見出し画像

確定申告のイベントに行ってみた。

――僕は昨日のイベントは参加するだけで意義のあるものだったなと振り返っています。実際にやってみて、確定申告のめんどくささを身をもって実感したし、宮田さんとちゃんと毎月経理の時間を確保するべきだねという話になったし、自分の確定申告のときに活かす経験をすることができたのです。


人生は物語。
どうも横山黎です。

大学生作家として本を書いたり、本を届けたり、本を届けるためにイベントを開催したりしています。

今回は「『イベント』という学びの機会」というテーマで話していこうと思います。



📚確定申告の会に行ってみた

昨日、昼間に開催された「確定申告の会」に行ってみました。木の家ゲストハウスのオーナーの宮田さんの主催のイベントで、みんなで集まって助け合いながら確定申告という年度末のモンスターを倒すためのものです。

もうすぐ卒業とはいえ僕はまだ大学生だしフリーで仕事をしているわけでもないのですが、4月から僕は木の家ゲストハウスの管理の業務を委託することになり、来年は自分も確定申告をやらなければいけないので、その予習も兼ねて参加することにしました。

宮田さんのお力添えをしたかったしね。

ということで、14:00くらいから参加者6人で確定申告と向き合い始めました。といっても、確定申告をしているのは2人だけで、他の人は2人の手助けをしていました。僕はもちろん宮田さんのお手伝いをしていたわけですが、何せ確定申告自体初めてなもので、fleeのアプリの使い方や、この経費はどの種類に分類するべきなのかなどまわりの人にいろいろ訊きながら進めていきました。

宮田さんは去年の2月からゲストハウスをオープンして、破竹の勢いでゲストハウスを3軒くらい開拓していきました。同時に近くでクラフトビールバーも運営し始めました。とにかく忙しかったから経理に時間を割いている余裕もなかったのでしょう、ほぼ何も手を付けていなかったので、山になっているレシートをひとつずつ電子処理していきました。

18:00くらいまでぶっ通しでカタカタしていた結果、経費の処理は終わり、売上の打ち込みも少し済ませることができました。最後の方は3人がかりで宮田さんのお手伝いをしていたこともあり、だいぶ進捗した感じです。

このイベントを通して、僕がいちばん印象的に残ったことは、「こういう痛い目に遭うから毎月ちゃんと経理するべき」でもなく、「宮田さん朝食にすき家行きがち」でもなく、参加者のひとりから言われた言葉でした。

「学生のうちにこういうこと知られてよかったね」


📚学校じゃ教えてくれない

言われて確かになって思ったんです。さっきも言ったように、来年から僕は個人事業主になるわけで確定申告をしないといけないわけです。もちろんやらないといけないときが来たら自分で調べたり、周りの人に訊いたりして、どうにかするんだろうけれど、今のうちに勝手が分かっているのと分かっていないのとでは全然違うなと思ったんです。

そういう意味で、僕は昨日のイベントは参加するだけで意義のあるものだったなと振り返っています。実際にやってみて、確定申告のめんどくささを身をもって実感したし、宮田さんとちゃんと毎月経理の時間を確保するべきだねという話になったし、自分の確定申告のときに活かす経験をすることができたのです。

確定申告の仕方なんて、学校じゃ教えてくれないじゃないですか。義務教育9年間受けてきて、高校3年間、大学4年間勉強してきて、学校側が確定申告の話に触れたことなんて一度たりともありませんでした。きっとみなさんもそうだと思います。

評価教育が軸にあるし、小中高の教育課程は大学受験のためのようなものであるし、仕方ないっちゃ仕方ないんだろうけれど、漢文とかに割く時間があったら、少しでもお金について教えてくれたらなと今では思います。
#これでも教育学部
#しかも国語の学科

生きるために必要なことはたくさんあるのに、学校じゃ教えてくれないものってたくさんあるなと思っていて、個人的には、学校教育よりも、学校じゃ教えてくれない生きる術を学ぶ教育に興味があります。それもあって、僕は教員の道に行かず、いつか自分のやりたいことをやれる「場所」をつくるために、ゲストハウスの管理をしてみることにしたんです。


📚「イベント」という学びの機会

木の家ゲストハウスはもちろんゲストハウスなんだけれども、それ以外の用途で使われることもあって、BBQ会場になったり、部活のミーティングスペースになったりします。昨日、一昨日の夜は鍋パを開いていたし、今度モルック大会も開かれます(笑) そして、この記事で取り上げたように、「確定申告の会」も開かれました。

個人的に思ったのは、「イベント」と「学び」の相性って良いなってこと。イベントはそもそも面白そうだなと思って参加するじゃないですか。少なからず心を動かされたから参加してみようかなと思うわけで、その時点で心がほぐれているので、学びを吸収しやすいんですよね。だからこそ、イベントでは「楽しい」や「面白い」といった感想だけじゃなくて、「ためになった」とか「自分もやってみようかな」とかそういう気付きが生まれやすいんですよね。昨日の「確定申告の会」のイベントに参加した僕が、確定申告をやってよかったなと思い、経理は毎月やった方がいいと気付き、来年への下準備ができたように。

今度の3月3日(日)の桃の節句、僕は「BOOK TALK LIVE ”桃太郎”」というイベントを開催するんです。卒業研究に「桃太郎」を掲げた僕が、あまり知られていない桃太郎の秘密についてめちゃくちゃ物語るイベントです。

トークイベントではありつつ、講演会の要素も組み込んだイベントにしようと考えていて、つまり、僕の物語を受けて、学びを受け取って欲しいなと思うのです。そのためには、心をほぐす必要があるし、まずは「面白い」と思ってもらわないといけません。残り日数は限られていますが、できる限りの準備を続けていきます。

今夜は第3回スタッフミーティング。仲間と一緒に最高の舞台を作り上げていきます。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20240212 横山黎



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?