英会話というか外国語会話の話

思ったことをつらつらと。
かれこれ11歳で英語の勉強をはじめ、25歳くらいから再度学び始め、27歳位からシリアスに勉強している。

外国語学習法はとにかく世に溢れていて、参考書は書店に大量に存在する。ただほとんどの本がちゃんと読まれずに捨てていかれるんだろう。買っては捨てられ買っては捨てられ。

英会話だってそう。ほとんどの英会話学校は楽しく学べる!という目的で消化される。特にリアル対面型の昔からある英会話に通う人で外国語を仕事で使えるようになった人は見たことがない。勿論、みんな予習と復習はほぼしない。英会話学校は殆どの場合、英語の技能上達を目的としているわけじゃなくて英語を勉強するというシーンを楽しむ場だろう。それ自体は特段問題ではない。

英語のレベルだっていろいろある。英語が喋れるっていったって実際のレベル感は様々。

旅行でなんとか伝えられる<<1対1で言いたいことは何となく言える&簡単なことは聞ける<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<複数人の英語話者の会議に参加できる、発言できる<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<複数人のネイティブの会議がわかる

みたいな感じで、とにかく先が見えないし、次のステップに行くとその次のステップがまた見えてくるの繰り返し。そしてその次のステップが果てしなく遠い。ネイティブでさえわからない内容があったりするのに、ネイティブじゃない人は常に先が見えない。ゴールのレベル感は自分で決めなければならない。そもそも決められるのか、という疑念もあって、どちらかというとその瞬間の満足感と諦めのほうが近いのかもしれない。

そんな中で一番大切なものはなによりモチベーションをどうやって保つか。よし!やるぞ!なんていうやる気は1週間と持たないだろう。やらざるをえない環境に身を置く、レッスンを癖・ルーティンにしてしまう。ビジネスで使うと考えると、そうでなければ数千時間の勉強を続けることは出来ない。

また、言語自体をなめらかにしゃべる・聞くということ以外に言語学習には他の伸ばさなければいけない&理解すべきポイントがある

外国人と緊張しないで話せるようにする

そもそもそんな経験が最初はないので特に西洋系の方々と話すときは緊張する。いわゆる外国人慣れ、というやつ。

わからないときにわからないと言えるようにする

日本人あるあるで解らないと笑ってとにかくごまかそうとする。解らないことが恥ずかしいという前提だろう。これをやると傷口が広がるのでとてもおすすめしない

わからないことは一生なくならない

とにかく解らない単語やわからない発音は一生存在する。アメリカの人がスコットランドの人の英語がほぼわからなかったりするので、これはもうどうしようもない。スラングだって生まれては消えていく。諦めが肝心である。日本語だって意味不明なことを言う人はいる。

内容のあるコンテンツをしゃべる

いくら英語がうまくたってつまらないことを言っている人はつまらない。なので英語だって内容は必要。言語自体は必要条件で、内容が十分条件。西洋系の方は総じて日本人より政治経済、歴史などの話が多かったりする。あとは英語圏の歌手や俳優、映画の話なんてのも共通項として出てくる。

低い声でしゃべる

日本語は腹式じゃなくてもある程度いけるが英語はとにかく腹式、もっというと腹から声を出す感覚になる。発声方法を変えるっていうのは難しい。そんなに必須ではないけど、できたほうがいい。

ヘタでも人前でしゃべる

能力というより自分自身の覚悟や慣れの問題である。下手くそな英語だって、とにかく喋らないと伝わらない。バッターボックスでぶんぶん振り回さないと球に当たらない。この点は慣れの要素が大きく、恥の感覚に近い。慣れれば問題ない。自分自身も言葉に詰まって恥ずかしい思いを何回もした。その瞬間はすごい学習モチベーションがあがった。(でもすぐ下がる)

長くしゃべると口が異様に疲れる

外国語をしゃべると違う筋肉を使うのでとにかく口が疲れる。英会話って30分くらいがレッスンの限界だが、実際に英語を3時間、4,5,6時間と使うともうどうにも無くなる。口がつかれるのだ。筋肉の問題である。そこをどうにかしないといけない。

そんなこんなで、コツコツ練習の日々。

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