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【福島県/県立中学校・高等学校等】2024年4月【教育の現状レポート】

お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。

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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。



このプラットフォームには、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています

私も福島県の教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、定期的に取り上げることが出来ればと思い、まとめ記事を発信しています。

今回は『2024年04月01日まで』の記事まとめです。



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1.いじめ防止推進校の紹介(第1回)白河市立白河中央中学校・生徒会(県教育委員会)



子どもたちを取り巻く環境が変化する中、さまざまな関係機関と連携・協力して、いじめの未然防止、早期発見・対応、適切な支援につなげていくことはとても大切なことです。
そこで今回は、いじめ防止に積極的に取り組む県内3つのいじめ防止推進校の活動をシリーズ全3回でお届けします。
中学生ならではの気づきや小さなつぶやきをいじめ防止に役立てようとする取り組みです。
第1回目は、白河市立白河中央中学校のみなさんです。

【学校紹介】

本校がある白河市では毎年、「『いじめ』について考える中学生フォーラム」を実施しています。
そこでは市内8つの中学校が集まり、「いじめを無くす、いじめを生まない」ための各学校での取り組みについて話し合いを行っています。

【生徒会の活動の様子】

今年度の「『いじめ』について考える中学生フォーラム」のテーマは「『安心して過ごせる学校・学級』にするために」というものでした。
そこで本校生徒会では「SNSからいじめを生まないために」という視点で、SNS利用に関するアンケートを実施しました。
SNSを利用していて嫌な思いをしたことがあるか、メッセージを送る側と送られる側の感じ方の違い、他人の情報をどこまで伝えて良いかなどについて質問し、その結果を生徒会新聞で提示しました。

【いじめ防止ラウンドテーブルに参加して】

今回、「いじめ防止ラウンドテーブル」に参加するにあたり、自分たちの学校での活動内容を再度振り返ることができました。
目安箱のデジタル化など、現在の社会に合わせて変化していくものも多くありますが、学年の枠を超えて関わりを持つことや、テーマを絞って話し合いの場面を持つという、人と人との関わりが大切だと感じました。

【ラウンドテーブル参加後の取り組み】

「いじめ防止ラウンドテーブル」後に実施した「いじめ撲滅月間」では、「SNSから『いじめ』を生まないために~あなたに何ができるか~」というテーマのもと、学級ミーティングを経て全校フォーラムを実施しました。
弁護士の方やカウンセラーからいじめが絶対にいけない理由やストレスとの向き合い方についてアドバイスをいただきました。

学校という閉鎖空間で、心身ともにまだ未熟な学生が集団生活をおくるのですから、「いじめ」については避けて通れない問題として、各校が取り組まなくてはいけません。

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2.R6郡高教育コースFinal②〜OBである塾の先生が郡高に来た!〜(県立郡山高校)



夏休み後の教育コースでは次のようなことを行なってきました。

《これまで教育コースでやってきたこと(後半)》

第5回:聴覚支援学校訪問

第6回:教育行政ってどんな仕事?(こども家庭庁・文部科学省 野崎光寿さん)

第7回:聴覚支援学校の生徒と交流ぼっちゃ!!!

第8回:塾のお仕事(今回の記事です!)

東日本学院からは、福島第3ブロックブロック長の梶原俊男様にきていただきました。

なんと、郡高のOBの方でした。

東日本学院について説明していただいた後、「なぜ、塾、予備校は多様化するのか?」という現在の教育界を取り巻く現状について教えていただきました。

①生成A Iをはじめとした社会構造化の変化、多様化する社会、
②「個別」最適な教育サービスの必要性、
③学力向上に特化した活動の重要性
などが背景にあるとのこと。

郡山高校も、VUCAと呼ばれる予測が難しい時代に、AIやデータをしっかり使って社会を切り開いていける人材を育成できるように考えているよ。ポルトガルの高校生と双葉郡にフィールドワークに行ったのもそういう教育の一環なんだよ。

他の記事でも少々取り上げましたが、

学校と塾との連携は、将来的に適切に推進していく必要があると思います。

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3.ホームソーイング 全国作品コンクールで優秀賞を受賞(県立会津学鳳中学校・高校)


一般財団法人日本縫製機械工業会が主催する第44回ホームソーイング小・中・高校生作品コンクールで、高校生活部の五十嵐未愛さん(3年)が、高校生の部アニメ・ゲームコスチューム作品部門で優秀賞(第一位)を受賞しました。
同部門では五十嵐花さん(1年)が努力賞を受賞しました。

アニメ・ゲームコスチューム作品部門
優秀賞 五十嵐未愛 「呪術廻戦 釘崎野薔薇・制服」
 ジャケット・ブラウス・スカート・ウエストポーチ
努力賞 五十嵐花  「ディズニー『不思議の国のアリス』アリスのワンピースとエプロン」

東京丸の内の日本工業倶楽部で3月2日(土)に表彰式が行われ、優秀賞を受賞した五十嵐未愛さんが招待されました。

会津学鳳高校は、様々な生徒の様々なスキルを伸ばすための良い学校ですね。

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4.【商品開発】ロゴ班:これが現実(県立相馬高校)



3年次の選択者を対象とした「商品開発」の授業で、
ブルーシートを使った商品の開発を行っています。

前回、太陽と道がモチーフに決まり
ロゴ制作を始めました。

考えて描いて悩んで考えて描いて悩んで考えて描いて悩んで

…くぅっっ……
なんて…なんて…っっ!!
地道なんだ…!

デザインってさー
こうさー華やかでさー
アイデアが降ってきてさー

って、いやいやいやいや違うから!!
めっちゃ地道だから!
すごく、、、すごく、、、
進んでるのか止まってるのか戻ってるのか
もうね、わからなくなるのよ!!!

取り乱しましたが
そんなこんなでなんとか完成しました!(急展開)
次回お披露目です。

今回は「ロゴ作成」に関してですが、多くの業務でこのような地道な作業が必要になります。
華やかな部分にだけ憧れると幻滅してしまうことに気づいてもらえれば成功なのではないでしょうか。



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