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毎日投稿を続ける意義

――365日、日記のように、その日思ったこと、考えたことをアウトプットしていたので、それらを振り返れば、当時の自分が経験したことや、知覚したことを思い出すことができるのです。


人生は物語。
どうも横山黎です。


今回は「毎日投稿を続ける意義」というテーマで話していこうと思います。


◆毎日投稿に意味があるのか


僕は2021年の7月1日からnoteに記事を毎日投稿しています。かれこれ1年と3カ月となりますね。


記事を毎日投稿する意味はあるのか、頻度を落として渾身の記事を投稿していった方がいいのではないか、などなど、毎日投稿に関する議論はよくされますよね。


毎日投稿に意味はあるのか。


僕もnoteを始めたての頃はその疑問と向き合っていました。言ってしまえば、文字の羅列です。そのうえ、僕はまだ何者でもない。ただの大学生でした。駄文といっていい文章を書き続けて、何か意味があるのか。よく考えていました。


その度に僕はいつも同じ答えを出していました。


「きっといつか意味があると分かる日が来る」



◆続けた先にあるもの


何だってそうですよね。ある程度続けないとその魅力や本質に気付くことは難しいじゃないですか。


大学生の僕は人並みにバイトをしているんですが、仕事の流れを覚えるためにはやっぱりそれなりの時間が必要です。逆にいえば、続けていれば身に着くものであるわけです。


人付き合いだってそう。どこか遊びに出かけたり、呑みに行ったり、電話をしたり、時間をかけることで相手の人となりが見えてくるじゃないですか。


noteの毎日投稿に関しても同じことです。


記事を投稿し続けた先に、その魅力や本質が見えてくる。自分のしてきたことの意味を認められる日がきっと来る。


そんな風に未来を信じることにして、僕は今まで毎日投稿を続けてきました。最近のことですが、その意味がちょっぴり分かってきた気がします。



◆未来のどこかで意味が分かる


最近、新作の原稿の執筆に明け暮れています。


11月20日に開催される文学フリマ東京35に、僕は出品者として参加します。出品する作品は2つ。


1つは小説『Message』です。


成人の日の夜に亡くなった青年が、「110」という血文字を遺しました。そのダイイングメッセージの謎を解くヒューマンミステリーです。人生最後の瞬間、人はどんなメッセージを遺すのか、その疑問と真摯に向き合った物語です。


試し読みはこちらから

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そしてもう1つの出品作品は、メイキングエッセイ『伝えたいことが20年分ある』です。これは小説『Message』の制作の裏側や裏話を綴ったエッセイです。


実は、小説『Message』、2度に渡る共同創作によって作り出されたものなんです。僕だけでつくったわけではなく、複数人であれこれ議論しながらより良い作品を目指しました。めちゃくちゃ面白い経験をしたので、そのときのことを赤裸々に語っています。


映画のパンフレットのようなイメージを持ってもらえるといいかなと思います。

第1章を全文公開しています!

↓↓↓



で、話を戻しますが、このメイキングエッセイは現在絶賛執筆中でして、まだ完成していないんです。


今、第4章まで書き終えています。全部で第5章まで書こうと思っているので、あともう少しなのですが、文章を書く上で役に立っているのが、そう、過去に書いたnoteの記事なんです。


さきほど少し触れましたが、小説『Message』の共同創作の内容や成果、思ったこと、考えたことは、逐一noteの記事にして共有していました。メイキングエッセイをつくるにあたり、過去の記事がめちゃくちゃ参考になるんです。

「そういえばこんなことあったなあ」
「このとき、こんなこと考えていたのか」
「この仮説は当たっていたな、外れていたな」


そんな風に、過去の記事を振り返ることで、自分の過去を思い出すことができたり、新たな発見のすることができたりします。


365日、日記のように、その日思ったこと、考えたことをアウトプットしていたので、それらを振り返れば、当時の自分が経験したことや、知覚したことを思い出すことができるのです。


過去の記事は、
未来のどこかで振り返ったとき、
意味が生まれる。

そんなことを強く思います。



是が非でも、続ける。
その先に見えるものがある。
意味や意義を理解することができる。


そう意識して、これからも毎日記事を投稿していこうと思います。



最後まで読んで下さりありがとうございました。

20221009 横山黎





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