リスクとリターンのバランス

リスクとリターンのバランスが取れているものが物事の前提条件であるという頭にこびりつく意識は実はまやかし。実際にはリターンがリスクより大きいことが多く、あらゆる情報弱者に対してそのようなリスクをとれという誘惑が行われている。

不動産の強気の営業電話、リターンが必ず出ます(確かに出るのかもしれないが)と言われて買うものや保険商品、金融商品に対してはそのような状況が多いのだろう。もちろんまともな商品もあるしライフスタイルにより買うべき商品がある、など色々と考え方はある。

但し傾向として分かりづらいもののリスクを隠してリターンを強く見せて売る、というのはよくある話。金融商品はわかりづらいから尚更なのだろう。家も然り。

逆にリターンが大きくなりすぎてリスクが小さいため、モラル・ハザードが起きている状況もある。例えば写真週刊誌の名誉毀損はリターンとリスクでリターンが大きいため、常にメリットのある状況となる。


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