債券と株式の最適な割合は?②

こんばんは。
そろそろ引っ越しの準備をしないとヤバいレイです。
#断捨離
#捨てられるかな
#身軽になりたい

さて。
本日は昨日に引き続き債券と株式の歴史からアウトプットしていきたいと思います。

歴史に学ぶ

戦後以降、どの年代をとってもほとんどが株式を持ってる方がリターンがよかったようです。
では、どれぐらいリターンが違うかと申しますと、
ジェレミー・シーゲル「株式投資の未来」より1946~2006年にかけてのトータルリターン/年
米国株 6.9%
米長期国債 1.6%
米短期国債 0.6%
これぐらい年度利回りで差があったということです。

今回は、60年という長期の期間を切り取っての利回りの紹介でしたが、この本には19○○年~19○○の10年間や15年間などいくつかの期間に区切って検証もしてるようですが、結果は冒頭に申し上げた通りどの年代をとっても株式を持っている方がリターンがよかったということのようです。

長期で持てば持つほど株の方がリターンが高いということです。

守備か攻撃か?

サッカーと同じく点を取らないといけない人は株式を多めに持っておき、人生後半で資産を持っている人なら債権を多めにとよく言われるようです。

長期投資を前提にしているなら株式だけでもいいとのことです。
それは目先の暴落を気にする必要がないためです。
ドルコストで買っていくことをオススメにされてるので、目先の暴落だと毎月コツコツ買っていくことがむしろ有利に働きます。

短期投資を前提(例えば5年後に教育資金が必要など)にしてるなら、比較的ボラティリティ(変動率)が低い債券なら安心かもしれません。
→株式だと、たまたま5年後に暴落の年になるかもしれないので。
ただ短期でどうしても必要なお金なら投資より貯金の方がいいケースもあるようです。

まとめ

①債券はボラティリティ(変動率)が低いです。
・暴落時のクッションになります
・値上がり局面に強いです
・変動が少ないということは、リターンも少ない

②過去のデータでは株式の方がリターンが優れています
→10年後や20年後と長期になればなるほど株式

③ご自身の性格にもよります
・リスクを取るタイプか、あまりとらないタイプか
・値動きを最小限にしたいなど
→値動きが気になりすぎる人は、投資している金額が高すぎる可能性があるようです。なので今一度投資金額を見直してみましょう。

④資産家ならいいかもしれません。
・仮に10億持っているなら2%の利回りでも年間2,000万の収入です。
これで十分暮らせます。
・現金の置き場代わりに使い人もいるようです。
→例えば株高で今は買えないとか現金が多すぎて寝かせておくよりいいなど
・元本が大きい人には選択肢になります
→今から資産を増やしていこうという人には債権はリターンが低いのでそれを考えるかです。

⑤債権か株式か?
・債権がポートフォリオの主役にはならないということでした。
・組み入れること自体は悪くありません。

⑥オススメの債券ETFは?
・AGG(ブラックロック社)
・BND(バンガード社)
→米国の債券市場全体に分散投資している
だそうです。

ただめんどぐさがりの方や初心者の方は、
「eMAXIS slimバランス(8資産均等)」がオススメのようです。
→世界中の株や債券に分散投資の投資信託です。ただ当然ですが過去の実績を考慮すると株式100%よりもリターンが少なくることは今後も予想されます。
株式100%の投資信託(楽天VTIなど)やETFと、債券ETFを組み合わせて好きな比率するのもありのようです。
最終好みのようです。

今回で債券と株式の関係を学べました。

ではまた。

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