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【文学フリマ】ブースの位置が決まった

――ブースの位置が決まった今、与えられた場所でどのような立ち回りが求められるのか、整理していこうと思います。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「ブースの位置が決まった」というテーマで話していこうと思います。


◆文学フリマ東京35までもうすぐ


今日は11月1日。今年もついに残すところあとふた月となりました。日増しに寒くなっていくこの頃ですが、みなさん、体調は大丈夫ですか?

さて、11月になったということは、例のイベントが間近に迫ってきたことを意味します。


11月20日(日)に開催される文学フリマ東京35に、僕は出品者として参加します。当日に向けて絶賛準備中です。

先日、出展者のブースの位置が発表されました。今回は僕がどこで出店するのかを共有すると共に、この位置で出品するメリットデメリットを整理していこうと思います。


◆ブースの位置が決まった!


僕のブースの位置は次の通りです。下の地図に、入り口から僕のブースへの行き方を示しています。当日参加される方は、是非、画像を保存して、いつでもチェックできるようにしておいてほしいです!

東京都流通センター
第一展示場
G31-32


ブースがどこに位置するか、それによって少なからず設営や売り方が変わってくるかなあと思っていました。ということで、ブースの位置が決まった今、与えられた場所でどのような立ち回りが求められるのか、整理していこうと思います。


◆この位置の是非


この位置のメリットは、左隣に誰もいないということ。柱があるだけなんです。列の途中ではありますが、端っこに位置しているのでお客さんからしたら目につきやすいんですよね。

ウィンドウショッピングのように商品をさらっと見ながら歩いている人は、次のブースに目が行きがちですが、端っこの店は視点がそこで止まります。次に視点を置く場所がないからです。

ですから、比較的注目を集めやすい場所かなあと思っています。これまでさんざん1秒で惹きつけないと立ち止まってもらえないという話をしてきましたが、2秒くらいは待ってくれそうです(笑)


注目を集めやすい場所になったとはいえ、興味を惹くための工夫を凝らす手を緩めるつもりはありません。引き続き、いろんな可能性を探っていきます。

その可能性のひとつが、ウォールバナーです。

前回の文学フリマ東京にお客さんとして参加したとき、絶対に「でかさ」「高さ」を追求した方が注目を集めやすよねと思ったので、自分が出店する際に気を付けようと考えていました。

そこで僕が出したアイデアがウォールバナー。布製の看板を店の後ろに置くんです。高さ、でかさを追求できるだけじゃなくって、背景を潰せるという利点もあります。


僕のブースのレイアウト


僕のブースの後ろには、当たり前ではありますが、他のブースがあって、他の出展者さんがいて、お客さんがいます。僕の店の前に来たとき、雑多な背景が視界に入り、自分のブースへの興味が薄れてしまいます。多分無意識のレベルでしょう。しかし、たとえ意識していないとしても、どれだけ微々たる変化だとしても、やれることは全部やっておきたいのです。

背景もちゃんと自分で設計することで、自分のブースへの関心を集めようというわけです。

ウォールバナーには、「110」のロゴだけを刻みます。


僕が出品する小説『Message』では「110」というダイイングメッセージが登場するんです。「110」とは何を表しているのか、という分かりやすい謎なので、文学フリマ当日もそれを問いかけるセールストークをすることで、興味を惹こうと考えています。

「110」を押していくので、ウォールバナーにも大々的に「110」を刻もうと考えたわけです。高さがあるから遠くからでも、「110」ってなんやねん!と気になるでしょうし。


ただ、ブースが入り口とは反対の方を向いています。やっぱり入り口付近の方がたくさんの人がいますし、入り口の方へ向けて「110」を発信していきたかったんですが、残念ながらそれは叶いそうにありません。

とはいえ高さがあるので、「あの黒いのは何?」となってくれたらいいなと希望を抱いておきます。


文学フリマまでもうすぐ。

今日は文学フリマでも販売する新作の推敲をしていこうと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました。

20221101





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