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心があたたかくなる場所が必要だ

――あたたかいご飯を食べて、あたたかいお風呂に入って、あたたかい布団で眠る。人間の一日の幕を閉じる場所には「あたたかさ」が必要であることからも、生きていく上で必要なもののひとつといえるのではないでしょうか。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「心があたたかくなる場所が必要だ」というテーマで話していこうと思います。


📚子どもたちと触れ合う場所

先日、僕はスクールボランティアに行ってきました。小学校の先生の授業のサポートをしたり、子どもたちと遊んだり、学校運営について会員の方と考えたり。たくさんの出逢いと学びと気付きがありました。

僕はといえば前日に日付変わるくらいまで高校の同級生たちと呑んでいたので若干二日酔い。そんな身体で学校のボランティアなんかに行くなって話ですが、やるからには全力、子どもたちと触れ合い、戯れ合いました。子どもたちの体力には底がなくて、20分の休み時間ずっと走りっぱなし。大学生といえど体力が無尽蔵の小学生10人くらい相手にはさすがに疲れました。そのあとの3時間目の授業は、二日酔いが戻ってきてだいぶしんどかった(笑)

それはともかく、全力で走ったのって久々だなと思いました。同じく小学生のいとこと遊ぶときくらいなもので、運動部にも入っていない僕が全力で走ることなど、全身を使って遊ぶことなど無くなってくるんですよね。バイトに遅刻しそうになって全力疾走はあるけれども(笑)

全力で走る、遊ぶ、楽しむ。

それが実現できる場所はなくって、いや、見つけにくくなってきていて、ちゃんと見つけようとしなければ全力で楽しむ機会は皆無に等しくなってしまいます。

僕のボランティア先は、校長先生も副校長先生もみんなキラキラしていて、全力で小学生と向き合っているんですよね。全力で向き合えばしんどいこともある。疲れることもそりゃあります。ただ、身体も心も汗をかいて、時に涙して、体温が高まっていくんですよね。

学校運営協議会には、フリーランスの方も参加されているんです。ふだんはオンラインでカウンセリングをされている方で、対面で語る場所が少ないと言っていました。ただ、だからこそ、対面で、意見をぶつけ合って、ひとつの目標に向かって一歩ずつコマを進めていく作業に価値を見出しているのです。


📚住み開きシェアハウスを訪れた

スクールボランティアを終えたその足で、僕は住み開きシェアハウス「はちとご」を訪れました。初めての来訪だったんですが、大学の近くに面白い場所があると知って、少し前から気になっていたんです。

一軒家のはなれを地域に開放していて、そこで住民たちを含め、おしゃべりしたり、読書したり、勉強したり、遊んだり、飲んだり食べたり、畑を耕したり、いろいろできる場所なんです。

実はそのオーナーの板谷隼さんもnoteをやられていて、そこで「はちとご」の説明やこれまでの活動を残していらっしゃるので、興味を持たれた方は是非、隼さんの記事を読んでいただければと思います。


昨日の「はちとご」には住民の方おふたりと、僕と同じ学年で学部の大学生がひとりいました。着た瞬間からアットホームな空間がそこにはあって、すんなりなじむことができました。

「はちとご」はちょっとした図書館のような役割も果たしているんです。だから、本棚には魅力的な蔵書がずらっと。思わず興味を惹かれるタイトル、今まで見たこと無いような装丁の本を見つけて、興奮しました。せっかくの機会だし、また来る口実にもなるし、単純に読みたくなったので、厳選した4冊を借りました。ゆっくり味わっていこうと思います。

また、少ししてから隼さんが帰宅されまして、お話する機会がありました。ちなみに僕は、インスタやnoteの記事で隼さんのことを知って、ちょこちょこ調べていたんですが、どうやらそれは隼さんもそうで、お会いしてすぐに「君のSNSは見てる」とのこと。なんなら、どうすれば「はちとご」に来てもらえるかを考えられたそうで、どうやら僕は隼さんの敷いたレールの上を歩いて、「はちとご」に辿り着いたようです(笑)

隼さんは面白い人でした。「Funny」の意味でも、「interesting」の意味でも面白かった。おすすめしてくれた本はどれも魅力的だったし、惹きつけられる内容のものばかりでした。さらに、そこにのっかっている隼さん自身のエピソードトークも面白かった。

本に限らず、音楽にも精通していて、興味深く拝聴できました。カルチャーを興じる、人生を楽しむってこういうことか、と思い知らされました(笑)

結局帰ったのは23時。翌日朝早くからバイトだったからお暇したけれど、泊まり込む勢いでした(笑)それくらい、心あたたまる空間がそこにはあったんです。


📚心があたたかくなる場所

人はみな、心があたたかくなる場所を求めている気がします。自分に素直になれる場所、背負っていた荷物をそっと下せる場所、そこにはいつもあたたかさがあります。

あたたかいご飯を食べて、あたたかいお風呂に入って、あたたかい布団で眠る。人間の一日の幕を閉じる場所には「あたたかさ」が必要であることからも、生きていく上で必要なもののひとつといえるのではないでしょうか。

世の中にあふれているわけではないからこそ、あたたかさを感じ得る場所を、これからもひとつずつ大切にしていこうと思います。最後まで読んで下さりありがとうございました。

20230318 横山黎




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