社内異動や中途採用で落ちる一番の理由

は「対象の業界や役割の経験がない」だと思うのだが、果たしてその後の仕事におけるパフォーマンスとどこまで相関があるのか?ちなみに30歳以上を対象とした話。

採用というシステムにおいて現在最善の方法とされているのがおそらく面接である。ほとんどの企業が面接での採用プロセスを採用しており、おそらく99%以上の企業で活用されている。

定量的なポイントを置いて面接をして採用をするが、いかんせん定性的な判断に偏る&そもそも1-2時間ではその人自身を判断できない。

となると、経験があるほうが優遇される。それ以外のパフォーマンスはあまり関係がない。特に人気のある会社なら、経験のある人をとにかく優先的に採用していく。採用マネージャーは失敗したときに「ほら、そんな経験ない人とるからそうゆうことになったんだ」なんて言われてしまうから。リスクヘッジにおいて経験があるというのは強大である。

かたや経験があることと仕事ができることへの相関は甚だ疑問。そもそも経験の再現性が高い人なのかという点や論理的思考のような当たり前のスキル、言語スキル等、他にも重要なものはたくさんある。

経験ばかり重要視するとつまらない組織に陥りがちになる。


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