものが返ってこない。 死ぬ間際に笑って死にたい、走馬灯

          英会話というか外国語会話の話

          思ったことをつらつらと。 かれこれ11歳で英語の勉強をはじめ、25歳くらいから再度学び始め、27歳位からシリアスに勉強している。 外国語学習法はとにかく世に溢れていて、参考書は書店に大量に存在する。ただほとんどの本がちゃんと読まれずに捨てていかれるんだろう。買っては捨てられ買っては捨てられ。 英会話だってそう。ほとんどの英会話学校は楽しく学べる!という目的で消化される。特にリアル対面型の昔からある英会話に通う人で外国語を仕事で使えるようになった人は見たことがない。勿論、み

          英会話というか外国語会話の話

          大学の戦略

          現在日本には800近い大学と300を超える短大が存在しており、その数は年々増え続けている(短大は減少)。さらに、大学が増えていないにしても学部学科は引き続き増え続けている。故に大学の定員は増え続け、定員割れを起こしている私大が200以上存在する。進学率は50%程度とかなり増えてはいるものの子供自体が減少しているためマーケットサイズは減少している。 課題設定を学生数の増加、としたときに取れる対策は以下 ・大学進学率を50パーセントからさらに引き上げる ・子供を増やす ・

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          お菓子の味

          海外で日本のスナックに似た製品が売っていると「またマネか」と思ってしまうのが我々。Mikadoはフランスのポッキーのようなお菓子だがフランスのグリコが作っているオリジナルブランド。向こうではポッキーというブランドはなく、Mikadoとして売られている。 ブランド戦略も全く異なり、日本のかわいらしい、ティーン、20代のお菓子というイメージからは遠い、オフィスで食べる大人のビターな食事、というテイストである。 実際に味もビター、日本のものとは違う。 中国・東南アジア圏では緑

          お菓子の味

          人工の食糧に関する価値観と2項対立

          人工的な食糧は日本人としては避けたいもののうちの一つ。例えば人工甘味料は日本人が嫌うもののの一つ。味の素は大好きだけど、アメリカ産のお菓子は体に悪そうだから嫌い。味の素も量が過ぎるとあんまり食べたくないというのが本音。大豆の遺伝子組み換え食品もそのうちの一つ。人工的に変えたものは絶対に取りたくない。 自然物が必ず健康であって、人工物がかならず有害である、という定義は非常に難しい。例えば薬は人工物であるが、健康のために開発されたものである。コロナウイルスのワクチンだって人工的

          人工の食糧に関する価値観と2項対立

          日本の箱庭文化

          他の国を知らないで言う部分も多々あり、統計的な裏付けもない。ただ兎に角感じるのは四角いものや角のとがったもの、区切りが明確なものが好きだということ。 問題文が明確に決まっていて、書き込む場所がしっかりとしていると日本の学生さんは圧倒的なパフォーマンスを発揮する。いやはや、ほんとにクオリティが高い、となる。かたや問題文自体を作るのは確かに苦手なのだろう。問題設定→問題理由特定→課題解決という流れになったときに、その全体の流れを考えることに慣れていない。勿論自分自身も慣れていな

          日本の箱庭文化

          リスクとリターンのバランス

          リスクとリターンのバランスが取れているものが物事の前提条件であるという頭にこびりつく意識は実はまやかし。実際にはリターンがリスクより大きいことが多く、あらゆる情報弱者に対してそのようなリスクをとれという誘惑が行われている。 不動産の強気の営業電話、リターンが必ず出ます(確かに出るのかもしれないが)と言われて買うものや保険商品、金融商品に対してはそのような状況が多いのだろう。もちろんまともな商品もあるしライフスタイルにより買うべき商品がある、など色々と考え方はある。 但し傾

          リスクとリターンのバランス

          働かないおじさん

          働かないおじさんがあぶりだされている昨今、いかがお過ごしでしょうか。 働かないおじさん&威厳おじさんの得意技である以下ができなくなっている現状です。 ・会社に来ることが目的→会社にいけない。禁止されてても会社に行ってしまう ・会議にいることが目的→会議にいてもしゃべらないとそもそもいることに気づかない。なごむコメントや冗談等の雑談もテレビ会議ではボリュームが少なくできない。チャットでの雑談も慣れてないためできない ・席に座って上司にアピール→席にいられない。ただ、評価

          働かないおじさん

          GTO風の上司

          グレートティーチャー鬼塚は生徒と同じ目線で話をして、生徒の信頼を勝ち取り学校を変えていく。たくさんの人を巻き込みながら雰囲気を作っていく。かたや取り巻きの先生たちも悪い人ではないが、基本的には頭ごなしに物を言い、恐怖で支配をするスタイル。 外資系企業において、マネージャーは「ナイスガイ」でなければいけない。日本にある外資系の日本人マネージャーはさておき、日本人でないマネージャー、特に西洋系の皆様はナイスガイであることが多い。同じ目線に立って(立っていないかもだが立っているよ

          GTO風の上司