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インプットの記録と記憶

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勉強会、イベント等の感想のノートを集めてます。
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記事一覧

『ユニクロ』(著・杉本貴司さん)を読んで:”のようなもの”になってしまわないために

『ユニクロ』(著・杉本貴司さん)を読んで:”のようなもの”になってしまわないために

こちらの記事が本を読むきっかけになりました。

何年後かに、この記事を読み返す自分に向けて、この本を読んだ「今」の僕にとって強く印象に残ったことを書き残しておきます。

強く印象に残ったのが「ユニクロのようなもの」でした。Kindleで検索してみると6度、登場しています。

「ユニクロ」と「のようなもの」を分つには、「ユニクロとはなにか」がハッキリと言語化できていなければならない、そしてそれが会社

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ビジネスを育てる 新版 いつの時代も変わらない起業と経営の本質

ビジネスを育てる 新版 いつの時代も変わらない起業と経営の本質

ほんの少しだけ株式を保有して、ちょっぴり事業に関われている気分を味あわせてもらっている #クラシコム  さん。

そのクラシコムさんの社長、青木さんが解説をお書きになったこの本を読んでみました。

ビジネス、事業を育てていくのは今も昔も本質的なところは何も変わらない、それを再認識させられました。というのも、原著は、1987年と35年以上昔に出版されているからです。

印象的な箇所を書き留めておきます

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四季報写経のイベントで鎌倉新書 清水会長のお話をお聴きしました

四季報写経のイベントで鎌倉新書 清水会長のお話をお聴きしました

こちらのイベントにお邪魔しました。

仕事の都合もあり、また #四季報写経 そのものはすでに実践中なので第2部の #鎌倉新書  の清水会長のご講演からの参加でした。

このスライドのほか、価値を感じるお話の連続でした。この機会を設けてくださった四季報写経ウーマンさん、平田智基さんに深く感謝です。

鎌倉新書さんでふと思い出したのがこちらの記事です。

清水さんのご講演のメモです。

事業の定義

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手で触ることなく「ネジ」の緩みに気づけますか

手で触ることなく「ネジ」の緩みに気づけますか

竹川美奈子さんの投資家さんへのインタビュー記事。最新号が届きました。

インタビュー相手は下山さん。尊敬する投資家のお一人です。

いろんな面で尊敬しているのですが、寄付について自分で考えるきっかけをいただけたことに深く感謝しています。

さて、今回の記事を読んで個人的に最もグッときた言葉が

手触り感

です。記事のタイトルでも使われていますね。

下山さんのインタビューでも触れられている、農林

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会社という迷宮 (著・石井光太郎さん)、これから何度も読み直すことになりそうな重厚感の塊みたいな本でした

NVIC 奥野一成さんがインタビュー記事で紹介されていた1冊です。

奥野さんを何度も涙させる本とは、一体、、、

実は、この本、以前からとても気になっていた一冊です。

「読み終わった本のほとんどを手放す」という楠木さんが処分できなかった本として記憶に留めていました。

でも、これまで手に取りませんでした。奥野さんのインタビュー記事を読んで「これは読んどけ!」と背中を押されたように感じたのです。

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社会をよくする投資入門(著・鎌田恭幸さん) に、 とても大切なことは、問いの持ち方だと気づかされました

社会をよくする投資入門(著・鎌田恭幸さん) に、 とても大切なことは、問いの持ち方だと気づかされました

#鎌倉投信  鎌田恭幸さんの13年ぶりの単著書籍、『社会をよくする投資入門 経済的リターンと社会的インパクトの両立』を頂戴しました。

5月27日に発売予定です。

写真の右側が13年前の鎌田さんの著書『外資金融では出会えなかった日本でいちばん投資したい会社』です。左側は、鎌倉投信さんが運営する投資信託「結い 2101」の初回の受益者総会(2010年7月)で配布された小冊子です。

この2つの作品か

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一流投資家が人生で一番大切にしていること(著 ウィリアム・グリーンさん)を読んで、豊かさ、賢さ、幸せ と 株式投資との関係について思いを巡らせました

この本を出会えたのは、お二人の投資家のおかげです。

この本を読んでみよう、そう思わせてくださった投資家K.さん、ろくすけさん、ありがとうございました。

ろくすけさんもブログで書かれていますが

凄まじい成果を残している投資家の言動から、豊かさ、賢さ、幸せを考えさせてくれました。

印象的な箇所をいくつか取り上げてみます。



これは何度も何度も聞いてきた言葉ですが、忍耐、Patienceで

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もうすぐ会員800万人。上場会社がnoteでIRに取り組む意味を投資家目線で妄想してみた

もうすぐ会員800万人。上場会社がnoteでIRに取り組む意味を投資家目線で妄想してみた

池松潤さんの記事です。
#IRnoteマガジン をテーマにした座談会が行われました。

IRnoteマガジンとは、投資家向けにnoteで情報発信されている上場会社さんを集めたマガジンです。

この座談会の実現に大きく関わられた小野和彦さんの記事です。

ちょっぴりこの座談会に僕も関わらせてもらったので、投資家から妄想する上場会社がnoteでIRに取り組む意味をあらためて書いてみます。

実は、昨

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投資信託業界歴30年の父親が娘とその夫に伝える資産形成の本音の話 (著・今福啓之さん)

投資信託業界歴30年の父親が娘とその夫に伝える資産形成の本音の話 (著・今福啓之さん)

もうすぐ4月24日に発売されるのですが、星海社さんから頂きました。かなり長いタイトルですね。

著者の今福さん。本のタイトルの通り、投資信託業界の「中の人」。その業界で30年のキャリアをお持ちの今福さんが、ご自身の娘さん夫婦に「本音」を伝える、というのがこの本のユニークなところです。

自分の大事な家族の資産形成のアドバイスにはタテマエではなく本音。そりゃ、そうですよね。

今福さんのプロフィール

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神吉晴夫さんの著書『編集者、それはペンを持たない作家である』を読んでみた

あることがきっかけで出会った1冊です。

あることがなければ、神吉を(かんき)と読むことさえ知らずにいたことでしょう。

noteには光文社新書さんのアカウントがあります。その最初の記事。

こちらにも神吉晴夫さんが登場されていました。

『編集者、それはペンを持たない作家である』で印象深かった箇所を書き留めておきます。

刺激的でした。何より驚かされたこと。この本の原著『カッパ兵法ー人間は一回し

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"直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。"から今日でちょうど17年

"直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。"から今日でちょうど17年

徳力さんの先日の記事です。

この記事の中で「おお!」と思わされました。

梅田さん。梅田さんのこの記事は今も時々読み直します。

粗探しするのではなく、良いところを探して褒める。その意識を強く持とうぜ、という梅田さんのメッセージ。大きな影響を受けた僕にとっての非常に大切な記事です。そのつもりではいるものの、ついつい重箱の隅をつっつきたくなるのはどうにも抜けないものです。

しかし、ええところを見

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株式投資で大事にしたいことは、会社の規模の大きさや業歴等で、変わることはない。それを再認識させてくれた『世界トップ投資家の共通言語』

株式投資で大事にしたいことは、会社の規模の大きさや業歴等で、変わることはない。それを再認識させてくれた『世界トップ投資家の共通言語』

最近読み終えた一冊です。

ほぼ同時並行的に読んでいた本 も面白かったのですが、僕個人的にはこちらの #世界トップ投資家の共通言語  の方がより強く印象に残りました。

印象深かった箇所を書き留めておきます。

投資仮説は世界観投資仮説、大事。そこからその投資家の考え方、捉え方の一端を知ることができるからです。これは投資を検討する対象が、どんな会社であっても当てはまることだと思います。

Who h

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インパクト投資の最前線 インパクトレポートが切り拓く新しい未来

インパクト投資の最前線 インパクトレポートが切り拓く新しい未来

昨日、参加したイベントです。
#インパクト投資 ってご存知でしょうか。検索で最初に出てきたページからです。

僕自身は、このファンドをほんの少しですが保有しています。

目論見書からです。事業が生み出すインパクトを基準に投資判断することがわかります。このファンドが発信しているレポートには、通常の運用報告書に加えて、インパクトレポートがあります。

インパクト投資への関心から昨日のイベントに参加し

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IRnoteマガジンに参加する会社の記事がもたらす変革への期待が高まった IR大新年会

IRnoteマガジンに参加する会社の記事がもたらす変革への期待が高まった IR大新年会

昨夜はnoteさんにお邪魔してきました。

目的は IR大新年会 への参加です。

昨年12月に参加したアドベントカレンダーのご縁もあってお邪魔した次第です。参加したアドベントカレンダーは IR系アドベントカレンダー です。

IR系アドベントカレンダー

2022年にシゲマツさんが始められたこのカレンダーのSeason 2でした。

2022年12月1日、シゲマツさんが発信された記事です。

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